きょんさん
(公開日:2015/05/26)
【
涙がとまりませんでし…
】
涙がとまりませんでした!!!!!同じ女性として、こんな過酷な人生を生き抜いてきた人達がいるという事を教えてくれたこの漫画家に感謝します。今の時代、自分がどれだけ裕福にすごせていることか…日々感謝し、一生懸命生きようと思います。この時代があるから今がある…学校図書として扱えば良いのに。作者の方は大変調べられており、とても勉強にもなりました。
ゲストさん
(公開日:2015/06/04)
【
今この時代だからこそ…
】
今この時代だからこそ、たくさんの大人に読んでほしい。教育図書にとの書き込みがありましたが残酷なシーンや性描写などあるので子どもには刺激が強いため直接は見せられませんが(内容を読み解くより視覚映像が強く残ってしまうため)、日本の過去や戦争が、罪のない民衆を、最も弱い立場の人々をどれだけ犠牲にしてきたか。ここまで力強く、リアリティーを持ってその現実を突きつけてくる作品に、私は出会ったことがありません。当時の人々の血のにじむ努力と命を糧にして積み上げた平和を軽視してはいまいか?力強く発言するリーダーやそうした流れを作ろうとするものに、まんまと流され。事実も知らずぬるま湯に浸かっている事に、もっと危機感をもって臨まなければ。そう思わされる名作だと思います。たくさんの大人に読んでもらい、生き方を自分に問うてほしい。
ゆきだるまさん
(公開日:2015/06/22)
【
本当に弱い者の声は、…
】
本当に弱い者の声は、それがどんなに大きな叫びであろうと、きこえない。できるのはただ生きることだけ、生きてその体で語る事しか許されなかった女たちの声を作者はすくい、私の心に注ぎこみました。どうか、読んでみてください。読んだ後は、レポートを書いた多くの人たちの存在にも、きっと勇気づけられると思います。
れすぽわーるさん
(公開日:2015/07/15)
【
女性がまるでモノのよ…
】
女性がまるでモノのように売り買いされ、性の道具にされていた事が時代や環境が存在した事に、改めて驚き、その中で女性の様々な生き方に感嘆したり共感したりしながらあっという間に読み進めました。
自分がこの時代、この環境に置かれたらどうするか、、、答えの出ない問いがぐるぐると頭をめぐります。
アンパンマンさん
(公開日:2015/07/27)
【
日本の暗い歴史が淡々…
】
日本の暗い歴史が淡々と描かれ、非常に考えさせられる作品です。男尊女卑という日本の文化がリアルに表現されています。読んでいて悲しくなりますが、その世界で生きている人々の叫びや訴えが聞こえるようで、どんどん話に引き込まれていきます。道楽としてのマンガではなく、名作といえる作品です。
かなぶんさん
(公開日:2015/07/31)
【
昔、女性誌で連載され…
】
昔、女性誌で連載されていた時も読み、新宿の本屋で大きなサイズで二冊で出た時も読み、友人に貸したまま返してもらわなかったので、またこちらで読みました。一巻の始めの方は本当に面白くてグイグイ読める。
一巻後半から二巻は多分思想的なことが描きたくて描かれたんだと思います。戦争反対する気持ちは共感できるし、周りが悪役すぎるけど、そんな時代だったのかなとも思う。
ただ
雑誌の時も単行本の時も今回も、同じこと感じましたが、キャラの言動がいつも唐突でご都合主義な印象を受ける。武子の恋にしても頑張って芸者になろうとしてたのにいきなり逃げたり妊娠とか、唐突な印象。梅も急にものわかりのいい賢い女性になったりただの純情少女みたいになったり、彼女がアカになるほど政治的な女性にも見えないし、直吉も大河内もキャラの言動のブレや一貫性のなさがすごく気になった。二巻はそうでもなかったけど、一巻は連載時から気になった
さじさん
(公開日:2015/08/03)
【
前から気になっていた…
】
前から気になっていた作品、一気に読みました。
登場人物すべての人の苦悩に涙してしまいました。お梅を受け入れられなかった姑の本心と苦しみ、直吉の心情など、ひとつひとつが非常に作り込まれています。
道生が幸せに生きることこそが梅の、そして梅を取り巻く人々の願いだったんだと思います。二度とこんな悲しい時代が来ないよう、漫画とはいえ考えさせられました。
刺激が強いので勧められませんが、子供が大きくなったら読ませたいと思います。
ゲストさんさん
(公開日:2015/08/04)
【
主人公が病死しないの…
】
主人公が病死しないのが不思議なくらい過酷な環境に終始措かれています。日本の過去の歴史…なんですよね…?信じられませんが…。人であって人でない。今の北海道は哀しい過酷な過去があってこそなのだ、と知ることができて良かったです。
さいたまはなこさん
(公開日:2015/08/12)
【
今の現代人にはない女…
】
今の現代人にはない女の強さまた時代的には悲しい話しだと思う。最後にやっと救われ、なみだがとまりません。
ゲストさん
(公開日:2015/08/21)
【
前から気になっていた…
】
前から気になっていた作品で、今回試し読みから一気に読みました。
1巻と2巻では随分と色の違う作品です。
1巻は遊郭の女性たちの悲哀と悲劇が、2巻は遊郭から離れても差別される女性の話。
時代もあったのでしょうね。
えるさん
(公開日:2015/08/24)
【
青森出身だからしみる…
】
青森出身だからしみる
もしもあの時代に生きていたら?
若いとき、昔に生まれていたら?
嫁に行く、家事手伝い、売られる。の選択肢しかな友と絶望にひしがれたのを思い出しました
ゲスト まりもさん
(公開日:2015/08/26)
【
同じ女性として本当に…
】
同じ女性として本当に見るに耐えない
シーンも多かった。この時代の女郎は
家畜以下の扱い。時代的にも人が人を
思いやる余裕などなかったのだろうけど…。
時々、読み返したくなる作品です。
ももさん
(公開日:2015/08/28)
【
全ての女性にとって、…
】
全ての女性にとって、セックスが大好きな男性と愛を確かめ合うため、子どもを作るための幸せな行為であってほしい
そう思っています
この漫画は壮絶でした
でも、女性の強さを感じました
大昔でなく、昭和の物語
そこにも衝撃をうけました
あやりんさん
(公開日:2015/09/07)
【
サイトを見ていたら広…
】
サイトを見ていたら広告でこの作品が写っていて
気になって最初試し読みしたところ続きが気になり月額会員になり全て読みました。
私自身も北海道に住んでおり、こんな事があったなんてこの作品を読むまで知らなかったです。
同じ女性なのにこんな人生しか送れなかった女性がたくさんいたんだと知り、凄く悲しくなりました。とても考えさせられる内容でした。
今こうやって生活していられるのは、あんなに大変な思いをした方々がいたから今があるんだなと実感しています。
ゲストさん
(公開日:2015/09/16)
【
『蟹工船』にも北海道…
】
『蟹工船』にも北海道開拓の暗黒の歴史が少し描かれていましたが、女性を、しかも性風俗を題材にした話は初めてでした。同じ女として胸が苦しくなるような思いになりつつ、一気に読んでしまいました。
悲しいけれど、応援したくなるような女達。報われない人生ですが、でも、同じ女として知っておくべき女の姿だと思いました。
チャギさん
(公開日:2015/09/25)
【
一気に読んだ。
そし…
】
一気に読んだ。
そして泣いた。
漫画で泣いたの初めてだ。
大好きな北海道が舞台。
悲しい歴史があるとは……。
まさちゃんさん
(公開日:2015/06/09)
【
今まで何度も試し読み…
】
今まで何度も試し読みをして、やはりどうしても続きが読みたくなり、初めて購入しました。お梅ちゃんを中心に、登場人物一人一人の生きざまに、胸が憑かれました。私は北海道在住で、室蘭市もよく知っている街ですが、あの美しい海岸線に、かつてこれほどに哀しい人生を重ねた女性たちが、大勢いたという真実は重く、忘れてはいけない歴史だと思います。そんな昔々の話ではないのですね。曽根先生の筆致は繊細、それでいて力強く、本当に読みごたえのある作品でした。
ゲストさん
(公開日:2015/05/12)
【
あまり若い人にはオス…
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あまり若い人にはオススメできないかもですが、読んで間違いないです。えぐいし、汚い。包み隠さず当時の貧困の実態を漫画化したような感じ。不自由で絶望しかない女郎たちや、ろくに食事ももらえず病にかかれば生き埋めにされたとも言われるタコ部屋労働者たち。人の世の興亡には常に下下の人間の人柱がある。忘れてはいけない歴史です。そのように始めにおいて、あの終わり方。清い。泥臭い生き方をして、当時を生きていた人たちの芯のある清さを感じ取れました。
ちゃーさん
(公開日:2015/07/03)
【
室蘭在住ですが、この…
】
室蘭在住ですが、この漫画に出会うまで室蘭に遊郭があったことは作者と同じように知らなかったです。この漫画を読むたびに胸が締め付けられるような気持ちになりますが、それでもまた何度でも読み返したくなってしまいます。えげつないシーンやセリフに少なからずショックを受けるかもしれませんが、その一つ一つから当時の人たちの辛さや苦しみを垣間見ることができます。そういった体験ができる漫画は、とても珍しく貴重だと思います。この漫画に出会えて、本当に良かったです。
ゲストさん
(公開日:2015/08/14)
【
昭和初期、東北から身…
】
昭和初期、東北から身売りされて北海道へ渡った女郎達の話です。最初は可哀想だとか女性の弱い立場云々という気持ちがあったものの、十数回と読み返していくうちに、これは女に同情する漫画でもなければ、当時の政府の在り方や戦争がどうだと批判する漫画でもないのだという結論に至りました。只々、女は強かである。悲惨な状況におかれても、自らの目的の為に他人を利用し、生き延びる術を見つける女の強かさを描いた漫画です。同情するとすれば、冒頭の姉くらいでしょうか。