ゲストさん
(公開日:2015/08/17)
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今も昔もどの国でもみ…
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今も昔もどの国でもみんな苦労はあると思いますので、このお話から特別感化される事はありませんでした。不幸なる女性性を救済しようという発想こそ女性軽視なのではないかと思います。シンプルな女の生き様マンガとはとても思えません。広告の打ち方を見ても出資主が気になるところです。ノリや深刻さも古臭いので再読はありません。
もりやんさん
(公開日:2015/05/14)
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1巻の試し読みでとま…
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1巻の試し読みでとまらなくなって購入。内容のheavyさに、1巻を読んだ後しばらくは思い出す感じでした。やっと頭と心の整理がつき、2巻を購入。2巻まで読んで良かったと思っています。
りんさん
(公開日:2015/06/29)
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青森育ちです。こんな…
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青森育ちです。こんな過去があったとは知りませんでした。四人の女性の苦痛が悲しいくらいに伝わる物語でした。途中、目を背けてしまいたくなる描写が多々あり、三日間くらいは頭でぐるぐるしてました。読んで良かった。この時代に生きることに感謝しようと思います。やりたいことをやろう。もっとまっすぐ生きていこうと、思わせてくれたことに感謝です。
美紀さん
(公開日:2015/07/27)
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読んだ後から心に残っ…
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読んだ後から心に残って離れません。本当の愛を知ったお梅の悲しみ、苦しみ。現代は何と自由なんだろう。こういった時代の上になりたっている、と考えさせられました。優しいまともな考えの人間が拷問にかけられる理不尽な時代。親が子を思い、子が親を思いながらも国に苦しめられた時代。直吉の「あれほど魂の美しい女はもういない」とうお梅への愛情、悲しい叫び。何があってもぶれない九条の信念にも強く惹かれました。小学生の娘にもいつか必ず読ませたい作品です。
ゲストさん
(公開日:2015/05/08)
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ネットのしつこいぐら…
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ネットのしつこいぐらいの広告って、どなたかのレビューにもありましたが、まさにその通りで、私もついつい気になって購入。泣けました。それにサブキャラがよかったです。サブキャラで私が惹かれたのは、道生のおばあちゃんと、廓の番頭の直吉です。陰ながらお梅をかばい、お梅を愛していた男…。直吉のクールさにシビレました。直吉は、その後どうなったんだろうか。その後の直吉が、チラッとでも登場するかな と思いながら第二部を読みましたが、ついに登場しなかったのが残念でした(お梅の恋人のアカの青年は登場したのに)。道生のおばあちゃんも、はじめは嫌な感じだったけど、だんだんと好きになりました。最近、ああいうタイプのばあちゃんって少なくなりましたね。でも、いろんな意味でよかった漫画です。
さじさん
(公開日:2015/08/03)
【
前から気になっていた…
】
前から気になっていた作品、一気に読みました。
登場人物すべての人の苦悩に涙してしまいました。お梅を受け入れられなかった姑の本心と苦しみ、直吉の心情など、ひとつひとつが非常に作り込まれています。
道生が幸せに生きることこそが梅の、そして梅を取り巻く人々の願いだったんだと思います。二度とこんな悲しい時代が来ないよう、漫画とはいえ考えさせられました。
刺激が強いので勧められませんが、子供が大きくなったら読ませたいと思います。
すすきの生まれさん
(公開日:2015/07/21)
【
広告が気になり試し読…
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広告が気になり試し読みをし、出身である北海道の話だと知りました。のちに親戚が北海道の室蘭ではない場所で芸妓をしていたことを思い出し、購入に至りました。北海道では本州や九州のように先祖の話をあまりしないように思います。家系図なんて歴史の授業以外で話を聞いたことさえありませんでした。教科書にも書かれていない、アイヌともまた違う"北海道の歴史"を垣間見ることができ、大変興味深かったです。北海道の人が祖先を語らない理由が少しわかった気がしました。幼い頃家族で室蘭を通った時に、「ここが地球岬だよ。自殺の名所なんだよ」と言われた覚えがなんとなくあります。その割には地球岬での自殺のニュースを聞いたこともなく、このマンガを読んで昔から語り継がれた話なのだろうと理解しました。女郎や戦争の歴史は本当に悲しいことです。仕方なかったのだと思います。今はただ、繰り返されることのないよう願うばかりです。
ゲストさん
(公開日:2015/05/12)
【
あまり若い人にはオス…
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あまり若い人にはオススメできないかもですが、読んで間違いないです。えぐいし、汚い。包み隠さず当時の貧困の実態を漫画化したような感じ。不自由で絶望しかない女郎たちや、ろくに食事ももらえず病にかかれば生き埋めにされたとも言われるタコ部屋労働者たち。人の世の興亡には常に下下の人間の人柱がある。忘れてはいけない歴史です。そのように始めにおいて、あの終わり方。清い。泥臭い生き方をして、当時を生きていた人たちの芯のある清さを感じ取れました。
アビーさん
(公開日:2015/05/12)
【
率直にいうとその世界…
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率直にいうとその世界観に吸い込まれるように読める作品です。時代に翻弄された女性達の苦しみ、悲しみ、憎しみ、それが作画に表れています。ただし、全体を通して見ると後編のインパクトが薄いです。一の後に二がなく三のような印象を受けました。後半がこの結末なら登場人物を減らしてでも、一人一人を濃く描いた方が良かった気がします。個人的な感想としては、歴史民俗資料や教材で使うならとても良い作品。物語を重視する漫画ではちょっと物足りないかなといったところです。
ららさん
(公開日:2015/05/20)
【
自分の生き方。生きる…
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自分の生き方。生きる現在。価値観。今を生きる幸せを。省みました。街灯・信号。そのひとつひとつが。きれいに見えて。当たり前の思想。教育の自由。情報。幸せなんだ。欲情に満ちる、損得に満ちる。たくさんを振り返り。涙した。愛する子供。いつくしみ。
ゲストさん
(公開日:2015/07/10)
【
試し読みから一気に読…
】
試し読みから一気に読み進めました。戦争中の話なのに、学校では教えてもらえないお話です。昔の女性の悲しくも辛い過去があって、現在の女性の社会進出があるんだと改めて感謝します。
ゲストさん
(公開日:2015/05/12)
【
涙が止まらない。激動…
】
涙が止まらない。激動の時代の女の一生をここまで描いた作品もそうそうないのでは。また、戦争についても考えを改めなおしました。不穏な足音の聞こえる今、老若男女に読んでもらいたいです。
chelseaさん
(公開日:2015/08/28)
【
まんが王国に入会する…
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まんが王国に入会するきっかけになった漫画です。広告見て、試し読みして、全巻購入。当時の女郎がいかにして生きてきたかを考えると眠れなくなります。しかも、自分の娘ぐらいの子があんなことを目の当たりにしたり。最後はとても気持ちのいい終わりかたでもう一度読み直したいなと思っているんですが、途中までが辛くてなかなか読み直せません。でも読みたい…だから退会できない。私がまんが王国の会員を続けている理由の漫画です。
ゲストさん
(公開日:2015/05/12)
【
試し読みすると衝撃的…
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試し読みすると衝撃的な内容で続きが気になったので購入しました。心が痛くなるシーンが多かったのですが、女郎という職業が社会で必要だったのだと知りました。学校では教えてくれない歴史の勉強になります。
MSさん
(公開日:2015/05/21)
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漫画としては良い作品…
】
漫画としては良い作品だとは思います。ただ、ちょっとレディースコミックじみた場面が多いかも‥女郎屋から白無垢って。他にも?な展開。なので、この作品で人生観だのはちょっと大げさかも。でも、こんな女性たちがいた歴史を知らなかったと言う若い方がいて、そちらの方がショックです。知ってもらういい機会になると思いました。どうぞこの作品を読まれたら、宮尾登美子の本をぜひ読んでみてください。漫画ではありませんが‥
いそのさん
(公開日:2015/06/22)
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よくバナー広告で見る…
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よくバナー広告で見るこの作品。気になって全部読みました。プロレタリア文学でした。こんな遊郭が戦後の高度経済成長前まであったなんて驚きですね。強かに生き抜いた女性は美しいです。
あいみさん
(公開日:2015/05/12)
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広告で気になり、試し…
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広告で気になり、試し読みで更に続きが気になり購入に至りました。実際にあった史実をもとに描かれているためかなりリアルです。戦前〜戦後の話なので、つい最近までの日本の姿だったと思うとぞっとします…。自身も北の生まれで現在も決して裕福とは言えない土地の出身なのであと少し生まれる時代が違っていたら、と思うと恐ろしくなると共に、この時代を生きた女性の強さに心を打たれました。2部からは涙が止まりませんでした。今の時代にこそ、男女問わず読んでほしい作品だと思います。
ニコさん
(公開日:2015/05/12)
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度々画面に出てくるお…
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度々画面に出てくるお勧めをいやらしい気分が悪くなる内容のものだと思い疎ましく思っていました。今妊婦で、臨月ですが、心が汚くなる気分になったら嫌だと思っていました。しかし、なんか気にかかり、思い切って読んでみようと思って無料購読から始めたら、ものすごく社会派の、素晴らしい漫画でした。生きるということが、いかに尊いことか、子を産み、残すということが、いかに女を強くするかということを漫画で学んだ勢いです。醜いこと、辛いこと、むごいこと、知らないことは恐ろしい。昭和初期〜第2次世界大戦が終わるまで〜貧乏な農村からほとんど子どものような10代の幼い女姉妹4人が女郎に売りに出され、壮絶な人生を歩む過程が描かれています。まだとんでもない昔じゃない時代、室蘭という地、ひいては日本という国で、どんなに女性が生きること、生き抜いていくことが大変だったのか。凄まじい生命力を感じる漫画です。皆に読んで欲しい。
ききさん
(公開日:2015/05/12)
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強く逞しく美しくも悲…
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強く逞しく美しくも悲しい女性たちの人生に惹きつけられます。2巻号泣しました。娘が産まれたら道生とつけたい。