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看護師のエマはオランダ旅行中、誤って高級車と事故を起こしてしまう。弁償を申しでるが相手の男性ユスティンは、冷たくそっけない。それなのに、心を惹かれてしまうのはなぜ? 再会することはないのに、彼を忘れられない…。そう思っていた旅行の最終日、偶然再会したユスティンの隣には美女がいた。彼には、恋人がいるのね。この恋は忘れるしかないわ…。と思った矢先、帰国した勤務先の病院に、最新技術を伝授する外科医としてユスティンが現れて──!?
結婚式を間近に控えウエディングドレスの仮縫いをしているヘレンの前に、ひとりの男性が現れた。アレグザンダー・ナイト…世界中が注目するベストセラー作家でヘレンの婚約者の兄だ。彼は情熱的な黒い瞳でヘレンを見つめると「5年前の香港の夜を忘れたのか?」と迫ってきた。あなたとは今日初めて会ったのに…いったい何を言っているの? 戸惑うヘレンだが、頭痛とともに不安に襲われる。まさか私が病気で失った記憶の中に、彼との秘密が隠されているというの――?
母を亡くした私を引き取ってくれた血の繋がらない父・和希を異性として意識するようになった清水愛菜、18歳。高校生のとき和希に想いを伝えると受け容れてくれたが「二十歳になるまでは父親をまっとうさせてほしい」と言われ、現在も親子として過ごしている。しかし、想いあう男女が一緒に生活していれば時々我慢しきれなくなるもので…!?(このコミックスにはLove Jossie Vol.85,94,106,115に掲載されたstory01-04を収録しています。)
史上初(!?)“夫がネトラレる”漫画が誕生!「可愛くて愛する夫が、ほかの女性にネトラレるところを見たい!」そんな不埒な思いを抱えているヒロインの夕梨。この願望は一生胸に秘めたまま……と思っていたある日のこと。帰宅すると夫の香太が、M男系のAVを見ていて――。我慢できなくなった夕梨は「私……あなたのご主人さまになりたい」と欲望をさらけ出す!夕梨と香太のちょっと変わった(?)ラブコメディーの行方は……。
「私は無実よ!」オークションハウスを経営するアンは、盗品を扱った嫌疑をかけられていた。ラヤ王国の皇太子をたぶらかし、そのすきに財宝を盗んだと思われているのだ。それもこれも皇太子レイフとのキスシーンがゴシップ誌に掲載されたから。すべてを奪いつくすようなあの熱いキスは今でも忘れられない。でも断じて盗みは働いていないわ! 長い事情聴取を終え自宅に帰ると、思いがけない人物が現れた。レイフ…。彼は、財宝が見つかるまでアンを軟禁すると言って!?
17歳で亡くなった同級生・佐山夕子の幽霊に偶然出会ってしまった糸田房子、27歳。房子は思ったことをそのまま口に出すせいか、いつも人を遠ざけてしまう。夕子は対照的によく笑い、常に人の輪の中にいた。用事もないのに夕子の霊につきまとわれている最中、高校時代の同窓会の招待状が届いた。行く気のなかった房子だが、夕子の勧めで出席することに。そこでは旧友たちが、夕子の思い出を話していて…。
バリキャリ女子の黒崎葵31歳・独身。会社ではデキる上司として憧れの存在だが、裏では部屋が散らかり放題で片付けられないズボラな生活を送っていた。部屋が汚いことが原因となって仕事でミスをしてしまう。1人でヤケ酒をしていたら見知らぬ男から声を掛けられて…!? 朝目覚めると、その見知らぬイケメンが朝ごはんを用意してくれていた。二日酔いの頭を起こして思い出そうとするがさっぱり。このイケメンどこかで見た事あるような…。
愛する夫を亡くした元華族の花梨。夫のいない生活は温かみのない無機質な毎日の繰り返しで自分の存在理由さえも分からなくなっていた。そんな時、輸送途中に逃げ出した保護犬と運命の出会い果たす――!のこされた者どうし、新たな愛と日常を見出していく。 保護犬を“イワン”と名付け、穏やか生活を…………なんてハズはない!躾をされていない犬がどんなかを花梨は知らなかった。暴れん坊のイワンに振り回されつつも、次第に笑顔を取り戻していく。
私、波月はスズメに毎朝エサをやっています。それまでごくごく身近にいるハズの、この小鳥たちの生態を庭先で観察すると驚きの連続!!顔の濃さと厳つさの割にほお紅みたいな模様がついている顔つきに笑ってしまったり、餌場に集まる他のウグイスやメジロなどの鳥たちとの水飲み場での暗黙のルールが存在することに感心したり…と、小さな箱庭で小さな訪問者たちが織り成す鳥っこ社会は日々発見の連続!!
「あなたの部屋に連れて行ってください――。」地方都市で税理士をしている雪季は35歳で独身。色気のないパンツスーツで真面目に仕事をこなし、色気がないと仕事相手にすら思われている。けれど、実は東京出張にかこつけて逢瀬を重ねる既婚者の恋人・秀一がいて……。不倫という関係に虚しさを感じながらも大学時代の憧れの先輩との関係を断ち切れない雪季は、あるクリスマスの夜、綺麗だけれどどこかつかみどころのない男と出会い一夜を過ごすことに――!?
「あなたの部屋に連れて行ってください――。」地方都市で税理士をしている雪季は35歳で独身。色気のないパンツスーツで真面目に仕事をこなし、色気がないと仕事相手にすら思われている。けれど、実は東京出張にかこつけて逢瀬を重ねる既婚者の恋人・秀一がいて……。不倫という関係に虚しさを感じながらも大学時代の憧れの先輩との関係を断ち切れない雪季は、あるクリスマスの夜、綺麗だけれどどこかつかみどころのない男と出会い一夜を過ごすことに――!?
セリーヌ川の橋でアナは震えていた。困窮する国と父王のため、何も知らない異国の王に嫁がなければならない…。自分の立場はわかっている。けれど、もう二度とあんな思いはしたくない! 婚約指輪を投げ捨てようとしたアナを、精悍な顔立ちの男性が止める。パパラッチにも見つかり、アナはとっさに目の前にいる男性にキスをした。政略結婚から逃れるためには、スキャンダルを起こすしかない。まさかその男性が、アナと結婚するはずだった王の弟、ザヒールとも知らず…!?
妹の結婚式のためにシチリアを訪れたオーラは、参列者の姿を見て凍りついた。トニオ――。3年前、オーラは旅先で彼と出会って恋に落ち、純潔を捧げた。だがトニオには婚約者がいたのだ。彼の素性もしらず、ただ恋をしていたオーラ。私は億万長者に弄ばれただけにすぎなかった…。そして新しい命が宿っているとも知らずに泣く泣く身を引いたのだ。突然の再会に動揺するオーラにトニオは冷たく告げる。その子のことで話があると。まさか私の息子を奪おうというの!?
恋と魔法の異世界恋愛シミュレーションゲーム『MAGIラブ』。大人気ゲームで私も大好きだけど、ひとつだけ不満がある。それは主人公を支えるモブキャラ・執事さんの扱い。誰より優しく真っすぐに主人公の幸せを願っている彼は、どのルートでも不憫で悲しい最期を遂げてしまう。私はいつも思っていた。もし自分が主人公なら、執事さんを幸せにしてあげたいと。そんなある日、気がつくと私はゲームそっくりの異世界で主人公に転生していて……
秋原凛々は一重で地味顔なオタク女子。美容師の両親を尊敬しているけれど、「地味」な自分にオシャレなんかできるわけがない。推しの美しさがあれば、三次元なんてどうでもいいんだ!そう思っているのに、美容師への夢、ヘアメイクをしてみたいという気持ちを捨てきれない凛々。そんな中再会した幼馴染もまた、2.5次元俳優になるという夢を追っていて──夢を追いたいふたりが、メイクで自分に魔法をかけるセルフシンデレラストーリー!
フラワー・アレンジメントの才能を持ちながらも、育児に追われて専業主婦をしている可南子。家庭を省みない夫に不満もあり、ストレスの溜まる日々を送っていた。そんなある日、可南子は近所のスーパーで、高校時代の友人の美千代と偶然再会する。今も現役で仕事を続けている美千代を、可南子は少し羨ましく思うのだった。その夜、美千代たち高校時代の友人たちの飲み会に顔を出すことになった可南子は、そこで手相を見てもらう事になり…。
エレノア・デ・トレセイルは父に続き祖父までも亡くし、遺された土地と屋敷の相続税の支払いに頭を悩ませていた。祖父との約束は代々受けつがれたこの場所を手放さないことなのに、義妹グラニアは何もかも売りお金を山分けしようと考えている。そんな時、財産の管財人であるジョスが現れ、突然エレノアに結婚を申し込んできた。トレセイル家の称号を手に入れる代わりに、すべてを解決すると。そんな愛のない結婚なんてできない! ジョスは私の愛している人なのに…。
これは過去に戻る旅――ロンドンからLAに向かう機内で、ピパは11年前に別れた恋人ルークとの愛の日々を思い出していた。素直になれなくて壊してしまった愛。今や彼はLAで人気シェフとして活躍している。突然訪ねていったらどんな顔をするかしら。かたわらではしゃぐルークとの娘ジョーシーの相手をしながら、ピパの心は揺れていた。この旅は過去に戻るためだけじゃない。わたしにはどうしても彼に伝えたいことが、いいえ、伝えなければならないことがあるの。
亡くなった母の形見であるアンティークの指輪をなくしてしまい、ルーシーは落ち込んでいた。でもある日、豪華なパーティーの席で見知らぬ美しい女性の指に母の指輪がはめられているのに気づく。女性にはジャドというつれの男性がいた。彼は、その指輪は母の形見だと言うルーシーに驚きの提案をしてきた。「指輪は返そう。条件は、僕の婚約者として君の左手の薬指に指輪をつけること」令嬢とは名ばかりでほぼ一文なしのルーシーは、彼の提案を飲むしかなくて…。
産科医マーティは事故で母親を失った赤ちゃんの面倒を、職務を超えて熱心にみていた。やがて父を名乗るスペイン人の外科医カルロスが現れる。自分に娘がいることを知らなかったカルロスは、思いつめたあげくマーティに、自分と結婚して娘の母親になってほしいと申し出た。子供のためだけに結婚するなんてあり得ない。でも、その提案は限りなく魅力的だった。母親になること――それは、マーティが何よりも望んでいたことであり、決して実現できない夢なのだから…!
取材で訪れたイタリアで、マディはヴァリエリ伯爵と名乗る人物の歓待を受けていた。手配されたホテルは超一流で、すばらしいオペラにも招かれた。だが伯爵の迎えの車で眠気に襲われ、気がつくと見知らぬ若い男性に付き添われ、ベッドに横たわっていた! 混乱するマディに、男性は驚くべき言葉を口にする。「君の義父との取引きが完了するまで、ここにいてもらう」そう、ここは伯爵の館。マディは彼の囚われの身となってしまったのだ…!
「アーム・キャンディ」…それは、協定を結んで男性に同伴するモデルのような美女――。その役目をまさか自分が務めているなんて。デザイナーのノーラはまさに今、隣にいる男性デイヴィッドのアーム・キャンディとしてパーティーに出席していた。初対面の彼は息をのむほどハンサムだが、傲慢で、頭にくる相手だった。今日1日だけのことと我慢し、ノーラは無事に役目を終える。けれど数日後、再び彼から同伴の依頼が! 1度は押し込めた感情が高揚するのを感じた…。
怪しげな病院に閉じ込められて記憶を奪われたレクシーは、夫と名乗る美しい男リチャードに救い出され、7か月ぶりに我が家に戻った。荘厳でどこか冷たい印象をもつ館には、リチャードの母親と異父弟グレッグ、その妻メリッサが住んでいて、皆レクシーを歓迎していないようだ。唯一やさしいリチャードも、自分を拒むような言動を垣間見せる。しかもメリッサとやたら親密だ。リチャード、あなただけは信じたかったのに。愛していない私を、なぜこの館につれ戻したの?
デボラはアルバイトをしながら世界を旅している。ある日、訪れた島でバッグを失くし、茫然としているところを車にひかれそうになる。慌てて車から降りてきたのはギル・ハミルトンというイギリス人男性。やり手のビジネスマンといった風貌の彼は、デボラの窮状や無謀な旅の様子を半ば呆れながら聞いていたが、デボラの名前を知るなり意外な仕事の話をもちかけてきた。「君に妻のふりをしてもらいたい」と。それは、デボラと同姓同名だという彼の婚約者を演じることで!?
憧れの王子とようやく会える。マラムは、病に伏した父に代わり、ゾハイド王国の王位継承者アムハドの呼び出しに参じた。4年前からマラムはアムハドに夢中だ。皆、王子は妻に裏切られて以来、冷酷で残虐だと恐れているが、マラムは彼の傷ついた心を救ってあげたいと思っていた。そしてその機会がついに訪れたのだ。砂丘のなかでアムハドの神々しい姿が目に留まり、マラムは心をときめかせた。アムハドが王国の命運をかけ、マラムによからぬことを企てているとも知らずに。
牧師の娘タヴィーは貧しい家計を支えるために、大学も中退して働いている。いじわるな雇い主に薄給でこき使われ悩みはつきないが、ある日、人の住んでいない古びた館の湖で涼んでいると見知らぬ美しい男性と出くわした。「ここは私有地よ。あなた、不法侵入だわ」だが彼は金色の瞳をきらめかせ、言い返してきた。「ここは君の土地なのか?」なんて傲慢なの! その時タヴィーは知らなかった。彼が世界的な有名人で、この屋敷とタヴィーの新たな主人となることを。
秘書のエマはボスのルーカスが忘れた書類を届けに大雪のなか、車を走らせていた。しかし、ルーカスは酔っていてエマを追い出す。いつも冷静な彼が取り乱すなんて…。そう言えば昨年の同じ日も彼の様子はおかしかった。吹雪が強くなり、ふたりきりで彼の古城に閉じこめられてしまう。深夜、彼が打ち明けた過去の傷がほっておけなくなったエマは突然のキスに応え、熱く溶けるような一夜を過ごしてしまう。彼にとって、これは一夜の慰めに過ぎないとわかっていながら…。
ホテルで働くジニーと上司のロークは犬猿の仲。ジニーは、ハンサムだが次々と恋人を変えるロークにあきれているし、ロークはジニーを美人だが冷たく意地悪な女だと思っている。言い争いが社員たちの楽しみになっているほどだが、仕事上は驚くほど息が合うパートナーだ。ある日、ロークが困り果ててジニーに個人的な協力を求めてきた。「妹の結婚式に一緒に出席してほしい――僕の恋人のふりをして」ひきかえになんでも好きなものを要求していいと言うが…!?
仕事ひと筋で地味な毎日を送っていたアリッサだが、新社長のケイレブには心が揺さぶられた。彼は型破りで超セクシー。でも、どんなに魅力的でも惑わされてはいけないわ。その努力を運命があざ笑うかのように、ある日ふたりは出張先でホテルの同じ部屋に宿泊するはめに。予想外の展開でふたりは唇を重ねてしまうが、それ以上には発展しなかった。ところが、会社に戻るとふたりが情事にふけっていたという噂が流れていた。アリッサの脳裏に過去の悪夢がよみがえり…!
その日、コニーは父親の決めた相手と、愛のない結婚式を挙げた。ベッドをともにする直前、彼から同性愛者であると告げられる。コニーが独り泣き崩れていると、結婚式に出席していたある男性に声をかけられる。男の名はニコ。ニコはコニーがこれまで見たこのもないほどハンサムでセクシーだった。「僕と一緒に行こう」夢にみていた初夜にせめて女としての幸せを知りたくて、コニーはニコと1度だけの関係を結ぶ。その一夜が、コニーに何をもたらすかも知らずに…!?
祖母の影響で植物に話しかける癖がついていたサラリーマン・ユウが、なんとなく会社に持ち込んで世話していたラベンダー。そのラベンダーがある日突然人間に!? 自身をサキと名乗るその少女は、ユウにお世話してもらったお返しにお世話をしたいと申し出る。人間の世界は初めてでいろんなことに戸惑いながらも唯一の特技『アロマ効果によるリラックスからの快眠』を武器に今日もユウさんを癒やします! 同居人(サボテン)のオヤジクサいアドバイスに翻弄されつつ、今日も元気にお役立ち!(たぶん)
婚約者マークと出席しているパーティーで、ロリスはひとり佇んでいた。マークは他の女性と踊っている。いくら遅刻したからって、冷たすぎる。冷たくされる理由は遅刻だけではないけれど。打ちひしがれるロリスの耳に、魅力的な声が響いた。「踊っていただけますか?」思わず見知らぬ男性の手を取ってしまったが、よく見ると金髪に緑の目をした美しく神秘的な容貌の持ち主だった。ロリスがマークへの当てつけに大胆にもキスをせがむと、彼は思いがけない反応を示した!
結婚式当日、ハンナはウエディングドレスを来て式場に向かう車に乗り込んだ。しかし、その車を運転していたのは、元夫エドゥアルドだった。形だけとは言え、5年前に半年だけ結婚していた元上司。エドゥアルドはハンナに驚くべき話をする。ふたりの離婚は未だ成立していないというのだ。離婚を成立させたければ、自分の会社を立て直す手伝いをしろと、半ば脅迫じみた要求に対し、ハンナは渋々ながら彼について行くことを決意する。結婚式場に花婿を置き去りにして…。
高級アパートメントで留守番のバイトをしていたベサニーは、衣裳部屋にあった高価なドレスに目がくらみ無断で着てしまう。その時、玄関のドアを叩く音が。どうしよう、住人はまだ帰ってこないはずだけど…。恐る恐るドアを開けると、そこに立っていたのは驚くほどハンサムな男性だった。ベサニーは、このビジネス界の帝王クリスティアーノが自分を令嬢と勘違いしていると知りながら、誘惑に負けて身をまかせた。それが大きな代償を払うことになるとは思いもせずに…。
ある雨の夜、医師のエリンは、投げ捨てられた犬を避けようとして車ごと川に転落した。九死に一生を得たエリンは、瀕死の犬を抱えて道を歩き、小さな町の診療所にたどり着く。なかから医師のドムが現れ、エリンと犬を迅速に治療してくれた。出会ったばかりだけど、彼の温かさが、苦しいほどに心を揺さぶる…。そして翌日、エリンは思わず「多忙なドムを手伝いたい」と申し出ていた。彼のそばにいると、私が負っている心の迷いの答えが見つかる気がするから…。
ゾーイのボス、ニック・ベイトマンは不幸な生い立ちゆえに、早く結婚して家庭を作りたいと願っている。でも彼は焦るあまり、いつも難のある女性を選んでしまう。今日予定されていた結婚式も、結局流れてしまった。これで2度も。気落ちするニックをその晩、ゾーイは部下として友人として慰めていたが、そのうちムードが高まりベッドをともにしてしまった! 翌日、なかったことにしようと約束して、ふたりはただのボスと部下の関係に戻ろうとしたが…!?
ケルシーはずっと幼なじみのミッチに憧れていた。けれど彼はいつまでも妹としか扱ってくれない。今や私はセクシー・ボイスが売りの人気DJなのに。私を見る彼の瞳にはときおり欲望の影が浮かぶ。ミッチが何を求めているか知っているし、その要求に応えられるほど、私は充分大人なのよ! じれったい思いをもてあましたケルシーは、知る限りのテクニックで彼を誘惑しようと決意する。まずは熱いキスの洗礼を浴びせ、抵抗するミッチにかまわず事を進めようとすると…!?
アナは手厚い診療を行うことで評判の高い産婦人科医として、忙しい毎日を送っていた。そんなアナには誰にも話していない過去があった。5年前、夫を愛しすぎたばかりに、別れを告げなければならなかった自分の選択を、後悔したことはない。自分の勤務先の病院に、元夫のサムが赴任してくるまでは。アナは平静を保とうとするが、体温を感じるほど彼が近づいてきた瞬間、過去の幸せな思い出がよみがえり、心も体もまだ彼を求めている自分を思い知らされて…!?
ある上流階級のパーティーでウエイトレスをしていたモリーは、客から執拗なセクハラを受けていた。私がただのウエイトレスだから…。立場上、強く諌めることができずにいたモリーを庇い救ってくれたのが、スペインの銀行家にして公爵のレアンドロだった。英雄の勇敢さと堕天使の美しさをもつ彼――。モリーはレアンドロに導かれるまま、彼の家で初めてを捧げた。だが翌朝、彼は信じられない言葉を口にした。「合格点だ。愛人として君を僕の人生の一部にしたい」
「マット・ハーンをベッドに誘え!」強引な経営で知られる社長の右腕として働くビアンカは、突然のボスの命令に困惑していた。マットは今から乗っ取ろうとしている会社の社長だ。美貌のビアンカはボスの愛人などと噂されているけれど、これまで仕事で女の武器を使ったことなどない。ボスの命令なんて無視するしかないわ! そう思ったのに、実際マットに会うと、彼の自信に満ちた男性的魅力に吸い寄せられてしまう。しかもマットもビアンカに誘惑を仕掛けてきて…?
ヴィクトリアはシドニーでレストランを経営している。不況の上家賃を値上げされ、店は潰れる寸前だ。ある日、なんとか店を守ろうと家賃の振り込みを待ってもらうように交渉しに行った家主の家で、アントニオ・ガヴェッリに会った。何かと世間を騒がせている億万長者の彼は、ひとり息子のネイサンを抱いて来ているヴィクトリアを見て、唇に笑みを浮かべ、耳を疑うようなことを言った――「ちょうどいい。今、僕にはできあいの妻が必要なんだ。」と…。
姉のキーラが事故で重体、夫のアンジェロは即死。ロンドンで働くシャノンのもとに衝撃の知らせをもたらしたのは、アンジェロの兄で、別れた恋人のルカだった。「君ひとりか?」ルカは勝手に家に上がりこみ、部屋のドアを次々と開けながら聞いた。男が隠れていないか探しているのね――怒りに身が震える。2年前ふたりは愛しあっていたが、ルカは出張中にシャノンが浮気したと思いこみ、弁解も聞かずに一方的に別れを告げたのだ。その彼とこんなふうに再会するなんて…。
結婚紹介所<求む、妻>を通じて愛情抜きで結婚したアラナとリース。ふたりの心が通じあうのはベッドのなかだけ。だが、あるパーティーで夫の友人とダンスしていたら、驚いたことに夫は嫉妬に満ちた視線を向けてきた。変ね、彼が嫉妬なんてするはずないのに。そしてその夜交わした愛は、今までとは何かが違っていた。もしかしたら私たちの関係は変化し始めているの? だけどそれを確かめることはなかった。翌日、アラナは事故で記憶喪失になってしまい――…!
結婚式でアンの頭に、花嫁の投げたブーケがコツンと当たった。すると、式に参列していた有名小説家だという男性マーク・レインが「次の花嫁は君だね」と微笑んだ――。けれど現実のアンは、病身の父の世話に忙しかったせいで婚約者にふられたばかり。婚約指輪が指から抜けないせいで、相手がいると誤解されたらしい。マークは素敵な人だったけれど、もう会うこともないし…。そう思っていたのに数日後、ふたりは思いがけず海辺の美しい町で再会し?
星占いによれば、今日は魚座のラッキーデー。しかもこれから引っ越す家には魚座と相性のいい“山羊座の館”という名がついている。ますますラッキーなはずなのに、目の前に立つぼろ家を見てアビーは嫌な予感に襲われた。「あの、家主さんはいますか? 明日からこの家を借りる者ですが…」思い切ってなかにいた長身のたくましい男性に声をかけると、彼は青い瞳をいぶかしそうに細めて言い放った。「僕が家主だが契約なんて聞いてない。君は騙されたんだ」と!
イリュリア公国のプリンセス・メリッサはニュージーランド南島で経営学を学ぶためにロッジで研修を積んでいた。そんな時、ロイヤルスイートの客に食事を運ぶためにノックをすると、男性の声が返ってきた。その声を聞いた瞬間、メリッサはとある男性を思い出した。この声の主こそ、心の奥に封印したはずのホークだった。兄ゲイブの友人のホークと思わぬ形で再会したメリッサは、1年前のいとこの結婚式の夜のことを思い出していた。忘れようと懸命に努力していたのに!!
結婚式の晩、インディアは手紙を受け取った。愛する夫とハネムーンに出ようとしていた矢先に届けられた匿名の手紙。そこには、夫となった男性ブラッドの恐るべき過去が暴かれていた! ほかの女性と結婚していた事実、暴行罪で起訴された証拠、殴られてゆがんだ顔の女性の写真まで…。若きカリスマ美術商ともてはやされる彼と、出会ったばかりで結婚したのは間違いだったの? パニックに陥ったインディアは、遠く海を渡りブルターニュの古城まで逃げだすが…!?
モンテカルロのヘアサロンで働くミアは、兄の親友にして王族――マハラジャのラム・ヴァリンダに勇気を出して連絡をとろうとしていた。彼はミアの兄の全寮制学校時代からの親友で、世界的なカーレースに出場するために、ここモンテカルロに滞在中なのだ。ミアは10代の頃、彼に恋していた。たぶん今でも…。身分違いの恋が実るはずないとわかっていても、再びラムに会えるチャンスを逃したくない…! ミアの想いに応えるように、ラムはヘアサロンに姿を現すが?
セリーンに届いた悲しき知らせ、それは祖父の訃報だった。一代で巨万の富を築いた祖父は、幼い頃両親を亡くしたセリーンにとって父親がわりの存在だった。しかしセリーンは3年前、地位も名誉も、そして愛さえも捨てて、祖父の元から逃げ出していたのだ。3年ぶりに戻った故郷、迎えに来たのはかつての婚約者ガイ。今でも独身を通すガイにセリーンは複雑な感情を抱いていた…セリーンの胸元には、ガイから貰った婚約指輪が、チェーンの先で、今も悲しく揺れ動いていた。
インテリアデザインをしているジュードは、友人のフレディに頼まれていた。フレディはとある店の開店のために、まとまったお金が必要なのだが、彼の兄が承諾しないのだ。だから一緒に兄を説得して欲しいと頼まれた。そして、弟を訪ねてきた兄のセザールを見て、ジュードは納得した。セザールは近寄りがたく、人を凍りつかせる雰囲気があった。端正な顔立ちは魅力的だが、傲慢な人! 話しあいを終えて、外に出るとあたりは雪に埋もれて身動きが取れなくなっていた!!
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「電子コミックサービスに関するアンケート」【調査期間】2024年3月15日~2024年3月22日 【調査対象】まんが王国または主要電子コミックサービスのうちいずれかをメイン且つ有料で利用している20歳~69歳の男女 【サンプル数】1,648サンプル 【調査方法】インターネットリサーチ 【調査委託先】株式会社MARCS 詳細表示▼
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