ゲストさん のまんがレポ《参考になったが多い順》

深見じゅんさんの試し読み特集で、対象コミック網羅しての感想ですが、、
全部。ぜーんぶオモシロイッ!！
基本主人公がステップアップしていく成長ものですが、心が温かくなります。
時間をかけて全本全巻読破したいと思います。
自身の10代後半から20代にかけて、読んだことのある漫画家さんですが、今になって面白さやキラキラさが楽しめます。
ネタバレするには勿体ないので抽象文での表現ですが、是非試し読みしてみてください。

シビアでどっぷり人生論展開してるのに、絵のおかげでライトにまとまっていて読みやすい。
ナニワの人情が人間臭くて愛しくて温か。
涙ぐんでしまいます。
わきキャラさえもが深みがある。
素晴らしい漫画家さんです。

現実のバレエには興味もわかず、特に惹かれることもないのに、この作品はその魅力をビシバシ放ってきます。
なんやわからんけどキャ～♪みたいな。
スポ根ってやっぱ好き。

恋愛の純度の高い気持ちのぶつかり合いが、苦しかったり滑稽だったり、、そして愛しかったり。
素敵なカップルです。が、心情を全てセリフに乗せてしまうので実に読みづらいし、疲れました。
その点だけが残念ですが、ファンタジー色強いBLマンガとは違い、いろんな性愛を認めていける国に日本もなれたらといいねという風潮が浸透するキッカケになる一冊だと思います。

学生時代、バレエの美しい絵に魅了されてました。しかし一歩進んでは苦難の連続、おまけになかなかハッピーな着地点が見当たらず、当時は読むのが辛かったのを思い出します。30年経って人生経験の賜物か、精神論を軸とした展開に頷きながら続編を読めることの喜びをかみしめてます。
良い作品です。

途中からも、最後までも気持ち悪かったです。
誰のために何のために。
自分を大切に出来ない彼女達が、堂々巡りの迷路でさまよっていつか糸口を発見できますように。

あ～あ、失敗。読んでる途中でつまらなくなり。
どの話もペラッペラ。すぐねる男女の短編集。
100ポイントくらいが打倒では？

平和の時代に生まれて生かされ、それだけで奇跡のような幸せなのかもしれない。
過酷な運命をこの時代を生き抜いた人々の苦しみを知ることが必要なことでもあるはずだ、と認識させられました。
そして戦争は二度と起こしてはいけない。巻き込まれてもいけない。

戦前、戦後、現代に至るまで色んな悩みや心配事が消えない世の中で、優しさと強さで支えあっていく登場人物達に涙、涙です。
いいこと言ってるのにサラッとギャグで流れていく展開の連続なので、二度めはメモを取りながら。。
現代に足りないのは連帯感や思いやりかしら。
埋められない寂しさや虚無感はあれど、昔は誰かが誰かをそっと支えるような時代だったのかな。
孤立、孤独が蔓延してる現代人に必要なものを教えてくれているような作品です。

おっ、おっ、おっもしろい！！
テンポいい展開と、温かい愛情をバックに、時には怖くシュールな絵面に鷲掴み！
こんな漫画もっと読みたい。

この方のマンガはどうして古くならないんだろう。かわいくていつみても新しい。
ミニマムな世界なのに、青春という枠の中でイキイキしているキャラの手足が飛び出してくる。

面白くてスイスイ進みました。
薄いヴェールの靄の中を手取り足取り、苦手な神話系でしたが、引き込まれました。
かの有名なジークフリートを身近に感じ、これまたベルバラで有名過ぎる作者の見せ場や絵柄、見易さに時代を越えてファンになりました。
とっても面白い！

この方のマンガはどこか暗く、不安定な中に光を求めてもがくといった作風が多く見受けられます。本作もそうですが、すっきりしたハッピーエンドではなく幸せ探しの途上で希望を感じさせる終り方に現実の生々しさを読みとれます。
もがきながらも幸せを求めている、誰もにエールを贈っている作品なのだと思います。

小学生の時に映画化されてました。
が、当時は幼くSFにも興味が持てずスルーしてました。
30年の時を経て、改めてページをめくると未来世界の想像溢れるストーリーに、胸がワクワクしました。
３巻によくもまとめきれたなぁ、と感心しきり。
濃い内容の、希望と祈りに満ちたラストも秀逸です。

登場人物が、揃いも揃って魅力的！
これぞSF！という作品で、感動さめやりません。
40年近くも前に作られたなんて思えない。
深い奥行きと共に、無限の空想の世界に誘ってくれます。
my殿堂入りとなりました。

ハンデを越えて、余りある人間力に溢れた主人公に導かれ癒され勇気をもらえました。
内側にじんわり温かいものが芽生え溢れ出す、作中にあった、水に流す。の言葉通り、浄化されるような作品です。
女の子がどんどん可愛くなるのが微笑ましい。
生きることはシンプルなことのはずなのに、すぐ忘れてしまう私ですが、毒が溜まったとき、ささくれだしたとき、この作品を読み返したい。

感動につぐ感動。。
話の展開が怒濤のように押し寄せて、二度三度読み返してようやく整理されたような。
読めば読むほどよく練られているストーリーに心酔します。
愛とか存在とか、感謝の念が沸々とわいてきます。
読んだ人は広大無辺な世界にトリップ間違いなしですよ！

大人のきれいな恋。
ドロドロもかいくぐり、幾つになっても大切な純粋さを失わない人が幸せになれるという。
現実、果たしてそうかな、と思いつつ社会人としての責任を果たしきちんと頑張ってる主人公は魅力的でした。

いわゆるボーダー系のお話でした。
ただしノーマルな。そこが面白い。
数話入ってますが、どれもテンポよく読後感良いので後々また読み返したくなります。
良質な短編集で、お得感ありです。

性を題材にしたお話です。
スルスルッと内容に引き込まれた、と思ったらそれが長く続かない。
絵柄の良さとかキャラも立ってるのになんでかな？
こちらの作者は短編の方が向いてるかも。