「頼むから動いてくれ！」昭和40年代。中央から左右に橋が開く可動橋・勝鬨橋―その開く姿を見たことがないという白鳥純。転校する彼のため、両さんら悪ガキトリオは、閉鎖された橋をもう一度開こうとする…。「勝鬨橋ひらけ！の巻」他９編を収録。

「おそい機関車はどけっ！」賞金10億円につられ、両さんは中川を伴って蒸気機関車によるレースに参加。主催者が仕掛けた卑怯な小細工により、脱落者が続出。だが、それを見越していた両さんは…!?｢激走機関車レースの巻｣他９編を収録。

「歯でポルシェを支えてます！」競技者がクレーンにぶらさがり、持ち上げられた品物を獲得するというＴＶのクレーンゲームの特番に参加する両さん。次々と賞品を掴み取ると、やがてポルシェに目を付け…!?｢突撃！クレーンゲームの巻｣他９編を収録。

「タダで花見をやるとは図々しい！」両さんが両津花見企画社を設立、花見の場所取りなどを請け負うことに。場を盛り上げるためのパフォーマンスと酒の飲みっぷりが評判となり、あちこちで引っ張りだこに…。「バッカス両津！の巻」他９編を収録。

「どこだ麻里！」マリアは今でこそ可憐なニューハーフだが(!?)、以前は高名な武道家だった。かつて彼(？)に破れた男は雪辱を果たそうと、勝負を挑んできた。だが目の前の美女がめざす強敵と知り…!?「麻里愛・最大の宿敵！の巻」他９編を収録。

「完成したら絶対一番初めに乗ろうよ！」勘吉は、旅一座の少女・琴音と一緒に花やしきの人工衛星塔に乗る約束をする。だが塔が完成する前に、琴音が浅草を離れることになり…。少年時代の淡い初恋を描いた「浅草七ツ星物語の巻」他９編を収録。

「そういう所に預けないと、あのバカは直らん！」両さんが京都の寛極寺で修行することに！厳しい修行を強いられた両さんだったが、住職の部屋から金目の品々を奪って脱走し…。「ご乱心!?両津和尚の巻」前後編の他、８編を収録。

「金次郎が結婚だと！」弟・金次郎の結婚式を取り仕切ることになった両さん。新婦の親戚だと判明した中川も式に同席。両さん発案の神輿に乗っての新郎新婦入場に、新婦の両親も大喜びだったが…。「兄として…！の巻」他９編を収録。

「明日新居に邪魔するからな！」両さんは中川とともに、新婚の弟・金次郎の新居を訪問。金次郎が子供の頃、白鬚橋のたもとで迷子になっていた時に駆け付けてくれた兄の思い出を語るが…。「白鬚橋の思い出の巻」他9編を収録。

「間違いなく両津の仕業だ…」署の機関誌の編集長代理となった両さん。婦警たちのグラビア特集を組み、さらには麗子の写真集発売をもくろむ…。「麗子の大胆写真集!?の巻」他９編に加え、番外編「SUPER POLICEWOMEN'S STORY MARIA&REIKO」を収録。