ゲストさん
(公開日:2015/05/11)
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娘を売った哀しい歴史…
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娘を売った哀しい歴史を題材した小説や映画は結構見てきたつもりです。ただこの作品は描写が具体的過ぎたせいかあまりにも登場人物に感情移入し過ぎて読んでて痛かったし悔しかったし苦しかったです。松恵、武子、お梅、道子…それぞれの女になりました。四人四様の中でも今だに心を占めているのは道子です。哀れで切なかった…美しい松恵、武子、お梅の悲惨さ…それさえも憧れる道子…女郎になりたいと切望する道子殆どの女郎が自分の悲惨な境遇を嘆き売った親を恨んでいるのに体壊して血吐いてボロボロになりながらも最後に言った言葉は切なかった高く売れなかった道子に親不幸者となじった親にたくさん稼いで腹いっぱい食わせたかった…ってすまねぇ…って道子の登場する全てのシーンが忘れられません
ゲストさん
(公開日:2015/05/14)
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人間として産まれてき…
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人間として産まれてきたのに、男性の性欲処理の為だけに生かされ、一生郭の中で飼い殺しのような生活を強いられたら女性がつい70年前まで実在していたかと思うと、悔しくて悲しくてやりきれない気持ちになります。全編辛い内容ですが読み終わった後は自分も強く生きていこう!という気持ちにさせてくれる作品でした。読んで良かった知って良かったと心から思える作品です。
ゲストさん
(公開日:2015/06/08)
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女であっても男であっ…
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女であっても男であっても、金がない人間力がない人間は使い捨てされていた時代。翻弄されながらも生き抜く人達。久々に読みごたえがある漫画でした。
室蘭育ちさん
(公開日:2015/10/26)
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私が生まれ育った街。…
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私が生まれ育った街。室蘭。日本一の坂と呼ばれるそこは私が住んでいた沢町の下に今もあります。本当に短い坂なんですけど 子供の頃、何で日本一の坂なのか解りませんでした。この漫画を読んで、そういう事なのか…と納得。悲しい歴史がある事を知り、涙を流し読みました。
衝撃的な作品だと思います。
ゲストさん
(公開日:2015/05/15)
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バナー広告で見て気に…
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バナー広告で見て気になっていましたが、読み始めて一気に読了しました。両親の出身は北海道です。両親共に子供の頃に戦争体験はしていますが、案外食料に困らずにいられたと聞いてました。室蘭にも親戚がいたと思い出話は聞いていましたが、一方でこんなに辛い立場におかれている人もいるとは想像もしていませんでした。今は女性のおかれている立場も随分変わりましたが、その影にはほんの数十年前に壮絶な綺麗事では済まない日々があったのだと身につまされました。一読の価値があるお話です。
みらいさん
(公開日:2015/05/11)
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15年位前に、1巻だ…
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15年位前に、1巻だけ読んで続きが気になっていた作品です。今回デジタル化された事を知り、迷いなく購入しました。「女こそがその時代そのもの」まさにその通りだと思いました。女の性、本質を描き切った秀逸な作品です。何度読んでも、胸に響きます。
ゲストさん
(公開日:2015/05/18)
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時代の過酷さが表現さ…
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時代の過酷さが表現され、現代は平和なのだと感じさせられます。2巻でお婆さんが亡くなるときに遺した言葉に涙が一気に流れました。いつだって悪態ついていたけれど、影では身を削ってお金をばら蒔いて、必死に家族を守っていたお婆さん。道生の強さはお梅、茂生、お婆さんの愛によって産み出されたのだと思います。
ゲストさん
(公開日:2015/06/10)
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バナー広告で見て、試…
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バナー広告で見て、試し読みから入りましたが、バナー広告とは全く違う話で、醜女はあまり出てきません。殆どが大日本帝国憲法時代に思想や生き方を弾圧された人々の話です。それはそれで良いけど、バナー広告と関係無さすぎて閉口…。廓に売られた四人の女性の群像劇ですが、その中でも一番スポットが当たる主人公的な人がいて、それが一番無表情で性格にも外見にも特徴がなく、平凡なのでつまらない感じです。無表情のまま客に抱かれているのに、色が白いと言うだけで、何故かナンバーワンの娼婦になるのも謎です。また要所要所に入る室蘭の歴史の解説が、本題とは無関係のものもあり、かなり冗長に感じました。よくある戦争物の駄作。
ゲストさん
(公開日:2015/04/20)
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重苦しいテーマだけど…
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重苦しいテーマだけど、そう遠くはない過去に実際にあっただろう内容で、現代も姿を変えて同じような境遇にいる女性はいるんだろうなと考えさせられました。
いたるちゃんさん
(公開日:2015/05/14)
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この作品のレポを書か…
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この作品のレポを書かれている方が女性に偏っていることが気になります。 男性の読後のレポも読みたいです。 遊郭での仕事は遅かれ早かれ性病に蝕まれるリスクを伴う過程もしっかりと描かれている。現代なら梅毒は飲み薬で治療出来るがこの時代は壮絶なのが伝わる。遊女と芸者も仕事の違いも壮絶。違北海道の歴史は屯田兵くらいの知識しかなかったのですが、より深く知ることが出来てよかったです。
ゲストさん
(公開日:2015/05/25)
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うちの父方の祖母のお…
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うちの父方の祖母のお兄さんはかつて北海道の女性と駆け落ちした経緯があります。どうしても結ばれたくて、こっちまで、逃げてきたそうです。今の時代の平和は表面上だけ豊かで、中身や本質は昔と変わらない。むしろ悪化してる。
ゲストさん
(公開日:2015/08/20)
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物がモノなだけに、意…
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物がモノなだけに、意見の分かれる所かと思いますが、史実背景に女の生き様を母娘立場をとおして書き上げたすごい物だと思います。共感も、同情も、今の時代を生きるには薄いかもしれません、この漫画によって揺らされた自分の感性がなんであるのかが大事な物だと思います。早足で抜ける一時代が室蘭の全景描写で表れている。人物の精神描写の訴え方が力強い。漫画として、これは読むべき
ゲストさん
(公開日:2015/06/03)
【
室蘭出身なのに遊廓が…
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室蘭出身なのに遊廓があったなんて知らなかったー。幕西とか近所なのに(;゜0゜)今度かえったら散策してみたいです。
コロンさん
(公開日:2015/06/18)
【
男性の方が大変そう!…
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男性の方が大変そう!!(;Д;)女性は細やかな幸せを見つけられるけれど、男性は奴隷のように、身を削り体が無くなるほど、頑張って気の休まりようの無んてない!! 男性は考え方を諦めるより、1分1秒か過酷すぎる耐えがたいものに思う。人間扱いされてない男性を 体で癒す女性がいる。女性の愛は宿命的に辛い、命がけで好きな人の子供を産む母は凄い大変。 私は父がいなくて、障害のある兄を持つ、体を売ったことが1度もない、最終的にお金がない人がやると小さい頃から思っていた。戦争は小さい頃からもっともよく勉強した。この日本でお金がなくて生きていけない人は 絶対にいない。毎日当たり前な幸せが感じられない日なんてない。 現代人が人を不幸だと思うレベルがあまりに低すぎる。私は、過酷な労働で九死に1生を得た経験があり、他の人なら絶対に死んでいたと言われる 生命力を使い果たしたことがある
ゲストさん
(公開日:2015/05/26)
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広告のバナーの「醜女…
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広告のバナーの「醜女の女郎」という煽り文が気になってついつい購入してしまいました。正直言うと、あまり救いのない結末で(道生はハッピーエンドでしたが)特に主人公のお梅は女郎を辞めてからも差別され、時には襲われていたので、読後感はあまりよくありません...しかし、「花魁」の様な華やかなイメージで女郎のことをひとくくりで見ていましたので、この作品の描写には驚かされました。お酢を溶かした水で膣洗浄をして、避妊していたこと、いくら働いても玉代はピンハネされ、化粧代、着物代、部屋代で借金が膨らんでいく一方なこと等はこの作品で初めて知りました。この様な名作に出会えて良かったと思っています。
ゲストさん
(公開日:2015/05/28)
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祖父の話ですがでっち…
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祖父の話ですがでっち奉公の仲間が遊廓で働くお姉さんと逃げる相談をしていて奉公先を逃げた人がいたそうです。どうなったのかなぁ…とずーっと気にしていました。親がこどもを売ったなら帰るところもないでしょう…こんな時代があった事を忘れてはいけないです。
みさん
(公開日:2015/05/20)
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必死に生きて、私たち…
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必死に生きて、私たちに命をつないでくれた方々のことを知りました。社会の矛盾、命の尊さ、人を愛すること、愛の表現…過去をきちんと知って、その上でこれからを見つめ、懸命に生きたいと思いました。
徹夜さん
(公開日:2015/06/25)
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いつも見ているサイト…
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いつも見ているサイトに広告で出ていたのすが、遊郭の話だと分かっていたのでなかなか見る勇気が持てず・・・思い切って読んでみると、知らなかった悲しい女性の歴史に胸が締め付けられそうになりました。自分たちの子供が幸せになるためにも、こんな時代は二度と繰り返してはいけないなと思いました。
がーなさん
(公開日:2015/06/15)
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泣きました 女性とし…
】
泣きました 女性として強い生き方を学びました あの時代もあったのかと思うと悲しくて涙が止まらなかった
ゲストさん
(公開日:2015/06/22)
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戦前なんてそんなに前…
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戦前なんてそんなに前の話じゃないのに、時代は全然違うんですね。私だって毎日の生活に楽はしてませんが、今は当然のように女性に人権があるし、個人の意思を殺す必要もないし、自分の自由に働ける恵まれた環境だと再認識しました。無い物ねだりばかりしていられないなと自分に喝を入れるきっかけになりました。題材ゆえに大人向きですが、いかがわしさが気になるような描写ではなく、厳しい時代を力強く生きていく登場人物たちに感銘を受けました。