告死病を蔓延させていたのはバドゥタだった。囚われたレムとルマキーナ救出のため、地下へと乗り込んだディアブロだが老練な聖騎士長の策略により極大魔術を封じられ、ついには左腕に大ダメージを負ってしまう！！いまだかつてない絶対不利のこの状況、最強ゲーマーにも攻略不能なのか！？

告死病の呪いを解くアイテムを入手するためダンジョンの地下13階を目指すディアヴロ。しかし激流に飲まれたホルンを救うためルマキーナたちと離ればなれになってしまう。ディアヴロの指示で先へ進むレムとシェラだが、そこで待っていたのは人族の力が及ぶ範囲をはるかに超えたラージブラックドラゴンだった!!

ダンジョンの最奥で魔導機メイドのロゼと出会い、新たな装備を手に入れたディアヴロたち。そこへジルコンタワーへの魔王軍侵攻の報せが入る。かつてない大合戦の場へ駆けつけるディアヴロ。しかしそこで見たものは「許されない光景」だった！？いま、最強装備を身にまとったディアヴロの、最凶の魔王無双がすべてをなぎ倒す！！

アリシアの調査によって明らかにされた枢教院の腐敗は、思った以上に深刻な状態だった。不正を糾したいというルマキーナの願いを請け、ディアヴロは教会の中枢へと乗り込む決意を固める。待ち受けるのはレベル100を超える聖騎士たち…。この最高難易度のクエスト、どうクリアする!?

自らの危険を顧みないホルンの行動により、「魔王らしくあるべき！」と気付いたディアヴロ。腐敗した教会を妄信する信者の目を覚ますため渾身の魔王ロールプレイに打って出る。それはーー人族に滅亡をもたらす魔王として降臨すること!!しかし、ディアヴロを神だと信じているルマキーナはそれを真に受けて…!?

レムに封じられた魔王の魂を取り出すため、儀式魔術が伝わるダークエルフの里を訪れたディアブロたち。里の長・ラフレイシャとの謁見に成功するも、エルフとダークエルフの間に出来た深い溝が原因となり交渉は難航。国王が亡くなったシェラの故郷・グリーンウッド王国への帰郷も急ぎたい中、ラフレイシャはある条件を提示する―――。

シェラの父・グリーンウッド王崩御の報を受け、グリーンウッド王国を訪れたディアヴロたち。母との久々の再会を喜ぶシェラだったが、母の口から告げられたのは「婚約者は決めてある」という一方的に婚約を押し付けるものであった！ 果たしてシェラの運命は―――！？

グリーンウッド王国に封印されていた≪心臓の魔王カルディーア≫からの襲撃を退けたディアヴロ達だったが、彼らは襲撃直後に現れた2体の魔族に圧倒されてしまう！人族との戦争に備え、≪乱心の魔王モディナラ―ム≫を完全体にすべく、ディアヴロ達からカルディーアを奪取するために現れた魔族たち。はたしてディアヴロ達は、魔族との戦いに勝利を収めることは出来るのか―――！？そして、この異世界に存在する魔王達に隠された秘密とは―――？

人族に危機をもたらす存在・大魔王モディナラームとの戦いに備え、戦士系職業（クラス）のレベルを伸ばすことを決意したディアヴロ。情報収集のためファルトラ市に一時帰還した後、彼が向かったのは魔王領にある北の山。その地に住まう剣聖グラハムに剣術の教えを乞うべく訪れたのであった。しかし、ディアヴロが出会ったのは、半年ほど前に剣聖を引き継いだというドワーフの少女・ササラ。予想外の展開に目を丸くする中、弟子入りのための試験が始まって―――！？

”剣聖”と呼ばれるドワーフの少女・ササラの試練を突破し、彼女への弟子入りを果たしたディアヴロ。ササラによる過酷な修行を、いつの間にか加わっていたレム、シェラと共にこなして、ついに彼は人族の限界を超えるための最終試練に挑むことに！ しかし、そんな試練の最中、≪邪猿≫へと変貌を遂げたササラの義父・“先代剣聖”が現れて―――！？そして、大魔王モディナラ―ム率いる魔王軍が侵攻を開始！ ついに人族と魔族の戦争が幕を開ける！【コミックス20巻到達記念！ 原作者・むらさきゆきや先生／キャラクター原案・鶴崎貴大先生／川上泰樹先生（『転生したらスライムだった件』）の特別寄稿ページを収録！！】