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「親なるもの 断崖」のまんがレポ(レビュー)710件
プードルンさん
(公開日:2015/04/27)
感情移入して読むには辛すぎるお話しでした。実際、途中からなるべくのめり込まないように意識してました。それでものめり込んでしまいましたが。女の性も、男の命も、身分が低ければただの消耗品として扱われた時代。実際にも同じような人々がおそらく全国にいたのだと思います。その犠牲があっての都市の発展だとしたら、今後そんな残酷なこと繰り返さないで欲しいと願います。まだその構図は根強く残っていますが、そろそろ歴史から学ぶべきですよね。そんな意味でも、これは読んで損はない作品です。
ののさん
(公開日:2015/04/30)
教科書では学べない歴史が現実にあったと思います。犠牲の元に成り立っている現在。彼らに胸をはって｢日本は良い国になりました｣と言えるのか？考えさせられました。我慢の中に幸せを見つける事が出来る人間になりたいと思いました。
チャコさん
(公開日:2015/04/30)
昭和15年室蘭生まれの父と喧嘩をして最近は口を聞いていませんでしたが、作品を読んでなんて平和ボケしているのだろうと、恥ずかしく思いました。 今も世界では悲惨な戦争で命を落とす罪も亡き弱者がいることを忘れずに、自分に何ができるのか、よく考えてみたいとおもいました。
ゲストさん
(公開日:2015/04/24)
衝撃的でした。家族のために、生きるために身体を売るしかない。その中にプライドを見出だそうする、それぞれが必死で、何とも悲しい壮絶な物語。でも目が離せず一気に読みました。フィクションとは言え、開拓当時実際にあった起きていた事だと想像がつきます。歴史的価値も高い作品だと思いました。
まどかさん
(公開日:2015/04/27)
一気に読んでしまいました。家族を生かすために、自分が生きるために正に身体を張って這い上がろうとする切なさと、ごくごく狭い世界の中で、プライドを持って生き抜こうとする姿が、身体を売ることの善悪を忘れるほど響きました。
あささん
(公開日:2015/04/27)
私は、日本と言う国はすごいと思います。自分の国の大いなる過ちや、本当に辛い思いをした人たちの過去をちゃんと後世に伝えてくれている。国によってはこんなことを発することすら当たり前に禁じられているところもあるのに。この話を読んで私はいかに自分が平和と言う言葉に守られ、着実に女性として世に進出しているか痛感しました。平和を作ってくれた大勢のご先祖様に感謝したいです。この話は沢山の働く女性に読んでほしいです。そして頑張る糧になってほしいと思います。本当に素晴らしいお話です。
ゲストさん
(公開日:2015/04/30)
ネット検索しているとしつこいくらい広告が出てきて、気にはなりましたが絵が 古臭い感じがしたので(すみません！）スルーしていました。暇つぶしに試し読みだけのつもりが即購入し、一気に読みました。子供を売らなくては生きていけない貧困、理不尽な戦争。シングルマザーで日常に不安、不満を感じ「死んでしまいたい。」と度々思っていた自分が恥ずかしいです。普通に仕事ができ、子供と暮らせる日々がなんと幸せな事か…。しかし職業をある程度選べる現代でも女性の性を売り、買うということを選んでいる方もいる(事情がある方もいるとは思いますが）事を複雑に思います。若い方に読んで欲しい傑作だと思います。
たなさん
(公開日:2015/04/24)
売られた女の子達の心情が詳しくかかれてあり、時にはなんてむごいことをと思う時も。。けど貧困の世界とはそういうものなんですよね。。いまの生活は恵まれてる..本当に感謝して生きなければと思いました。
ゲストさん
(公開日:2015/04/24)
大泣きしながら読みました。お梅は幸せだったのかな。今の時代からは想像もつかない女郎という制度。どんなに辛いかなんてわたしには想像もつきません。軽い気持ちで読むと後悔するぐらい壮絶な内容でした。でも最後まで読まずにはいられませんでした。
ゲストさん
(公開日:2015/04/27)
経済の発展の裏には悲しくツラい背景がありそのなかでも逞しく生きる姿にひきつけられました子供から女性へと成長するなかでの葛藤、戸惑い、妬み……すべてがつまった作品でした読んでよかったです
ゲストさん
(公開日:2015/04/27)
胸が締め付けられるような思いを感じた本でした。貧困や差別から脱却するためには、本人の努力のみでは抜けられにくく、偏見により負のスパイラルに陥らざるを得ないのだと改めて感じました。女性が活躍しつつある現代において、過去の血の滲むような努力があったことを決して忘れてはならないと思いました。また、学ぶ事や知識をつける事考える事が、今を生き後世に繋げる我々の役目だと感じました。本当に素晴らしい本です。
りんさん
(公開日:2015/04/24)
感慨深い作品でした。戦争のおぞましさ、その時代のホンモノの背景が映っている様に思いました。今の時代も戦争の恐ろしさを伝えています。けれどそれはとても美化された状態なのではないでしょうか、、自分が女として今普通に働いていることの幸せ、恵まれた時代に生まれたこと、変わらぬ幸せ(ネコ)がそばにいる日常に感謝するキッカケとなる作品でした。
(^ω^≡^ω^)さん
(公開日:2015/04/24)
試し読みで読んでどんどんはまっていき、今までも遊廓、花魁の話を読んできましたが、それぞれの生い立ちから悲しい話や今では治る病や避妊方法、折檻……生きなければならない人生にこんなにも不幸で悲しい話が、私が産まれるほんの何十年も前まであったのだと、彼女達がいなければ、今の生活や豊かになった有り難みがしみじみと伝わってくる漫画だと思いました。読みながら飲み込まれて涙が止まりませんでした。
ちくわさん
(公開日:2015/04/24)
重い内容でしたが、現実にあった話。個人名はフィクション遊女として、どう生きて行くのか三者三様。読み終わった後に、どうとも言えない気持ちになりました。後世に伝えていかないとね。
ゲストさん
(公開日:2015/04/20)
購読してよかった！北海道（特に室蘭）行ったことがあるor在住の方にゼヒ読んでいただきたい。自分の故郷には昔どんな歴史があったのか、そこで生きた女達の強さとは。舞台こそ遊郭ですが、真面目な！深い話になっています。性的表現はありますが、広告に沢山出てくるそこらの作品とは全く違いますよ。
にゃんさん
(公開日:2015/04/30)
無料で読めるところに惹かれて読み始めましたが、内容に引き込まれて、登録して一気に読んでしまいました。今、この時代は赤線地帯もないし、まさに知らない世界の話です。知らなかったら知らないままに過ぎていくと思います。でも苦しみながらも生きていく事に精一杯だった、多くの女性達がいたことを知るべきで、先人達の上に、今の私達があることを忘れてはならないと思います。是非、男性にも読んで貰いたい作品です。
よしこさん
(公開日:2015/04/30)
女性が自分の意志で生き方を選べなかった昭和初期の、時代に翻弄されながらも、たくましく大地のように生きた、母子2代の物語です。第1部の舞台は遊郭。ある思いを持ち11才で女郎になる道を選んだお梅を中心に、野心家で美貌の芸妓見習い武子、醜女の道子など、女性として悲惨な境遇にいながらたくましい生き様に目が離せません。家畜にも劣る扱いを受け、同じ女性として胸がつぶれるような、こんな人生が数多く、今からたった数十年前にあったということを知らなければいけないという気持ちになりまた。第2部では身請けされ、名門の正妻になったお梅のたどる運命と、その子道生が、女郎の娘という偏見の中、戦争に疑問を懐きながら生き抜く様が描かれ、重いテーマながら、二人のこの先はどうなるのかと、引き込まれるように一気に読み終えてしまいました。お梅は決して不幸ではなかったとの、お梅を追い出し道生を育てきった姑の言葉に救われました。
Sさん
(公開日:2015/04/20)
寝る前にちょっとためし読みと思ったところ、気づけば巻買いの後、二巻読後には二時間ほどたっていました。戦争時の室蘭の女たちの話に眠気が飛びました。幼くして売られ、一生外に出れない身であり、逃げ出た末捕まれば死ぬほどの拷問。その身は汚れ結婚など遠い夢。そのような時代があったのだと思うと、フィクションであると片付けられず、恐ろしい気持ちになってしまいました。怖いもの見たさで寝る前に見たのは少し後悔でした。それほど重い内容でした。が、様々な生き様があったのだと、女の強かさを見ることができた作品でした。
ゲストさん
(公開日:2015/04/24)
確か、自分がまだ19歳位の頃に連載されていた作品だったと思います。前後は分からずに、たまたま買った漫画雑誌の一話分しか読んでなかったのですが遊郭の女性達の生々しい描写が当時は恐ろしかったです。たまたま広告で見て、試し読みをした所、あれ！あの話しだ！と、なり、購入して読んでみました。自分が、それなりに年齢を重ねたせいか、今回は冷静にじっくりと読ませて頂きました。就職、結婚、寿退社、育児を経て、女の人生ってつまんないな、仕事はパート位しか無いし、などと罰当たりな事を考えて腐っていた最近の自分が恥ずかしくなりました。女性って偉大ですね。女に生まれて良かったです。
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