わんさん のまんがレポ《新着順》

ほぼ全冊購入して何度も読み返しています。なんと言っても主要キャラがみな魅力的、ヘタに恋愛路線に入らずに、人間同士の絡みの味わいが丁寧に描かれていて素敵です。モジャツンペアがとくにお気に入りです！

一気に15巻まで読みました。ここまでスケールの大きい心理戦モノは初めて読んだ気がします。途中ワンパターン化してダレるかな、と心配になった部分もありましたが今のところ後の展開が面白く次につながっている。登場人物たちが少しずつ人間味を増してゆくのがフツーのヒューマンドラマになってしまいそうで若干心配ですが、16巻も購入します！

よくある変人キャラにグルメネタを絡めただけかと思いきや、次々に繰り出される古典ミステリーのパロディネタとラブコメの合わせ技など、予想外の世界観に圧倒されっぱなし！ストーリーも良くまとまっていて読みやすいです。

往年の手塚治虫タッチをすこし彷彿とさせる独特の描線、王道とも言えるデュアルライフの外枠が不思議に爽やかでストーリーとマッチ、ついついページを進めてしまいます。

タイトルに惹かれて読み始めましたが、一気に最後まで購入しました。タイムトラベルというSF要素がミステリーのリアリティを損なうことなく逆に増幅させて、新しいジャンルの誕生を感じました。

同性愛の扱いが危ないなーと思いつつ読んでいたらDVDが見つかる場面で性的「嗜好」の表記があってガッカリ。性的な対象は自分の意志で変えられるものではないので「指向」を用いるのが今や常識。たとえゲスなセクハラオヤジのエピソードでも、そこはしっかり書き分けるべき。最近ようやく少しずつただされつつある同性愛差別の問題を、ネガティブな文脈で用いている作者の態度には大いに疑問を抱きます。

ストーリーや脇も含めたキャラクター構築がしっかりしていて読み応えあります！もちろんHの描写も王道ながらスリリング！ハマりそうです～

エロだけでなく、適度に笑えるコマもあるので、サクサク読めます。就寝前にちょうど良い感じ。もちろんベッドでのセリフにはリアリティがあるのでそちらもしっかり楽しめます。

画が丁寧なので、ベッドシーンにも説得力があります。メガネがあってもなくても、両面とも素敵すぎる楢崎さんにメロメロです！

蜂蜜みたいな甘さに、甘酸っぱさと細かい笑いが散りばめられて、ぐいぐい読んじゃいます！熊谷くんがかっこいい！

緻密な作画に支えられて、相反するかとも思われるエロス、ユーモア、ホラーが混ざり合い、独特な世界が展開されています。一コマ一コマを味わいながら読み進めたい佳作。

好みのシュッとした二人の顔にひかれてスタート。子供みたいないがみ合いからエピソード毎のハッピー？エンドまで違和感なく楽しめる安心感のある展開に、今後も期待。

はじめは悪人ネタかと読み始めましたが、ひょんなことから、つまり善意からでなく嘘をつけなくなった主人公が、どんどん魅力的に輝いていって、不動産ストーリーを別にしても惹かれます笑。マダムさまや部長も味わい深くて、次巻が待ち遠しいです！

廃部寸前の箏曲部をひとりで担う眼鏡男子の主人公。邦楽の琴と眼鏡男子の組み合わせ、それもごく普通の高校制服をきた彼と部活としての琴／邦楽、というのがとにかく新鮮でした。実は善人な不良が絡むのはありがちな展開ですが、ときどき挟まれるコミカルダウンした画風がアクセントになってぐいぐい読ませます。魅力的な主人公をとにかく応援しちゃいます！

生死という絶対的境界線を挟んではいるが、それはとりあえず脇において、「死役所」で淡々と紡がれるヒューマンドラマとして読んでも面白い。もちろん背後に大きな謎や悲劇の気配はあるが、それはそれとして、それぞれのキャラを楽しむのもよい。シ村さんは単純に眼鏡男子としても魅力的。

何よりも画が美しい。セリフ無しでも引き込まれてゆくうちにポツポツと現れる言葉。それも断片的ですぐには物語の設定が把握しにくい。しかしそれゆえに切ない詩的なムードが高められて、気が付けば若かった自分の夏と物語がオーバーラップしてゆく。衝撃的なエピソードも挿入されるが、良質な短編小説を読むような思い。文学チックな気分の時にオススメです。