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OL・村里真衣は、他人との関わりを極力避けて静かに生きてきた。その発端は、子供の頃、父に相手の心を読むことを教わり、そのことで周りから不気味がられてしまったことだった。そんな真衣に職場の人気者・明花莉が「友達になろう」と声を掛けてきた。彼女のおかげで楽しいことをたくさん経験し、明るくなっていく真衣だったが、突然明花莉から無視されるようになって──? 自称“親友”の腹黒いたくらみとは?
祖母の影響で植物に話しかける癖がついていたサラリーマン・ユウが、なんとなく会社に持ち込んで世話していたラベンダー。そのラベンダーがある日突然人間に!? 自身をサキと名乗るその少女は、ユウにお世話してもらったお返しにお世話をしたいと申し出る。人間の世界は初めてでいろんなことに戸惑いながらも唯一の特技『アロマ効果によるリラックスからの快眠』を武器に今日もユウさんを癒やします! 同居人(サボテン)のオヤジクサいアドバイスに翻弄されつつ、今日も元気にお役立ち!(たぶん)
スザンナは編集者。ある時、仕事上のパーティー会場で女性の古い肖像画をみかけるが、その絵のなかの女性は、なぜかスザンナと同じ赤い宝石を身につけていた。不思議に思ったスザンナが肖像画に近づいた瞬間、光に包まれて、彼女は百年前の世界にタイム・スリップしてしまう!!――まさかそのとき同時に、スザンナを「弟の浮気相手」と信じて疑わないやり手IT企業の社長、ケイン・ワイルダーも一緒について来てしまうだなんて?
上流階級生まれのルーシーは、賭博で身をもちくずし、失踪した父のせいで極貧生活を強いられていた。ロンドンの路地裏でバイオリンを弾き、その日のパン代を稼ぐ惨めな生活。ある日、ルーシーの住まいに背の高いハンサムな紳士が現れる。その紳士――キャンボーン伯爵は険しい顔で彼女の父には莫大な借金があると告げた。ところが、ルーシーは街で絡まれ怪我を負い働けなくなってしまう。すると、彼女に伯爵は熱いキスとともに「僕の愛人にならないか」と言い――。
母を亡くしたアリスは、写真でしか知らない父を捜しにフランスへやって来た。しかしたどり着いた豪邸で彼女を迎えた魅力的な男性ジュリアンから、父が事故死したことを告げられる。その上アリスは彼に歓迎されていないことに気づく。彼は出産で命を落とした妹と、アリスの父との結婚を最後まで認めなかったのだ。そして、アリスにも憎悪の目を向けるが…その時、妹の遺児が麻疹にかかり泣き叫んでいた。ジュリアンは小さな甥との接し方がわからずアリスに助けを求め…。
世界的な俳優一族として有名なベレア家。その次女ルシーラは悩んでいた。当然のように女優になった彼女だが、オーディションに落ち続ける日々に、なんとかチャンスをものにしたいとあせっていた。役をもらうためなら、どんなことだってしてみせるわ! 決意を固めたルシーラは新作映画の監督の寝室に忍び込むが、そこにいたのは別の男性だった。すぐに逃げようとするが、彼の瞳にとらえられ動けないルシーラ。その瞳が、まるで本当の君を知っていると告げているようで…。
「私は悪くない!!」自分が悪くても謝らず指摘されると逆ギレする主婦友。絶対謝らない、その傲慢っぷりに気弱主婦が猛反撃!?「私は悪くない!!」自分が悪くても謝らず指摘されると逆ギレする主婦友。絶対謝らない、その傲慢っぷりに気弱主婦が猛反撃!? 「ゴメン」を言わない女の仰天ポリシーとは!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
岡崎椎奈には《××した男の過去か未来が見えてしまう》能力がある。その日はバーで出会ったハイクラスなイケメンと夜を楽しむ……つもりが、流れ込んできたのは信じられない映像だった!――それは、とある女性の死に様と、旧友・美穂が倒れている不吉な光景。なぜ美穂が…?この間宮という男は何者!?なんとかその未来を回避しようとする椎奈だが、間宮はすでに美穂と知り合いなうえ、椎奈にも興味津々で…!?「権力と変死のある所には近づきたくないのにー!」
ある日、突然鳴ったインターホン。専業主婦の結花(33)が応対に出ると、玄関口には見知らぬ女が1人で立っていた。借りたタクシー代を返しに来たという、その女を夫・真治は覚えていないという。その2週間後、差出人不明の一通の手紙が真治宛に届く。 内容は、結花にとって身に覚えのない、自らの不倫の暴露だった。不安になった結花は、密かに真治のスマホを覗き見るが、そこには結花の知らない夫の姿が…!!
「ぬすくれめ――バチが当たるぞ」妊娠をきっかけに、東北にある夫の実家に移住することになった咲は、別人のようにふるまう夫や、見知らぬ文化に不安を覚えながらも、懸命に馴染もうと努力していた。もう子どもなどいないその家で、“住み込みで子守りをしている”という、盲目の老婆・サダ。彼女が大切に扱っていた人形を拾ったところから、事態は急転する――。<オシラサマは、神棚や床の間に祀ること。大切にすればその家を守り―――粗末に扱えば、家が傾く>。
インテリアデザインの会社で働くサキに、あのドミニクが名指しで仕事を依頼してきた。彼は成功をおさめた富豪の若き弁護士で、苦学生だったかつてサキの実家の屋敷で庭師をしていた――少女時代のサキは、すてきな彼に密かに想いを募らせていた。しかし、裕福だったサキの家が没落し、彼がその屋敷を買い取った。そして今、ドミニクはその屋敷の室内装飾をサキに頼んできたのだ。重い気持ちで打ち合わせに行ったサキに、ドミニクは突然プロポーズをしてきて…!?
夫の愛人が妊娠した。夫は認知して跡取りにするつもりらしい。夫婦で別荘に向かっていたのは、その話し合いのため…。しかし、その途中の夜道で事故が起きる。警察へ行こうとする妻を制して夫は被害者を放置して逃げ去ることを強要する。そして、後日、事故が発覚した時に夫は驚くべき事を言い出す…。※この作品はブラックショコラスキャンダルno.41に収録されています。重複購入にご注意ください。
亡き父の借金返済のためメイドとして働くエマは、あるパーティーに派遣された。かつては私もこんなパーティーでは給仕される側にいたのに。思い出に気を取られ、エマは派手な失態を演じてしまう。その機に乗じて、以前からたびたび言い寄ってきた雇い主が、無理やり彼女を抱きすくめようとしたそのとき。「僕の妻に手を出さないでもらおうか」恐ろしいほどの威圧感で雇い主を脅してきたのは、レッドミンスター伯爵――6年間も絶縁状態にあったエマの夫だった!
エメリンは過保護な上院議員の父の言うなりに静かに暮らしてきた。ローマの大学へ行きたいという彼女に父が出した条件は、なんと結婚! 父の見込んだ男性ピエトロ・モレッリとの…。しかし、その裏には父の想いがあった。癌に侵され、余命わずかという宣告を受けた父は、遺されたひとり娘に近づくであろう財産目当ての男たちから守りたい。そのためには愛などなくても夫が必要だと考え、ピエトロに最後の願いをしたのだった。彼がエメリンの初恋の相手とも知らずに…。
人見知りで根っからの“陰”なシングルマザー・かたゆまちゃんから生まれたのは、自分とは正反対のとにかくポジティブで自己肯定感が高い息子・おすしくん。「すしがかっこいいことは見ればわかる」「すしがみんなを守る!」と炸裂する名言や、周りも巻き込んでその場を明るくしてしまうその姿は、まるで“ポジティブモンスター”!読めばあなたもつられてポジティブ思考になってしまうこと間違いなし!笑いあり涙ありのシングル子育てライフをお届けするコミックエッセイ。
PR会社を経営するビアンカは、病床の祖父からかつて手放してしまったブレスレットを探してほしいと懇願された。ところがオークションに出品されたその品は、彼女が落札する前に競り落とされてしまう。リーヴ・ドラグノフ――美しくも謎多きロシアの大富豪に。ブレスレットを譲ってほしいと頼むビアンカに彼は、自らの野望を打ちあける。「ニューヨークの社交界入りを果たしたい」その望みが叶うまでビアンカが婚約者のふりをすれば、ブレスレットは譲ると告げられて…!?
やっとつかんだ女優復帰のチャンス。なんとしてでも主演映画を成功させようと胸に誓ったテイラー。映画宣伝のためコレッティ家のパーティーに出向いた彼女は、偶然にも一族の問題児と有名なルカと出会う。彼はセクシーでハンサムだけど…悪名高い男性とかかわりあってスキャンダルになるのはごめんだわ! その場を離れようとするテイラーをルカは引き止め──いきなりキスを交わしてきた。熱い口づけに捕らわれた時はまだ、新聞の一面をその盗撮が飾るとも知らず──。
社長秘書のケイシーは、社長のアーロンと一夜だけと約束し関係を持った。その8か月後、彼から突然姪のナニーをしてほしいと頼まれてしまう! 彼と一緒に暮らすなんて無理よ…あの日の記憶が甘く蘇ってしまう。それでも少しでも役に立つならと受け入れたケイシーだったが、アーロンのコテージを訪れ彼を見た瞬間、胸の高鳴りは大きくなって…。3人で過ごす穏やかな時間に彼女の想いは日ごと募るばかり。しかし、その一方でアーロンに深刻な問題が現れていた!!
名作『キャンディ・キャンディ』でおなじみ少女漫画界の巨匠・いがらしゆみこが、デビュー50周年を記念して『女性自身』に連載中の衝撃作が、待望の単行本化!天才子役として一世を風靡した遠山エレナが、突然の失踪から10年、センセーショナルな復帰宣言を。華やかな世界を生きるエレナだが、その真の目的は、謎の死をとげた父の、死の真相の追求と、その復讐だった。エレナのたぎる想いが芸能界、梨園、政財界に嵐を巻き起こす!
かなりドジでおっちょこちょいの度が過ぎる三奈美は、その落ち着きの無さから半年付き合った彼氏にフラれてしまった。しかも元カノとヨリを戻していたと知り、ヤケ酒していたバーで、出会いがしらにぶつかった行きずりの男と一夜をともにしてしまう。冷静になってみると体は傷だらけで、塀から出てきたばかり…という危険な匂いのする男だった…。チンピラが避けていく様子に怖いと思いながらもなぜか魅かれるがその男は…。すれ違う男女のラブストーリー短編集。
目の前の恋人はプロポーズの言葉を口にするだろう。アニーは直感した。だめ、私にはまだ忘れられない人がいる…。その時、携帯が鳴った。ジャーナリストのアニーを、マスコミ嫌いで知られる実業界の大物ヴァン・カーライルが、インタビュアーとして指名してきたという新聞社からの連絡。彼女の心は激しく揺さぶられた。ヴァン――少女の日に出会い、かつて深く愛しあい、別れてしまった人。そしていまだに最愛の人。その彼が私に会おうとしている。今さらなぜ?
マロリーは化粧品会社の重役を務めるキャリアウーマン。休暇でリスボンを訪れたその日、海で溺れかけた少女を助け、少女の父ラファエルと出会う。彼は名家ダフォンソ家の当主で、見るからに傲慢で威圧的、しかも…信じられないほど美しい。娘の世話役を探していた彼は、マロリーがその役をひき受けることになると、結婚を強要してきた。プロポーズの言葉は「僕の女になれ」――マロリーは言葉を失うが、あまりにも魅力的な彼の申し出を無視することができなくて…?
大富豪の屋敷で専属ガーデニング・プランナーに雇われることになったランダル。それはシングルマザーの彼女にとって幸運な出来事だった。住まいは庭の一角にあるコテージ。でも、そのせいでまさか大富豪の愛人と間違えられるなんて…!無実の彼女の前に突然現れた元恋人フリオは、彼女を有罪と決めつけた。「罰を与えたい女性がいる。僕はそのためにここに来たんだ」かつて情熱的な愛をくれたスペイン人の彼。一方的に私を捨てたくせに、何を言い出すの…?
編集者として働くクリスティンは、大手新聞社の面接を受けるため、オーナーが所有する城にやって来た。夢のポジションに意気込む彼女だったが、編集長のマシューに愕然とした。彼はまさかあの時の――!? 10年前の苦い思い出がよみがえる…。モデルをしていた18のとき、肌もあらわな写真を無断で撮られ、新聞に掲載されたクリスティンは、レストランでその新聞の責任者を見つけ水をかけてやった。その相手こそが、目の前のマシューだったのだ!
サヴァンナは優秀なナニーだった。そんな彼女を指名して、仕事を依頼してきたのは、元恋人のデクランだった。彼は7年前、子供のためにサヴァンナを捨て、前妻のもとへと去っていたのだ。ところがその前妻とも別れ、その子供の面倒を見て欲しいとの依頼だった。とは言え、困っている彼を見捨てられず、彼と彼の娘のジェイシーと3人で、キャンプ旅行に同行することになった。ところが、このジェイシーは反抗期の真っ最中。すっかりダメパパの彼と娘を相手に彼女は!?
その日、コニーは父親の決めた相手と、愛のない結婚式を挙げた。ベッドをともにする直前、彼から同性愛者であると告げられる。コニーが独り泣き崩れていると、結婚式に出席していたある男性に声をかけられる。男の名はニコ。ニコはコニーがこれまで見たこのもないほどハンサムでセクシーだった。「僕と一緒に行こう」夢にみていた初夜にせめて女としての幸せを知りたくて、コニーはニコと1度だけの関係を結ぶ。その一夜が、コニーに何をもたらすかも知らずに…!?
祖母の影響で植物に話しかける癖がついていたサラリーマン・ユウが、なんとなく会社に持ち込んで世話していたラベンダー。そのラベンダーがある日突然人間に!? 自身をサキと名乗るその少女は、ユウにお世話してもらったお返しにお世話をしたいと申し出る。人間の世界は初めてでいろんなことに戸惑いながらも唯一の特技『アロマ効果によるリラックスからの快眠』を武器に今日もユウさんを癒やします! 同居人(サボテン)のオヤジクサいアドバイスに翻弄されつつ、今日も元気にお役立ち!(たぶん)
私は大富豪ファルコン家の次男に弄ばれたの? ――彼、マルセルとキャシーは以前つきあっていたが、その頃彼は、わざわざ貧乏なふりをしていたようだ。そして今、大富豪とその使用人として再会したが、マルセルはキャシーに気づかないふりをしている。確かにキャシーも彼と別れてから変わった。つきあっていた頃は、モデルとして華やかに活躍していたけれど、今はひっつめ髪に眼鏡の地味な会社員だもの。でもだからって、過去をなかったことにしたくはないのに…。
ロンドン社交界の名うてのプレイボーイのラリーは、田舎の牧師館を訪れ、珍しく深酔いをして目が覚めた。ところが隣にはその屋敷の娘のジェーンが寝ていた。身に覚えのないものの、世間体のためにあわただしくジェーンと結婚式を挙げた。牧師の娘と放蕩子爵。正反対のふたりは、ぎくしゃくしてばかり。そんなある日、ラリーの大叔父が遺した屋敷を相続するため、ふたりはその屋敷に向かう。だが、たどり着いたところは、怪奇小説に出てきそうな、ホラーな屋敷で…!?
頭上で稲妻が光ったその瞬間、ボディガードの煽情的な瞳が見えて、王女シャンタルの体を官能の電流が貫いた。王室専用機が不時着した小島でふたりきり。彼は私に怪我がないか確認するため肌に触れているだけ…。けれどその行為は、シャンタルが夫を亡くしてから封印してきた感情を刺激した。「ここには誰もいない」ボディガードの危険な甘い囁き…。王女は誘惑に抗えず、ついに禁じられた一線を越えてしまう!! それが残酷な未来を招くとは思いもよらずに…。
ニューヨークで働くジェーン・マイルストンは社長の計らいで、一流ホテルで催される豪華絢爛な仮面舞踏会に出席していた。その夜、クレオパトラに扮した彼女の身も心も奪ったのは、ゾロの仮面をつけたセクシーな男性。彼の正体はもしかして…社内で密かに惹かれていたジョナサン? ジェーンは翌日、ジョナサンに素敵な一夜のお礼にキスをするがその瞬間…彼はゾロじゃない! そう悟ったジェーンは青ざめた。いったい私は、誰とベッドをともにしたの!?
ミリーはギリシア人銀行家のレアンドロと熱烈な恋に落ちて結婚したが、すぐに自分の姉ベッカとレアンドロとの不倫現場を目のあたりにしてしまった。そのまま家を飛び出したミリーだが、1年がたつ今になって、ベッカの事故死を知り、遺児ラファエロをひき取るために、意を決してレアンドロのもとに戻った。今でも彼を愛している。その気持ちに変わりはない。それなのに、久しぶりに目にした夫の姿は半裸で、その腕にやはり半裸の女性を抱えているのだった…!
「あなたなんかに何も感じないわ」アンジーは歯を食いしばりイーサンが仕掛ける誘惑のキスを拒絶しようとした。けれど体から力が抜けていく。イーサンは、アンジーの住む平和な町に犯罪と恐怖をもたらすギャングの一味に違いない。彼に惹かれてはだめ。私はジャーナリストとしてその悪事を暴き、この町を守る使命があるのよ! 一方で、彼に自由を奪われあの大きな手で愛撫されたら…と夢想してしまうアンジー。その妄想がまもなく現実になるとは考えもせずに…!!
夫のアリスティドに愛されてないと感じていたイーデンは、ついに離婚をきり出した。その直後、トラックが車に衝突しふたりは意識を失った。「君は誰だ?」数日後、昏睡状態から覚めた夫は、安堵のあまり涙を浮かべるイーデンに冷たい声で言い放った。秘書や子供のことは覚えているのに、妻の私だけ記憶から消すなんて酷いわ…! ひとまず一緒に家へと帰るが、それが“不幸せな結婚”の続きの始まりだった。その上ふたりの仲をひき裂こうとする秘書は本性を表し…。
亡き姉の息子ジョシュをひとり育てるジュリー。ある雨の日、仕事に疲れきって家路を急ぐ彼女の前に長身でエキゾチックな顔立ちの男性が現れた。「僕はロッコ・オパルディ。その赤ん坊のことで話がしたい」ジュリーはその姓を姉から聞いていた。この男性はジョシュの父親の身内なのだ。そして彼は母国シチリアでDNA鑑定をしたいと申し出る。愛する甥を奪われるかと恐れつつも、ジュリーは魅力的逆らいがたい雰囲気の彼とシチリア行きを決意し…。
神様、今すぐ私をこの世から消してください――。婚約者との結婚式を前に、ナターシャは幸せの絶頂から奈落の底に突き落とされた。彼の浮気現場にでくわしたのだ。あろうことか、その相手は彼女の妹…。パニックに陥り逃げだしたナターシャを、現場に居合わせた婚約者の義兄レオが追う。彼はギリシアの大富豪で、非情さとその美しい容姿から“悪魔”と恐れられている。そんな彼がなぜ私をやさしく慰めてくれるの? そこには悪魔の名に相応しい、罪深い計略があり…!?
昏睡から覚めたエミリアを見て、ハビエルは暴れる欲望を必死で抑えこんでいた――エミリアは夫の僕を覚えていない…。あの男のことは覚えているのに! 前は彼女から情熱的に、官能的に誘ってきた。同じリズムで体を揺らし、ともに高みへとのぼりつめた日々。そのすばらしい快楽を記憶から抹消するとは! いや、無理にでも思い出させてやろう。そして再び僕の愛撫で征服し、彼女の愛の裏切りへの復讐を成し遂げろ、ハビエル――その瞬間、彼の黒い瞳が冷たく光った!
冷徹なイタリア人実業家ザンドロ・ブルネレスキが、弟の遺児をひき取ることになった。そうさ、間違ってもリア・カメロンなどにこの子を渡すものか! リアは弟の恋人で、赤ん坊の母親だ。情緒不安定で、薬物の使用も疑われる信用ならない女だ。だが、そのリアが息子を返してほしいと要求してきた。彼女は以前とはどこか違う。澄んだ瞳、その女性らしい魅力に我知らずザンドロも惹かれていくが、リアの変化には決してザンドロに知られてはならない理由があって…?
どんな男にもただひとり運命の女性がいて、その女性と出会えば必ず”その人”だとわかるとおばあちゃんは言った。おばあちゃん、僕は出会ったよ、運命の人に! 青い目のとびきりセクシーな彼女も僕を気に入ってくれた。身も心も僕たちはこれ以上ないくらいに相性がいい。ところが問題がひとつ。おんぼろホテルをめぐって僕たちの利害が対立したあげく、彼女が言うんだ。「あなたは私の敵よ、ミスター・マクグラス!」女の人って、もっとやさしいものだと思ってたよ…。
世界一大好きな街パリ! 人気女性誌の記者であるキンバリーの心は躍っていた。有名デザイナーのショーをまわっていると会場に入れずに困っている男性ホールデンを見かける。古ぼけた服装に無精ヒゲでは当然だが、その瞳に野獣のような輝きを秘めているのに気づく。思わず彼を助けるが、そのせいでキンバリーはファッション界を揺るがすウエディングドレス盗難事件にまきこまれてしまう。事件解決のため、彼をエレガントな伊達男に変身させることになるが…!?
ジャーメインのもとに、出張中の恋人アッシュから久しぶりに電話があった。が、様子がどうも変だ。それもそのはず。出張とは真っ赤な嘘で、彼はジャーメインの姉とずっと一緒だったと言うのだ。またなの! もう何度も美しい姉に恋人を奪われているのに。しかも彼は、姉がけがをしている、「世話をしに僕の兄ルーカスの屋敷に来てほしい」と頼みこんでくる。ジャーメインが断ると、その夜、なぜかルーカスが現れ冷たく言い放った。「強情はやめて、君はうちへ来るべきだ」
クラブ歌手のジュリーは、一流クラブに呼ばれてローマを訪れた。かつての恋人リコの生まれ故郷だ。激しく愛しあうふたりは、彼の祖父に無理やり別れさせられたのだった。その時の息子がもう7歳になることを、リコは知らない。そしてここローマで、再び彼と会うことになるなんて! 8年の月日はリコを冷酷無情な人間に変えていた。そしてジュリーは驚くべき真実を知らされる。ローマに彼女を呼んだのはリコであり、その目的は復讐にほかならないということを!
カサンドラは、兄の頼みに愕然とした。経営危機に陥った一族の会社を救うため、投資家ディエゴの要求を満たしてほしいというのだ。しかもその要求とは、彼と夜を過ごすことですって!? 彼はかつてカサンドラの唇を奪った男。その衝撃的なキスの記憶は鮮明で、彼と顔を合わせるたびに彼女の鼓動は乱された。でもダメよ、彼の危険な魅力にかかれば、身も心も無傷ではいられない。けれど兄のためにはディエゴの要求を受け入れるしかない。――私はどうなってしまうの…!?
沙織は旧友・今日子と久しぶりに再会した。同居中の恋人に「よくしてもらっている」と笑顔で語る今日子。しかしその体はやつれ、アザだらけだ。今日子が恋人に通帳を印鑑ごと預けていると言う事実を知った沙織は、何か嫌なものを感じて今日子の口座を凍結させ、恋人と引き離すためにも今日子を施設に入所させる。その時、「恋人」・昭彦の外道的所業が明らかになるのだが・・・?
姉の結婚式に出席したイヴは後悔していた。美人の姉と違って、私は何をやっても冴えない。花嫁付添人なんてひき受けるんじゃなかったわ…。その時、信じられないほどハンサムな男性が自分を食い入るように見つめていることに気づいた。きっとこのヒラヒラのドレスが滑稽に見えるのね…。一方、マット・クロウは、従兄弟の結婚式で花嫁の妹に目を奪われた。彼女は天使だ! 輝く金髪にブルーダイヤモンドのような瞳。その美しい姿から、目を離すことができなかった。
アマンダは見慣れない部屋のベッドで眠っていた。逞しく温かい腕に抱きしめられ、思わずキスをしてしまった瞬間、目を覚まし驚いた。夫と思いキスした相手は、見知らぬ裸の美しい男性だったのだ。アマンダはなんとか記憶を辿り、思い出した。この男性と乗り合わせた馬車が横倒しになって地面に激突したことを。その時、彼はその腕にアマンダを抱き締め、怪我をしないように守ってくれた。お礼を言い名前を尋ねると、男性は名前はおろかすべてを忘れ去っていて…!?
ド天然女子x紳士のデジャヴュロマンス☆ 私、まりあ23歳。寒い冬のある日、道端で倒れていたところを、キレイな男の人が助けてくれました。その人がお腹いっぱい食べさせてくれたおかげで、元気になりました。その男性はシャムザハといって、なぜか懐かしいかんじがして、居心地がよくて…しかも時々、背中に羽が見えるのです! ん…!?(35P)(この作品はウェブ・マガジン:ジョシィファンタジー Vol.1に収録されています。重複購入にご注意ください。)
愛する兄の死をきっかけに、ラーラは兄の親友ゲイブリエルと13年ぶりに再会した。16歳のとき、ラーラは勇気を振り絞って愛を告白したのに、彼に子供扱いされて笑い飛ばされた。その傷は今も癒えていない。今やゲイブリエルはウォール街で大成功を収め、自信と年齢を重ねることによって、いっそう魅力的になっていた。ラーラはそのゴージャスな姿を見て思い知らされた――私がこれまでどんな男性も受け入れられなかったのは、この再会を夢みていたからだったのね!
大女優レイチェルから、自分の伝記を書いてほしいと依頼されたレオニー。伝記を出版した実績はあるものの、なぜレイチェルが自分を選んだのかさっぱりわからない。そしてその迷いをさらに深めるのは、レイチェルの息子ルークの存在だ。大女優が結婚せずに出産したと、当時はまさに一大スキャンダルだったのだ。ルークはなぜかレオニーの妨害ばかりする。反発を覚えながらも、その冷たいグリーンの瞳に惹きつけられたレオニーは、ついに仕事をひき受けることにしたが…?
クアルーム国の海辺で、ロザリーは絵を描こうとして苦しんでいた。大好きだった絵が描けなくなったのには、理由がある。けれど、絵が描けないのは単に才能がないからだ。そのとき突然、白馬に乗ったすばらしく魅力的な男性が現れた。その姿に目を奪われ、ロザリーは夢中でスケッチを始めた。やがて彼は岸に戻ってきて、ロザリーのすぐ近くで馬を止めた。「絵を完成させたいなら、ぼくの朝をきみにあげよう」驚くロザリーに彼は続ける。「きみの午後をぼくにくれるなら」
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「電子コミックサービスに関するアンケート」【調査期間】2024年3月15日~2024年3月22日 【調査対象】まんが王国または主要電子コミックサービスのうちいずれかをメイン且つ有料で利用している20歳~69歳の男女 【サンプル数】1,648サンプル 【調査方法】インターネットリサーチ 【調査委託先】株式会社MARCS 詳細表示▼
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