美味しいもの大好きさん のまんがレポ《参考になったが多い順》

これ、かなり前に試し読みで痛くてやめちゃったのでした。が！割引に釣られて先をよんだらびーっくりの展開が待ってました。
絵も上手いけど、ストーリー展開もやってくれます。制服のデビッド巡査もカッコいいのですが、個人的にはタレ目の篠原推しです。あんな酷い奴のどこがええのや？と思う方々騙されたと思って試し読みから先へ行きましょう！

現代のドイツがモデルらしい街の景色とか、酒場の様子が素敵です。満月の光が作る陰影も作画に雰囲気をもたらしています。ストーリーもキャラも人狼が本当にいるみたい。リリーマルレーンの歌が聞こえて来そう。健気なリリーが変身した狼も可愛いけど、キーファが変身したら物凄い怖い狼になりそう。で、3巻まではヨシュのマフィアとしての性質は描かれていないけど、お祖父さんの言葉が伏線になってますね。人狼対マフィアの戦いの中でヨシュの性質が鍵になりそうです。早く続きが読みたいです。

ヤクザの話なのに、仕事の場面はあまり無し。でも、すんごくヤクザさんの雰囲気たっぷり。各キャラの背景を出すタイミングもぐー！上手いな〜って読む度に思います。再会した2人の先はどう見ても暗いんだけど、、、百目鬼氏の逆転特大ホームランあるかなぁ。矢代氏のお名前が明かされる時がお葬式でないことを切に望みます。

この作品読むと、アメフトに詳しくなりまーす。ただ、LGBTの方は読むと腹立つかな？受け取り方次第だと思いますが。やたら前向きな可笑しさがあります。

画力とストーリーの両面に力のある漫画家さんはそう多いと言えないでしょうが、その稀有なお一人の素敵な作品です。男性主人公が魅力的なだけでなく、彼の切ない恋の行方に胸が締めつけられました。一方で、彼の仲間のオッサンと思っていたら25歳の設定に爆笑。誰だから探してみてください。

結末は最初から予想がついたのですが、学生時代からNo.1ホストとしてならしたカリスマ攻めが、どう受けを落とすのか興味があって読んでみました。ストーリーは予想よりDV寄り、特に暴力まがいのSEXの後は優しくなる、と言うのはDVにある典型。暴力から逃れようとする被害者が優しくされて絆され、逃れられないと言う心理がまさにDVのパターンで、それがとても気にかかりました。
絵柄は気にならないけど、もうちょいキャラごとにはっきり描き分けて欲しいです。

Gapsからのコメントが続くので、Dogsから(笑)です。
デレが少なくてツンツンが多い(そこが良いのかも)矢島と斎藤ペアのツンデレが見られます。ツンツンでいながら、実はこうだったのね〜とにやけてしまいました。続巻では斎藤氏のお兄ちゃん達絡みとか、斎藤視点の矢島と片桐絡みとか見てみたいです。

ウルトラ強気の斎藤課長がストレートの部下矢島刑事をキスから攻めるのに先ずビックリ。このカップル、2人ともいじっぱりで、言葉足らず。愛してるとか、好きだとか、相手に言葉で伝えるシーンは皆無。ちらっと一箇所出てきても、冗談めかしてだし、言われた方も素直に受け取らない。こーんなカップル珍しいわ、と印象に残ります。いつも強気の斎藤氏がどんなふうに己の弱味を矢島に見せるのか、矢島刑事がどんなふうに受け止めるのか楽しみ。

昔話のかぐや姫がこんな風なコメディタッチに描かれるとは！？　思いがけない展開の数々に笑いました。結末に向かってどんな展開に？とワクワクしながら読んでいたら、途中に作者さんの裏話暴露があり。何と、連載中の雑誌が経営上の問題で廃刊？になるから連載終わらせよ、との御達しがあったそうな。で、そこからエンドマークまではやはり急行。もうちょっと、月読命とかぐや姫の絡みとか背景とか知りたかったな。でも、兎に角面白かったですよ。

恋愛ドラマです！BLであろうがなかろうが関係なく、恋愛ドラマです。特に読み応えがあるのは、最後たまきのストーカー騒ぎ後の復縁をせまる今ヶ瀬と恭一の応酬。恭一がどう反応対応するのか今ヶ瀬がどう食らいつくのかドキドキしちゃいました。女性の立場からすれば、たまきちゃんが可哀想なんだけど、恭一に少しでも惜しいと思われて別れてラッキー、と慰めてました。

あるある感満載で、読んでいてほろ苦いったらありゃしない。あ、書いてる私は異性愛者ですが、恭一くん見てると、時に自分に重なり駄目でしょーとポカンと殴りたくなりました。さて、この2人上手く行くのかな、行って欲しいけど現実感無くさない展開であって欲しいな。

作者の作品中で私的には1番好きかも。激しい場面とか、エロっぽいシーンとか無いけど、ゲイの出口さんが3年もストレートの小野田君を片想いする日々から告白するに至る道筋や、その後の2人の喧嘩なんて、可愛くて仕方ありません。

これ、ドラマ化したらキャストによっては凄く面白くなるかも。ドロドロ加減が一見見えにくいのが、日本的かな。冬彦さんのドラマをおもいだしましたよ。
しかし、航空会社の人が読んだら(特にパイロット)怒るかもね、全員浮気の塊みたいな前提になってるし。

ドラマ「赤と黒」を見ていたので、マンガになるとどうなるか、と言う興味で読みました。
まず、絵の線がとても細くて各キャラクターの見た目がドラマよりかなり薄味。また、マンガではモネの年齢がかなり高くなっていたし、医学に進んだ人間が人を殺すのにもうちょっと重い雰囲気が欲しかったです。日本が舞台になると、韓流ドラマも味が薄くなるのかも。