ノスタルジー漂う嬌艶のひととき
甘く切なく、淫らな契りが交わされる―…
今宵、紳士ハ猛獣ニ変ワル―
時は大正。カフェーの女給である小夜は、悪質な客に絡まれているところを富豪の正臣に救われる。しかし、客の恨みを買った小夜。誘拐されて仮面競売に出品されると、鼻息荒い子爵に落札されてしまう…!――「十倍の額を出すのでその娘譲って頂きたい」札束を手に現れた正臣に再び助けられた小夜。しかしその体は既に、強い媚香に毒され発情状態にあった。彼女を解放する方法は唯一つ…。
この行為がなんて名前なのか 教えてほしい─
汚れたカラダを丁寧に指先で弄り、そのまま舌を這わせる。時は大正時代。田舎育ちのすずは、父親の代わりで東京に働き口を求めてやってきた。途中、暴漢に遭い、ケガをして動けないすずは大財閥一家の花房要に助けられた。「俺からすれば小娘だしな」昼も、夜もとろとろにトロけるほど貪り尽くすように求められて…。
幕末の恋は激しく淫ら、そして命がけ―…
土方歳三の許嫁・琴は沖田総司と瓜ふたつ。その顔が原因で、沖田を恨む人間たちに攫われ、女郎屋に売られてしまう。そんな中でも土方への献身的な愛を貫く琴は、偶然京の花街で土方と再会を果たし……。
初めて会った男に抱かれ、翻弄され、とけていく
流れる黒髪、輝く月のような美貌に、漂う色香。昔むかし、京の都に「かぐや姫」という美しいお姫様がありました。噂を聞きつけ、あちこちの姫に手をつけてきたイケメン貴族・車持(くらもち)の君(きみ)は邸内に忍び込み、夜這(よば)いを決行!?「貴女とつながれたい、どうか私のものに!」。「あんっ、ダメえっ!」。
ウブなカラダは淫らに開発されていく―
彼氏との初エッチになかなか踏み切れない唯。そんなある日、突然、江戸時代の遊郭にタイムスリップ!!混乱する唯の前に現れたのは、彼氏そっくりの楼主、左文だった。「お前はいい遊女になる」と強引に与えられる快感に、別人だってわかってるけど抗えない…。
父の妾になった私にさらにお兄様が…!
時は大正時代。金持ちの令嬢・豪山綾花(ごうやまあやか)は、父親の平八(へいはち)と、やさしい兄ふたりとともに幸せに暮らしていた。しかし、18歳の誕生日に突然、父親に夜這いをかけられ、処女を奪われる。実の父だと思っていた男は、血のつながりのない野獣だったのだ!!綾花は抵抗するが、病気の母親を人質に取られ……?
私はあの人に会いに行く―
極彩色の夢の中の私は、イケメン志士の引き締まった胸に抱かれて快感に震えてた…。デザイナー志望の雪姫(ゆき)が繰り返し見る夢は、いつしか現実と重なるように!?現代の華やかなファッション業界と幕末の遊郭が交錯する、切なく哀しい恋の物語。
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