なっちさん
(公開日:2017/05/08)
購入者レポ
※ネタバレあり
【
とてもわかる
】
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私は親の離婚で母に、父の再婚で今度は父に捨てられた気持ちになったことがあり、小さい時に育ててもらい一度祖母の家をでたのに思春期の真っ只中の13歳でまた祖母に預けられ、祖母に一生懸命育てていただきました。
小さい時に祖母が参観日に来たとき来なくていいと言って悲しませた事を思い出しました。
私の祖母は母親がわりにと頑張ってくれ育ててくれたのに当時の私は反発してしまいました。
この作品を読んで、思春期の自分をつい振り返り、今はすぐ会える距離ではないためなぜもっと近くにいるうちに大切にできなかったんだろう。と考えさせられました。
仕事に追われ思い出さなかった初任給での誕生日プレゼントを送ったときの喜んでいた姿を思い出しました。
自分の祖母がもし認知症になってしまったらと考えながら最後まで読み続けるうちに祖母の声がすごく聞きたくなり、とても祖母を大切にしたいと思えた作品でした。
烏哭さん
(公開日:2017/02/02)
購入者レポ
【
心が痛いなぁ。
】
短編でサクッと読んだのに、じわりと心にしみました。
読み終えた後、色んなレポを読んで更に悲しい気分に。
共感や感動を感じるポイントはそれぞれあるでしょうが
素直に良い本だと思いますよ。
小学校高学年向けの絵本として出版しても良いかと。
素直に感動して我が身になって考えてもらいたい。
私もこれから先、老いていくけど
その時に母なり祖母なりにどう対処していけるか。
円満は難しいかも知れないけど、お互いが後悔しない最後を
迎える事が出来るようにしたいもんですね。良い勉強になりました。
はかつさん
(公開日:2017/01/26)
購入者レポ
【
いつかの私がそこにいる
】
私も両親の離婚をきっかけに祖母に育てられた。小学校の入学式、私だけ祖母が来た。両親の喧嘩はたくさん見てきたけれど、そんな日常に疲弊していた、巻き込まれてケガもした。祖母の家では喧嘩はない。けれど周りと違う、両親ではなく、私だけ祖母だった。心細くて、寂しくて、着慣れない晴れ着も祖母の手作り。全身が痒く感じてからあとは覚えていない。私は血の気が全くない顔で気絶し、1人椅子に座らされた記念写真が残っている。
その後もいろいろなことがあった。これは私の現実よりも穏やかなケースだ。だけど現実なんだ。創造や想像の物語なんかじゃない。薄っぺらいという人は往々にして現実を知らない。現実を知る人は声をあげたがらない。こんなに心が揺さぶられる。いつかの私が心の内で泣き叫ぶ。誰も悪くない、だから余計に悲しくなる、けれど誰も悪くない。
ゲストさん
(公開日:2016/09/26)
購入者レポ
※ネタバレあり
【
立場は違いますが
】
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現在70代半ばの母は、ここ数年で随分腰も曲がり、頭も回らなくなってきています。
頭ではわかっていても、そんな母をなかなか受け入れられなくて、この歳になってもつい理性を無くし怒ってしまったりしては反省する日々を過ごしています。
この作品はおばあちゃんと孫のお話ですが、私にとってはまだ私を理解出来ている母とのふれあいの日々の大切さを、もう一度考えさせてくれる貴重なものとなりました。
しょうこちゃんの幼い頃の記憶が、自分のものと重なって、母が一生懸命に育ててくれた日々を思い出し、涙が止まりませんでした。
自分の子育てもひと段落した今、あとどれ位親子で元気に過ごせるかわかりませんが、一瞬一瞬を大切にしたいと思います。
ゲストさん
(公開日:2016/12/02)
購入者レポ
※ネタバレあり
【
祖母と孫の関係性。
】
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私は祖父母と離れて過ごしていたからこんな気持ちになった事がないからあまり共感はできませんでした。煮染めや干し柿、自作の梅干し。なにからなにまで新鮮で祖母のご飯は大好きでした。でもこの漫画のように何かと戦って何かを犠牲にして何かを守ってる人もいるんですね。知りませんでした。でも友達関係のとこは少しだけ納得しました。笑ってれば仲間に入れる、みんなと同じことしてれば仲間から外れない。顔色伺った時期もありました。ただトータルで見て私の中での評価は微妙ですね。読み応えがない、理解できる人とできない人がはっきり別れる漫画。正直言うと読んでて何回か主人公の女の子に腹立たしさや呆れがありました。
はるともさん
(公開日:2016/09/13)
【
自分には、祖父祖母が…
】
自分には、祖父祖母がいないけど、
もし同居していたら、主人公と同じようにしていたかもしれない。
思春期ってどうしても身内から孤立したくなる時期だったし、一番構われたくない時期だった。身内といる自分がどこか、恥だったり。。
自分が大人になり、社会を知り、親の苦労を利害できて、ようやく素直になれた頃には手遅れだったりするんだよね。
最後の、何気ない事で祖母の記憶が戻ったシーンはとても温かい気持ちになれたと同時に、少しでも主人公の心が軽くなれたかなぁと思った。
コンコさん
(公開日:2017/01/19)
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※ネタバレあり
【
そっくりな祖母と孫の話でした。
】
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キーパーソンはズバリ大木ちゃん。
思春期は不満を引っ張りだしてこそ親の思いやり?そんなマゾになれるの私?と考え出してしまい、結局まとまらず思いやりって難しいんだなと思いました。
祖父母と一緒に暮らしていると、甘やかしてくれて大好き!なだけではないですよね。いくら恩恵を受けても鬱憤や自分の醜い心が渦巻く時があるものです。そして自己嫌悪に…。
でも祖父母だってそれは同じですよね。
可愛いだけが孫じゃない。勿論不満だってある。
気付いて無いだろ、と小馬鹿にされてるのも気付いてる。
私の場合、それに気付けた時に思春期が引き潮みたいに一気に終わりました。
思春期に同居してた人には読みごたえ感じられると思いますよ。
ゲストさん
(公開日:2016/09/20)
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【
評価はわかれそう?
】
ポイントの割に短かったかなと思います。
短いけどまとまっているし、考えさせられます。
祖母ではなく姑を相手に同じような態度をとったことがあり、我が身を振り返ると胸というか胃のあたりがきゅっとなりました。
私は身の振り方を考える作品として読みましたが、そういうことのない人には読み応えはないかもしれません。
あきさん
(公開日:2017/01/23)
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【
イマイチ…
】
レビューやあらすじを見て期待してしまったせいか読み終えた直後の感想は“え?これだけ?”どの問題にスポット当てたいのかもビミョーかな。特に涙も感動もありませんでした。
透流さん
(公開日:2017/09/25)
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【
Web漫画
】
複雑に問題提起されていて、自分にも共感できる点、むしろ憤ってしまう点、色々ありました。
思春期特有の潔癖(食べ物の件に限らず)と晩年の人間のやるせなさが、読み進めるとずしっとのし掛かる感じです。
書籍化されたことは、正直どうかなという印象です。
良くも悪くも、この作品はWeb漫画。
500ptの価値云々じゃなくて、Webで見るべき作品に思いました。全部のWeb漫画が、ではなく、この表題作品に限っては。
pixivのままならここまで違和感はなかったろうと思います。
構成も、メイン作品のプロトタイプは蛇足に感じました。
今後出される著者新刊等に掲載されるならともかく、ほぼ同じ内容の話を同じ巻に収録(しかも一話だけで半端)するのは、ページ・編集の都合では?
これは編集側の問題かもしれませんが、pixivのノリ(下書きや没絵も投稿しちゃうよ!みたいな)をそのまま持ってきたような印象です。