ぱぺさん
(公開日:2018/04/02)
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【
自分の生き方のあちこちと共鳴
】
読み進めて行くと、最後まで読まずにはいてもたってもいられないくらい先が気になるくらい引き込まれます。明日も仕事なのに徹夜で読み漁りました。詩織の置かれた不遇ともとれる環境を元に出来事が急速になったり、じわじわと進んだり、描写での人物達の各々の感情の捉え方が、それはそれはとても細やかに深く、且つ伏線のように描かれていて、ヤバイです。あなたにとって、大切なものは何ですか?それを今大切にできていますか?と問われているような作品です。
子供の思いと親の思いと、夫婦間の思いと、人は人生において様々な役割に展開していくなか、あの時気がつきもしなかった相手の思いみたいなのを、生き進みながら気が付いていくという壮大なテーマを感じ取りました…
泣きます、絶対。そして、自分の大切なものに気付きます。そんな作品です!
にのみよさん
(公開日:2018/03/19)
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※ネタバレあり
【
すごく面白かった
】
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読み始めて一気に最後まで読みました。最初は女の子の気持ちがよくかかれてて中々おもろいなー、てとこから複雑な部分に絡んでいくとこまで
記憶喪失の期間の話も、モデルになっていく話も、過去の自分と混ざっていく話の流れの部分、そして何故記憶を無くしてきたのか、のエピソードはかなり読み応えあり。ラストまで感動するとかたくさんありました。面白かったです
みんみんさん
(公開日:2018/02/08)
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※ネタバレあり
【
開くん、、
】
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ストーリー云々以前に、とにかく、高校生の開くんにやられます。一途で可愛くて男らしくてセクシーで、女性が夢見る男性像が韓流ドラマくらい広がってます。年甲斐もなくニヤニヤしながら開くんが出てくる場面をなんども見ちゃったりして。最後、開くんがハッピーエンドにならなかったらどうしようと怖くて逆に購入をためらってしまうほどです、、
BarbarousMonk32さん
(公開日:2018/02/05)
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【
クオリティー高すぎません?
】
「彼の事は好き。でも彼の妹の事は…」みたいな広告で何か気になって読み始めました。誰視点の広告なのか中盤位でやっと分かりました。
少女コミックを読んだのは2回目ですが、本当にクオリティーが凄いなと……。結構色々な人物に焦点が当たって、誰が主人公でもおかしくないというか、良い悪いはあってもそれぞれが自分自身を乗り越えて行くドラマがあったと思う。正直泣きました。
でも後半~終盤辺りの不穏な展開で、もしかしたらここまで読んで来たの間違いだったかなと不安になりかけましたが、やっぱり最後まで読んで良かった。ましてや試し読みとか序盤だけじゃ作品の良さって本当には分からない。単純だけど家族にありがとうって素直に言えたのはこれを読んだから。
少し心残りなのは作品のクーポンが配布されてる事に気付いたのが全て読み終わってからだったって事ですが、でも定価で買う価値ありでした。
やすさん
(公開日:2018/02/05)
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※ネタバレあり
【
二十年ぶりの衝撃
】
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3巻ためし読みから一気に全巻読んでしまいまって、自分がはじめて読んだ少女まんがが、同じりぼんコミックスの『こどものおもちゃ』なんですけど、それ以来の、二十年ぶりの衝撃でした。
登場人物それぞれの、フィクション(しかも少女まんがの)とは思えないドロッドロの人間味溢れる心理描写にゾクゾクしました。
展開自体は読めなくない(むしろどこかで読者に気づかせてるような作者の意図があるようにすら思えるよう)ですが、読み進めていくとあーやっぱりそうだったーっていうところ、それのうえをいくところ、それぞれ楽しめました。
一番印象的なのは、瑞希の心のうちが見えたところでしょうか。清楚で健気で優しい「ように見える」女の子にもドロドロとした「女」の部分があることをしっかり描くところなんかは、リアルな女子の本音を見てるようで背筋がヒヤッとする感じを覚えました。
とても楽しめる作品でした。