ミノルとヤスコの死、そしてそれを実行したブンタの信念を目の当たりにし、月は入れ替わりを続ける「覚悟」を決める。決心したのは、凛太朗への想いを貫き通すこと。そして、必ず成就させること。そうして登校した月は、校門前で騒ぐ男を見つける。どうやら週刊誌記者のようで、最近のこの町周辺での「不審事件」を追っているという。それらはすべて月が関係しているもので…！？　哀しき運命に抵抗する、人生逆転入れ替わりサスペンス！（43ページ）

月が「陽じゃない」と……バレた！？　クラスメイトの男子・國邑に驚きの指摘をされた月は、平静を装いながらやりすごす。國邑も別に彼女が月だろうが陽だろうが興味はないようで……。だが、國邑のことが気になる月が探りを入れると…？　哀しき運命に抵抗する、人生逆転入れ替わりサスペンス！（39ページ）

「俺が共犯者になってやる」クラスメイトで歌舞伎役者の國邑の、まさかの申し出！？　月は國邑に正体がバレたにも関わらず、味方を増やすことに……いや、信用はできない。何かウラがあるはず。疑っている月に対して國邑は、自分が何者なのかを説明するため、ある場所に月を招待する…？　哀しき運命に抵抗する、人生逆転入れ替わりサスペンス！（37ページ）

天才高校生歌舞伎役者・國邑が月の「共犯者」になった！　真実よりも嘘を信じたい國邑は、月の大胆な人生入れ替わりを支持。月の願いを叶えるため、國邑の持つチカラで協力すると申し出る。そして月は、國邑の圧倒的なチカラの数々で、凛太朗との夏祭り花火デートを成功させようと…？　哀しき運命に抵抗する、人生逆転入れ替わりサスペンス！（41ページ）

月の共犯者となってくれた國邑の力で、凛太朗への告白の最高の舞台がセッティングされた！　夏祭りの夜、派手な花火が上がる中、学校の屋上で月は凛太朗にありったけの勇気を振り絞って…。陰キャな月ではなく、人気者の陽として…。凛太朗には剣道部のマネージャー・玉緒という存在があるが、果たして…？　哀しき運命に抵抗する、人生逆転入れ替わりサスペンス！（41ページ）

月の渾身の告白だったが、凛太朗は陽のことが嫌いだった…！　月は陽に入れ替わったことで告白する勇気を得たが、それが完全に裏目に出てしまう。月の入れ替わり作戦の一番の目的が敗れた今、彼女は…？　そして病室で眠り続けていた陽が数か月ぶりに目を覚ました！？　哀しき運命に抵抗する、人生逆転入れ替わりサスペンス！（42ページ）

陽……目覚める！？　植物状態で眠り続けていた陽が入院中のベッドで意識を取り戻した。夜な夜な院内を徘徊してネットなどで数か月の情報を取得し、病院の備蓄食糧を盗み食いして体力を戻し…。陽がそうしていることも知らず、月は凛太朗に手ひどくフラれたショックで動けずにいた。だが、ついに病院から天野川家に連絡が…？　哀しき運命に抵抗する、人生逆転入れ替わりサスペンス！（41ページ）

病室で目覚めたあともなぜか「月のふり」をし続ける陽。陽のふりをして人生の乗っ取りを試みていた月は、陽に土下座して謝りながら、入れ替わりをやめてお互いに元の人生に戻ろうと伝えるが…？　自分の人生を使って好き勝手楽しんでいた月に、陽が出した条件は…？　哀しき運命に抵抗する、人生逆転入れ替わりサスペンス！（41ページ）

目覚めた陽が「月として」学校に通う！　当然、月は「陽として」通うことに…。陽として凛太朗にフラれ、軽蔑されていると知ったいま、月は陽でいる意味はない。それでも人生を乗っ取っていた陽との交換条件でしばらく入れ替わったまま過ごす。だがこれが、月をさらなる地獄のドロ沼へ導くことになる…！？　哀しき運命に抵抗する、人生逆転入れ替わりサスペンス！（41ページ）

月が陽になりすましていた日々が終わり、まさか、陽が月になりすます日々が始まるとは…。「アマノガワツキ」の名前を広めて悪事の扇動を続ける陽。それでいて決定的な証拠は残さず、警察も尻尾をつかめないでいた。そんな中、天野川家の空気は最悪になっていって…？　姉妹の人生はついに陽の独壇場となる！　哀しき運命に抵抗する、人生逆転入れ替わりサスペンス！（43ページ）