ゲストさん
(公開日:2017/05/15)
購入者レポ
【
別の意味でファンタジー
】
水城さんの作品はキレッキレの心理描写が好きなんですが、これは正直イマイチ。ファンタジーだから設定が非現実的なのは仕方ないけど、登場人物(特に男)の思考がお花畑過ぎて、100年生きてて何を学んだのかと呆れるレベル。いい人って言えばそうだけど、百戦錬磨の女たらしのはずなのにすぐ赤面するとか、これからヤレるってときに僕の気持ちはどうなるとか言う男、現実世界にはいねーよ。まさにファンタジーだと思いました。
ゲストさん
(公開日:2017/05/12)
【
文字が多い。
】
失恋ショコラティエもそうでしたが、とにかく文字が多いです。途中で疲れました。
会話数が多いので、感情は伝わりやすいのですがいちいち細かいというかもっとサラサラと読めたらいいのにと思いました。
話の内容は興味深いです。
隠れマンガ好きさん
(公開日:2017/05/15)
購入者レポ
※ネタバレあり
【
アリスは誰を選ぶのか
】
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お堅い教師の菊川梓、吸血樹のディミトリに見出され、高校生の少年の命を助ける代わりに、4人の吸血樹が住まう洋館に招かれ、1人を選び子孫を残す契約をします。この吸血樹が使う虫が気持ち悪いのは、しょうがないとしましょう。吸血樹にアプローチされる逆ハーレムを楽しんで、アリスと一緒に男選びを楽しみたいのに、読者はなぜアリスみたいな性格の女がこんなに好かれるのかわからないという気持ちになります。登場人物一人一人に細かい設定があるのですが、いささか駆け足で描ききれてないですし、理解するのに時間を要しました。かっこつけたディミトリがふられる話と、双子の過去の話が面白かった。ディミトリは結局エゴの塊で、好きになれませんでした。リアルに描くことに定評のある水城せとな先生のビター過ぎな大人用ラブストーリーです。
すずさん
(公開日:2017/05/10)
購入者レポ
※ネタバレあり
【
虫リアル!
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吸血鬼の性質の設定が独特でおもしろかったです。吸血シーンはほぼ無いのですが流血シーンはあります。また、遣い魔が昆虫で、口から出入りするということに加えて作家さんの画がリアルなので、苦手な方はお気をつけ下さい。私も苦手な方で6巻現在もまだ慣れませんがついついここまで読んでしまいました。お話は一度時代が切り替わるので、華麗な社交界とは離れてしまいます。人物の過去がそれぞれ重いし主人公2人がこじらせ体質なので、軽く読めるお話ではありませんでした。好きとは言えない作品ですが印象が強いので続きも読むと思います。