触れ合い、口付け、カラダを重ねて
人間の快楽なんて、忘れさせてやるよ…
ドS伯爵の快楽調教に蕩ける歪な愛
貧しい家庭で生まれ育ったサラは、病気の義妹の治療費と引き換えに、魔獣が出ると噂される森の奥にある黒い城へ奉公しにいくことになる。城でサラを待っていたのは、赤い瞳を持ち、人々に“悪魔”の異名で恐れられる伯爵・レオだった。おびえるサラをベッドに押し倒したレオは「純潔の証を見せろ」と強引に迫ってきて――…?
キスも、声も、あの人に似ている―
未練が強すぎて、成仏できずにゾンビとなって蘇った宗一郎(そういちろう)。死ぬ前の記憶はなく、何に未練を抱いているのかもわからないまま、人間の若い女の子から生気を吸うことで体を腐敗させることなく人間の姿を保っていた。ある日、無理やりホテルへ連れ込まれそうになっている女性を助けた宗一郎は、その女性が生前の恋人・百合(ゆり)だと気付く。百合に触れられた頬から伝わる熱によって取り戻した記憶は、二人一緒に過ごしていた頃の愛おしい想い出だった。
オオカミの時よりケ・ダ・モ・ノ―!?
両親亡きあと、一人で花屋を続けてきた百合。だが経営は借金を抱え、前途多難。そんな時一匹の犬を拾ったことから大金持ちの一族と知り合うことになった。グループで企業を経営してるという父親と息子二人は、多額の謝礼金を渡す代わりに、犬のペットシッター契約を百合に迫る。借金を返すため契約を結んでしまった百合。でも…ああ…こんなことって…
王子の求愛を受ける傍ら、淫魔からミダラな行為を…
孤児院の娘・マリアはある日、道で行き倒れている美しい青年を見つけて介抱する。なんとか彼の命を助けたいと願うマリアに「助けてやろうか?」と声をかけたのは、漆黒の髪、緋色の瞳をした闇の魔力を持つ淫魔だった――。
死神と契約してしまったカレを救うには…
朱音の幼なじみ・斗馬は、バイク事故で重体に陥るも、奇跡的に一命をとりとめる。喜ぶ朱音だったが、彼の人格は、事故前とは別人の様にサディスティックに変貌していた。欲望のまま襲われ、カラダを弄ばれる朱音。やがて斗馬が信じられない言葉を発する。「俺の子を宿せ」――死神に肉体を支配されてしまった大好きな人の為、自らのカラダを捧げる事を決めた朱音の運命は…!?
暗闇に浮かぶ彼には異形の者の証が…
愛里沙はモデル仕事の撮影の為、山奥へ入ることになった。そこは昔、ある男に助けられた思い出の場所で…。撮影間近、仕事仲間と口論になった拍子に、愛里沙は致命的な怪我を負ってしまう。朦朧とする意識の中、目の前に現れたのは思い出の『あの人』―!?「死にたくないならもっと感じろ」彼が舐め、触れる箇所全てから快感が押し寄せてくるこの感覚は一体!?