キリッとワンワンさん のまんがレポ《参考になったが多い順》

大門パラダイスにひかれて読んだけど、試し読みは華族のお嬢様の雪月花だけ…。しかしそちらも面白そうでしたので、ポイントの都合が良い時に読んでみたいと思います。絵が独特で綺麗ですね。

2巻読了です。今回は、雪村魁の過去を詳しく描いていて、引きこまれるけど読んでいてつらいです。羊殺しは何故、何の為に行われるのか？それを問わずにはいられなくなります。魁の過去を知ると、今度は竹之内の背景も気になってきます。個人的には、あかりがオキナガのおっさんと楽しくお酒を飲み、お話をして貰う様子がお気に入りです。あと久保薗さんは本当に素敵な方で、ファンになってしまいます♪本当にゆっくりペースになりそうですが、次も読み進みたいと思います。

『お茶に呼ばれてる気がする』人助けのお礼に貰ったお茶は、金色に澄んで香りがどこまでも天に向かい張りのある苦味が涼しげで…。無数のお茶の特性を理解し、様々な手法で変幻自在に味を引き出し、お客様の茶を喫する場を守る、お茶の申し子と言えるヒロイン鈴が、宝クジを当てて車を買って、移動茶店で人探し、お茶探し。人生や生活の間に一息、一杯のお茶で流れを生み出す。彼女とお茶に関わった人たちの強ばった心をそっとほどいて背中を押してくれる。嫌味になりそうな豪運も、自分の領分から出過ぎずする応援だからこそ、受け入れられるのかも…？運が良くなりそうな物語です（笑）ゆっくりペースで読んで行きたいです。

SWANの外伝ではなく、全く別の主人公たちの物語です。フィギュアスケートをやっていたヒロイン雫が、拓巳とバレエに出会い、スケートを始めた頃のような熱くなるような想いを、踊りや表現に感じるようになり、次第に夢中になっていく…。バレエ漫画のヒロインとしてはちょっとガサツで派手系の女の子だと思いますが、ダンスやってる子ってこんな感じ（笑）と頷ける妙なリアルさもあります。中学、高校からバレエを始める人たちには共感できる部分もあると思います。

ダメだったときはあたしは“終わり”でいいの…。双子の兄の死、母親との断絶、ダンスの師匠の死。ズバ抜けた才能を開花するほど孤独になっていく、影を背負ったダンサー宮本すばる。天才的なテクニックを身につけてはいても、ダンスとは、生きるとは、人と触れ合うとは…？知らないことを知って行く、すばるのダンス人生の序章です。最終巻はまるで打ち切りのようでショッキングでしたが、続編で人としてダンサーとして更に試されていく姿を見ることができます。

ゆうきまさみさんの最近の作品を読むとっかかりがなかったので、一巻無料はうれしいです♪面白くて夢中で読みました。大人向けかな？と思えます。正義正義した若者も大人もいなくて、みんな自分の価値観で生きて行動している。リアルに近いようで、無駄な人物がひとりもいないのは、さすがに物語の構成ですよね。たくさんの情報が読み手に与えられ、一つのキッカケで物語が進み出すかと思えば、次の情報がドドッと開示され、じらされながら次の展開を待つ…という感じです（笑）。ゆっくりペースになると思いますが、続けて読んでいこうと思います。

知人のお宅で手に取って、夢中で読んだ作品です。作中、女性で14歳からバレエを始めてまともに踊れるようになった人などいない、という発言がありますが、踊れるようになります（笑）ただし誰でもではない、というだけで。この作品では、テクニックの一つである回転が中心になっていますが、回転しかできない人はピルエットダンサーと言われ評価されません。が、それを差し置いても読み手に夢を与えてくれる素晴らしいパワーのある作品です。何かを始める時に必要な夢が詰まっています。

試し読みですが、前からいるワンコにお姉さんになったんだよ〜順番だから良い子にするんだよ〜と言い聞かせている様子など、色々と愛が溢れているのを感じます。ポイントの都合がついたら読んでみたいです。

弱虫のケンイチの中にも勇気があり、それが他者を助ける為には闘う力となる。美羽と達人たちとの出会い、仲間やライバルとの出会いがケンイチをさらに強くしてゆく。限界になっても諦めない、ケンイチの頑張る姿にはいつもパワーを貰います。個人的にはアパチャイがツボです。40巻くらいで一度、止まったので続きをまた読んで行きたいです。

歌舞伎を題材にした、恋愛ものでもある少女漫画。キャラクターが可愛らしく、着物、化粧、舞台、道具も美しく描かれて、安心して読み進められます。芸事に打ち込む人の姿に魅了され引き込まれます。
試し読みのページ数では、この作品の面白さが伝えられないのでは？と思います。1〜3巻くらいは必要です。

石川さゆりさんの風の盆恋歌を思い出すような、しんとした中に深い情熱を感じるような描き方が気になって、その理由を追うように読み進めました。わたしは年齢のせいか、円の恋に共感してしまいますが、いまを生きる光と蛍子の一挙一動は、若くて不器用で直線的で、かえってドキドキしてしまいます。光は明るくて強くて優しい男の子なので、蛍子が光を好きになってくれたらなー、と思います。早く新刊が出てほしいです。たのしみです。

ふたりで気持ちよくなるには、どちらも相手を気持ちよくさせないと。
真も優良も、はじめてから始まって、悩んだり工夫したりして相手に馴染んでいく。
個人的には優良の妹の回が役に立つと感じていました☆

「史上最強の弟子ケンイチ」の前身と言える作品。梁山泊の達人にしぐれがいない、という違いはありますが、籠められたスピリットはより熱いかも？内容も濃いので、こちらだけ読んでも愉しめます。