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田村先生はバサラしかりこの作品しかり、命がけサバイバルを描かせたら天下一品。
樹なつみ先生も「ありえないのにありえそうな作品を描く天才」と思うが、こちらは方向性が違う。
読者を力づくで引きずりこんで離さない。
絵が荒っぽいのにそれもプラスになるような極限状況を実に巧妙かつ丁寧に描く演出が素晴らしい。
よくあるクラスのよくある毎日の中で、めったにない出来事が起きる。
きっかけがなんなのか、人間関係がどれだけ複雑だったのか、それぞれのキャラの背景にどんな事情があったのか。
最終巻だけ購入しても、結局は順番に読んでいかないとわからない気がする。
試し読みでもういいかと終わる人、気になり購入する人に分かれる作品。
これはぜひ巻で出して。ちょこちょこ読むのもいいけどまとめて大笑いしたい。
笑っちゃうので電車内やファーストフードで一人で読まないほうが。
この振り切りっぷり、頭空っぽにして読みたい時にイイ感じです。
最初は絵と設定どちらも苦手でしたが、読むとハマりました。
作者のヤマシタトモコさんは「見せ方職人」だと思います。
目の前で展開されるちょっとヤバい他人事をのぞき見しているような、なんともいえない臨場感。
「ありえない話」も「なんだか本当にありそうな話」となる妙なリアルさで迫ってきて 脳に引っかかったり胸に刺さったりを感じさせる力がすごい。
他単行本が「このマンガがすごい!大賞」に選ばれて知った人も多いでしょうが、この短編集もいろいろなタイプのお話の中でヤマシタトモコ節がきいていて どんな取材をしているのかも気になりました。
男性ファンが多いのも納得です。長編が少ない・話数少なめで終われるのも才能なのかなと思えます。

※この作品は配信を終了しました
購入者レポ本来なら ただ生きて死に行くだけだった「市井の人々」。
それを戦争が変えた。ゆがむか狂うかの地獄に巻き込まれて。
自分の亡くなった祖母は大空襲を経験しており、大伯父は日本軍のスパイだった。
幼少時に祖母や大伯父から語られた戦争の話はあまりにおそろしく生々しくて、友達に言ってはいけないと釘も刺された。
祖母はどんなひどい死骸も遺体も平気だった。
大伯父は拷問自害用の毒を仕込まれていたため奥歯がなかった。
こわくないの?不便でしょう?と何度たずねても返ってくるのは同じ答えで。
「こんなもん、戦争に比べりゃどうってことない」
「一度慣れたらこわくない。死ぬのもこわくなくなったら生きるしかない」
この話を読んで唐突に記憶が蘇った。
本当の地獄を見た人間ほど、老いて淡々と語るものなのだと。
気づいてからは何とも言えず考えさせられる話だった。
千年の花。どんな願い事も叶えてくれるという「千年に一度しか咲かない花」。
外国人の奴隷から女王となる姫の右腕に成長した青年と、決して結婚できないとわかっていても惹かれるヒロインの愛。
忠義、戦略、決別、色あせない愛情。
ラストにたったひとつ残された「千年の花」とは。
キャラクターがひとりひとり立っていて魅力的。
最後の最後まで読み手を引きつけ離さない一大スペクタクル。
少女漫画ですが男性も映画のような面白さにうなると思います。
読後感も素晴らしく良いのでまとめ買いがオススメです。
不倫だのデキ婚だの、昨今取り沙汰される色恋ものに飽きた方はこの作品がおすすめです。
実際 「最近の昼ドラがつまらない」と感じていた自分は思いきりハマりました。
ひとつの殺人が大きな波紋を呼び、次々降りかかる難題を首の皮一枚で切り抜けていく主人公。
まさにマイホームを守るためのヒーローそのもの。
読めるようで読めない展開、リアルで命がけの頭脳戦、最後に笑うのは誰なのか。
新刊をすぐ購入してしまうのは続きが気になるというよりも「見届けたい」が正しい気持ちだから。
絵柄もきれいで 無駄に瞳が大きかったりデフォルメしすぎなアキバ系とも違うから読みやすいし感情移入しやすいですね。
ドラマ化したら録画して観ます。
死んだ人間がどこへ行くのか。
漫画ながらリアルに描かれており、死役所で働く人々の名前に「シ」が入っているのも良い伏線。
冤罪で死んだ「シムラさん」が何故成仏せずに死役所で働き続けるのか、後半少しずつ明らかになっていくのも見どころ。
ただ死んだから成仏できるとは限らない。
生前どんなことをして来たのか、死役所ではすべてお見通し。
「悪いことをすれば地獄行き」という説を浮き彫りにしており、たとえ殺人を犯した人間も「やむにやまれぬ事情があった」とわかれば成仏できる。
これを読めば悪いことをしようという気が失せます。
もともと善行を心がけていれば大丈夫。
そんな「当たり前」に気づかせてくれるお話です。
このシリーズは敬遠しがちでしたが、これは当たりでした。
ヒロインが逆境にめげない、真実に立ち向かう正義の信念を貫くことでこちらも励まされた気持ちになります。
ダラダラ続かず三巻で終わる潔さもこのお話にとても合っていて、途中までおそろしくドロドロなのにスカッとする大逆転劇。
ヒロインの強さ賢さ、人の良さに加えてヒロインを助けてくれるまわりのキャラクターもいきいきしています。
たかが漫画、されど漫画の底力を魅せてくれる作品でした。
しんどい時に読み返そうと思います。
好き嫌いがわかれる話ですが、内容が濃くて絵柄も気になりません。
やっぱり絵柄より最後は話が勝つとわからせてくれる面白さがあります。
圧倒的な展開に「これは確かに来世では他人がいいよね」と納得するしかない。
ここまで読み手をねじ伏せてなお、続きが読みたくなる作品はなかなか無いのでは。
あまたの漫画の中でも一読の価値ありです。
ヒグマがいかに賢く恐ろしい生き物かがよくわかります。
動物園でしか見ないヒグマも「檻の中で飼育されているから安全なんだ」と思い知りました。
今は我が子にかわいいクマの絵本を読み聞かせるたびこの話を思い出すほど。
立ち向かう主人公とヒグマのギンコを繋ぐ「小さな子を抱えた母」という共通点に、ラストはなんとも言えない胸の痛みを感じました。
母は強しと言いますが 父親なんて所詮「子孫を存続させる種」でしかなく、母親という「産み育て守り抜く畑」がいかに偉大か身につまされます。
イクメンを気取る男性に「あなたは本当にここまでできますか?」と突きつけたくなる作品です。
夫の弟なんかと逃げたら妻が悪くなる。
DV夫からは逃げられないからこそ、次は慎重になるもの。
いくら漫画とはいえ、こうすれば面白くなるとでも?
DVって一度受けたら「もう男はこりごり」ですよ普通。
こんな簡単に乗り換えられるようなら正直たいした傷じゃないと思う。
DV被害者としても気分悪いです。

※この作品は配信を終了しました
よくこんなに頭のネジが外れちゃった人を次々と思いつくなあ。これに感心してしまう。
またネジの外れ具合が絶妙すぎてじわじわと、時にドカンと怖い。
この作家さん、ヤバいシロモノに手出して逮捕されたりしないよね…と心配になる。
サブカル好きな人はハマるかも。
して、主人公の頭がとんがってるのは何故?
ものすごい難産を生き抜いた知人を思い出した。
本人は「ああ死ぬかも、でも子供のために死ねないとぼんやり思った」と。
この漫画に出てくる病名って、本当に一歩間違えたら死の入り口で人生の出口になりえる。
不妊治療、妊娠、出産しない男性にこそ読んでほしい。
そして奥さんや彼女をよく見て優しくしてあげてほしい。
自分ができないことをして、命を繋げようとしてくれる女性を。
プロットやネームで相当苦労してるんだろうな。
よく出来てるなあと感心しつつ、一巻でブフォッと吹き出すナイスインパクト。
この作家さんはきっといい人だと思う。
わかる、ありそう、うんうん。
誰も傷つかなくて誰かがきっと幸せな気持ちになる。
最近のオタ漫画は変にハラハラしたりエログロだったりのほほんさがあざとすぎたりする。
オタクが市民権を得つつある現代でも こういう「ちゃんとツボを押さえながら安心して読めるオタ漫画」は意外と少ない。
主人公が女性の設定もいい。
このキャラクター達の世代を追い越して、色々なジャンルで生きる人を見てきた。
第一に、華やかに見える世界の「裏側の真実」。
トップを走り続ける人ほど孤独になる。これは注目される立場になるほど顕著。ファンが増えればアンチも増え、何をしてもしなくても叩かれる。設定舞台の芸能界も漫画界も同じ。
第二に、「自称アーティスト」を名乗る男(たとえある程度の実績があっても)はありえないクズが本当に多い。
たぶん作家さんは真面目な方なんだと思う。華やかさとドロドロのはざまで求められることに疲れてしまったのではと。
続きを読みたい気持ちを否定はしない。
でも、これを描き続けて作家さんが壊れてしまうなら未完でもいい気がする。
もちろん歳食った自分も名言だと思うモノローグやセリフはたくさんある。
それでも特殊な世界の実態は別で、それは「普通に生きてきた人」にはきっと理解できない。
産後うつで精神病棟入院経験のある私からすれば共感できた部分があった。
うちと違うのは産後すぐ旦那のモラハラと精神的経済的DVから産後うつ(ノイローゼ?)になったこと。
死にたいのではなく消えたかった。
遺体すら残ったらまた旦那が「自分勝手に死にやがって」と思うのはわかっていたから。
ただ赤子を連れていくのはかわいそう。だから余計に苦しくて申し訳なくて、凄まじく痛む緊急帝王切開の傷ごと体ごと消滅したかった。
いくら旦那さんに理解があってもどうしようもないこともあるけれど、この主人公(作家さん自身?)と旦那さんは心から幸せになってほしい。
産後の恨みは一生続く。どの出産もそのくらい命がけ。
誰の遺伝子残すために頑張ってるのかも、世のすべての「夫」に知ってほしい。
どうか「イクメン」だけをいばらない「家事メン」が増えるように。
「電子コミックサービスに関するアンケート」【調査期間】2026年3月6日~2026年3月18日 【調査対象】まんが王国または主要電子コミックサービスのうちいずれかをメイン且つ有料で利用している20歳~69歳の男女 【サンプル数】1,236サンプル 【調査方法】インターネットリサーチ 【調査委託先】株式会社MARCS 詳細表示▼
本調査における「主要電子コミックサービス」とは、インプレス総合研究所が発行する「電子書籍ビジネス調査報告書2025」に記載の「利用しているもののうち購入・課金したことのある電子書籍ストアやアプリ」のうち、ポイントを利用してコンテンツを購入するサービスをいいます。
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