ゲストさん
(公開日:2015/07/07)
【
前から気になっていて…
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前から気になっていて、一気に読みました。女とは、人間とは、愛とは、重い内容です。読後感は落ち込みますが、少し前の日本でこんな事があった事を、簡単に自分や他人を傷つける10代の若い子達に知って欲しいです。醜女でも気持ちが綺麗な道子、歳を重ねる毎に凄みを増す九条、道生を軸に絡んで咲く女達の生きざまは圧巻です。
ゆーなさん
(公開日:2015/08/12)
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北海道室蘭の歴史や人…
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北海道室蘭の歴史や人々の暮らしが良くかかれた作品です。この時代まだまだ男尊女卑が激しいく、女性が始めとお給料を頂く為に働く仕事が体を売る仕事だったんですね。胸が張り裂ける思いで一気に読んでしまいました。
ゲストさん
(公開日:2015/04/27)
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女性向けの単なるエロ…
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女性向けの単なるエロ漫画かと思い、暇に任せて読み始めたが、良い作品であった。戦争が普通の人々を狂気に駆り立てていき、人が個人として存在することのできなかった時代について、室蘭の歴史を題材に描かれている。今からは想像できないこれらの出来事が、つい70年前まで日本中で普通に起こっていたのだと思うと、昨今憲法改正論議が盛んなこの国の未来についても想像力を持って考えることができるだろう。
あちゃさん
(公開日:2015/05/18)
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何度も衝撃を受けつつ…
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何度も衝撃を受けつつも一気に読んでしまいました。人生のなかで印象深い漫画の1つになりした。人間描写もちろん、壮大な景色の絵コンテも迫力あります。
ゲストさん
(公開日:2015/05/11)
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自分の母は、昭和初期…
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自分の母は、昭和初期の青森生まれ9人兄弟の上です。もし、祖父、祖母にもしもの事が、あったなら主人公の用に上から売られていたのかも知れないと思うと、祖父母および全ての先祖に感謝して止みません。そして、色々あるけど今に生きている事に感謝!そして、名知られず亡くなっていった方々に慈愛が注がれますよう祈っています。
ゲストさん
(公開日:2015/05/28)
【
この手の題材にありが…
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この手の題材にありがちな苦労そこそこのウナギ昇りの出世劇ではなく、淡々としたシリアスすぎる史実の描写に深いショックを感じさせられた。戦争と同様、時代の渦に消えていった先人達への改めての追悼と敬意を覚えた。
ゲストさん
(公開日:2015/05/26)
【
女郎って知識としては…
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女郎って知識としては知ってるし、なんとなく哀れなものというイメージはありましたが、ここまで身に迫ってその辛さを感じられたのは初めてかもしれません。売られた女たちが皆かわいそうでなりませんでした。
ランランさん
(公開日:2015/05/11)
【
毎回広告を目にし試し…
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毎回広告を目にし試し読みをした際一気に読みました。女性の悲しい史実です。それでも生きなければならない時代があったのですね。お梅や武子の生き様に凄まじさが伝わり読み終わった後も気が重く寝付けない状態です。花魁姿が美しいだの、慰安婦がどうだと言われる今日ですが、その背景は貧困と地獄のような日常であり人権無視が平然と行われていた時代だった事と、今の私達それをしっかり知らなくてはいけないと思う作品だと思います。2巻に関しては道生の言葉がリベラルだと思いましたが当時の人が口に出せなかった言葉の様にも思います。展開があまりにも飛び過ぎてついていけなかったのも否めませんが、ラストシーンを観て女性の人権が無視される世の中が再びこない事を願って止みません。
ゲストさん
(公開日:2015/07/22)
【
この漫画を見て、やっ…
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この漫画を見て、やっぱり男は最低、という感想を持つような短絡的な思慮の浅い方が割といてがっかりです。どうしたらそんな感想になるのだろう。何度見ても心にズシンと来る。もう四度ほど読み返しました。課金しても読んで良かったと思えます。「ツイッターおばあちゃん ミゾイキクコ」さんの名言。「戦の絶えないじだい、子供は男でなくては力にならない。女の子は政略の道具にした。戦のなくなった時代も貧しい時代は稼ぎ手である男が歓迎された。だが豊かな時代になると、女の子は癒しを家庭のなかにもたらす存在となる。女性が歓迎される時代家庭は、豊かな時代豊かな家庭を示すバロメーターかも。」
kboさん
(公開日:2015/05/12)
【
今まで電子書籍を利用…
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今まで電子書籍を利用したことはありませんでした。しかし、本作品を試し読みしたところ、壮絶で心に詰まるストーリーの勢いと、あまりの激動の時代と女の性が売り物以下である息苦しさがあるものの続きが気になり、会員登録をしました。最後まで読み、購入してよかったと読感に満足しています。
りんりんさん
(公開日:2015/07/23)
【
女に生まれたがために…
】
女に生まれたがために貧困のために売られ、純情も性も人間であることすら踏みにじられ、 どんなに怖かったろう、痛かったろう、悲しかったろう。北海道開拓のためにタコ部屋に売られた男たちも悲惨だが、この時代の貧困層の女性たちよりはましだ。なんの選択権もなく恐ろしく辛く絶望の日々を強いられる。ここに出てくる四人の少女は何万人ものそんな女性たちのまさに代弁者。こんな絶望的な日々に人間として生きようとする。そんなストーリーに心を強く打たれる。男が悪いのではないのだ。国が時代が悪いのだ。後半では梅の娘、道生の強さに打たれる。母への思慕をいつも胸に沢山の涙を流しても強く強く立ち上がる。その姿は壮大で圧巻だ。そして道生を守り育てたばっちゃんは女郎である母親の梅には随分辛く当たるが偏屈ながらも道生へは己の命を懸けて愛情を注ぎ続けるとても素敵な人だ。このような歴史があったことを決して忘れてはならない。
みーさん
(公開日:2015/07/17)
【
読んだ後に心に深い爪…
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読んだ後に心に深い爪痕を残していく作品でした。教科書では習わない日本の歴史の闇の部分。似たような事が実際にあったのだろうと思います。女郎の過酷な運命、貧しい日本。その中でも生きる希望を捨てない彼女達の強さ。様々な意味で忘れられない作品です。
ゲストさん
(公開日:2015/07/28)
【
うまく言えないけど、…
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うまく言えないけど、なんかお腹のあたりがキューっと痛くなるような、そんな物語でした。深夜に一気に読んで、凄く眠いはずなのにその日は眠れませんでした。朝になってもう一度読み返し、また同じ気持ちになりました。内容自体も凄く深くて良いものでしたが、物語の構成も時系列が入り組みながらもしっかりしていて、文豪が書いた名作の小説を読んでいるようでした。
ゲストさん
(公開日:2015/05/22)
【
一巻はつらかった。似…
】
一巻はつらかった。似たような話が実際にあったのかもしれないと思うとゾッとした。でも、先を読みたくなった。最後はほっとしたのでやはり読み進めてよかった。
ゲストさん
(公開日:2015/05/29)
【
深く感動しました。汚…
】
深く感動しました。汚れた世界の中で男たちに陵辱され続けながら、人間性を失わずに生きた梅子の人生。その魂が子へと受け継がれてゆく様が本当に素晴らしかった。救いのない物語のようでもあるが、暗闇の中に確かに強く輝く光を示してもらえた作品です。
にゃんさん
(公開日:2015/05/20)
【
最後は、全ての登場人…
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最後は、全ての登場人物に感情移入してしまいました。そして、全員幸せになればと祈りながら読み進めました。作者様の歴史背景の勉強ぶりには驚かせられますし、同じ女性として、いくら戦前の話とはいえ無視できる内容ではありませんでした。漫画とはえ、軽い気持ちで読む物ではありません。でも、多くの人に知ってほしい漫画でもあります。
ゲストさん
(公開日:2015/06/26)
【
じっくりためし読みが…
】
じっくりためし読みが出来たので読み始めました。初めて課金して一気に読み進めてしまいました。悲しい現実に涙が止まりませんでした。どの時代も弱者にはとても厳しく抜け出せないループのようだと思います。本人だけの努力ではなかなか変えられるものではないけれど、諦めてしまえば何も変わらない現実。自分の代では変わらなくても次の世代に負の連鎖が引き継がれないようにと選択し子供から離れて耐えた母の思いにも涙が止まりませんでした。昭和の時代まで続いた影の現実を知り、同じ事を繰り返さない為にも読んで良かったと思う作品です。
さんびきのこぶたさん
(公開日:2015/06/02)
【
とても悲しくなりまし…
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とても悲しくなりました。男女含めて3人の子どもがいますが、お腹の中に宿り、胎動を感じたり、十月十日本当にいとおしく思いました。愛情薄い私が、子どもを愛せるのかと、妊娠するまで不安でしたが、ここまで母親は我が子を愛せるものなのだと思いました。平気で我が子を売り物にするなんて、どんな時代でも同じ母親として許せません。私なら、自分が死んででも、我が子は売りません。お梅さんたちの親がどうしたらそんなことができるのだろうと、とにかく悲しくなりました。そんな時代だったと言われればそれまでですが、母親が子どもを売るなんて……悲しいことですね。今の世の中に産まれて、本当に幸せなことだと思いました。
ゲストさん
(公開日:2015/05/14)
【
バナーから「醜女の女…
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バナーから「醜女の女郎」の触れだしが結構インパクト強かったから読んでみることに。序盤も美人の中にどうしようもないブスの道子という存在が目立つし、彼女にスポットあてた作品かと思いきや、意外とあっけない脇役で終わったな(笑)あと結局誰を主役に置きたいのか、よくわからん漫画だ。
ゲストさん
(公開日:2015/07/22)
【
読む勇気がなかったけ…
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読む勇気がなかったけれど、レポをちらっと読んで、ようやく読みました。見ていられないようなシーンもたくさん、ありました。ストーリーは創作でも時代は実話なのだろうと。辛うじて四大出てるので、せめて頭を使える女性になろうとなんとなく思いました。なんておもえばいいのだろう。何をすればいいのだろう。と思いましたが、皆さんのレポも合わせて読んで、ちょっと落ち着きました。