ゆりあさん
(公開日:2018/01/17)
購入者レポ
【
生々しいドラマ。
】
しばらく経ってまた再読してみました。ザラリとした読後感が持ち味の作品。男性がただただ受け身体質なので、確かに女性目線では共感が難しいかもしれません。それは個人の嗜好だから作品のクオリティの評価に加味しないようにしてみると、やはり傑作なのかなと。揺れ動く微妙な心理と病室の閉塞感が、汗ばむ夏の息苦しさとの相乗効果で非常に生々しく繰り広げられます。ラストのラストまで手を抜いてないカットも鮮やか。溺れる花火、このタイトルに物語が見事に集約されています。ラストシーンに至るまで花火を描きまくってるのに全く押し付けがましくないし使い方が秀逸。ラスト、この男はあの出会いによってまたフラフラしそうだ。趣味もなく出世も無くヘラヘラ笑って嫁と子に使われてる未来が見えてしまう(笑)。きっと一生、陸に上がれず溺れたっきりの人生なんだと思う。
あやすけさん
(公開日:2016/11/16)
【
なんとなくわかっては…いたけれど!
】
主人公がとにかくむかつきます。男性は共感するんでしょうが…諸々あってに色々と悟った私にとっては心動くものはなく呆れるばかりのしょうもない作品でした。
基本的に男も女も…人間というものは自分のことしか考えないのね、一人で勝手に溜めた不満を爆発させて成り行きに任せて快楽に溺れたくせにそれを『利用された』と感じて、何故怒る?
利用したしないで言えば、お前もだろ!と思いました。まあ大学生の年齢じゃ当然の思考回路でしょうか?それとも、男という生き物はそういうものなのか。
自分が悪いとか言いつつ本心は自分は悪くないと思ってる。うちの夫もそういう人間なのでイライラしながら読みました。
読み終わって「また無駄なものを読んでしまった…」と後悔。
いやね、ヒメゴトは面白かったから…(^_^;)これも面白いかなって思ったけど違ったわ…
まりぽんさん
(公開日:2015/11/24)
【
あぶり出された優男の…
】
あぶり出された優男の不満、性欲。
一言、すべてが生々しかったです。
そして、彼氏を寝取られた経験や浮気された経験がおありの方にとっては辛い話です。
主人公はひどい。でもそこまで極悪人というわけではないし、同情できる部分もある。
こういう男性って確実にいます。
だから妙にリアルで、心理描写も緻密な分、非常に重苦しい気分になりました。
主人公のような優男って何故かモテてますよね。周囲に何人かいませんか?女慣れしてなさそう、人柄がいい、誠実、優しい、気弱…そういう人物評の男性。
でも実際は真逆。気弱だからこそほんの少しのきっかけで気が多くもなるし、それもいちいち本気になるんです。自分に甘いんです。
優しい人とは、人ではなく“自分に優しい人”
彼のセリフの端々に隠しきれない自己中心性、無自覚の狡さ、甘さが見てとれますよ。
にゃおさん
(公開日:2016/11/14)
購入者レポ
※ネタバレあり
【
ドロドロ暗い話
】
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他の方のレビューにも書かれてる通り 本当に後味の悪い作品でした
でも こういう人間の負の部分ばっかり描いてる作品もアリなのかなとは思います
個人的にはあまり好きでは無いです が
嫌いとも言い難い
何とも考えさせられるトコロもあります
この主人公は 最初から最後まで 自分の事しか考えてない救いようのない男です
自分の弱さから逃げる事しか考えてないクズ
もし この後 まだ続きがあるのだとしたら
やはり また あの女の元に走るのでしょうね
そして 今度は 身重の奥さんを追い詰めていくのでしょう
トゥーランドット夢さん
(公開日:2016/11/28)
【
合わないけど
】
♪ホテルはリバーサイド、川沿いリバーサイド♪ってやたらと頭の中で、読んでいてぐるぐるリピートされた。昔のドラマ「ニューヨーク恋物語」の匂いが仄かに漂った。日本ではなく外国で、もう少し大人のムードがあれば面白いのではなかろうか?**個人的にこういうストーリーは紙吹雪のように散っても構わない程、自分には合わない話。でも、あまり感情的にならないとこがいいかな。
ゲストさん
(公開日:2017/05/22)
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※ネタバレあり
【
面白かったけど
】
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こんな男は耐えられない。
自分だけキレイにしちゃって。
小秋に同情はするけど、登場人物は誰ひとりとして好きになれないな。
最後はしっかり踏ん張って男らしく終わると期待して全部読んでしまった。
男目線の素敵な想い出。あらそぅ、よかったわね。って印象でした。
ゲストさん
(公開日:2016/01/18)
【
試し読みから惹かれて…
】
試し読みから惹かれてついつい読み進めてしまうくらい惹きつけられるお話でした。
主人公の気持ちがわからなくもないけども、何だか腹立だしくもありで良い意味でモヤモヤしながら読みました。
ふるチンさん
(公開日:2016/01/06)
【
なんとまぁ後味のワル…
】
なんとまぁ後味のワルイ漫画です。主人公の男の子、思春期にありがちな優柔不断具合。相当に意志が強くなければ皆似た様なモンなんで否定は出来ません。基本的に優しい男性は好まれますが、結構優しいのと優柔不断は同義だったりします。踏まえて読めば案外とリアリティーの高い作品なのかなぁ〜…と。まぁこれ程重いシチュエーションはなかなかナイんでしょーけど、嘘で塗り固める保身って割と良く見受けられますからね〜(笑)。
ダイナミック松田さん
(公開日:2015/09/07)
【
一巻と二巻、ともに購…
】
一巻と二巻、ともに購読し読みきりました。伏線やコマ割り、展開や流れがとても出来ていて良いのですが、「瑛太死ね」の一言につきます。
はなさん
(公開日:2015/11/24)
【
こんな女になりたくな…
】
こんな女になりたくない…
そう思う女の人ばかりでした。
どの人も自分のために生きているのが、なんでだろう、怖かったです。
話としては納得する形で終わりました。
スッキリはしないけど、モヤモヤもしない。
それこそ、泳太が夏澄に最後に言っていた通りの気持ちになりました。
もぐさん
(公開日:2015/09/07)
【
性格も顔もたいしてよ…
】
性格も顔もたいしてよくないのになぜかモテる、主人公の優柔不断男に甚だムカついた!小秋は別れて正解。
夏澄は誰にものめり込まないと言ってるわりに、不倫してた男に赤ちゃんを見せて慌てさせたいと思っていることに違和感を感じる。
ゲストさん
(公開日:2015/11/19)
【
なんか内面えぐってく…
】
なんか内面えぐってくるなーと思って1巻を読み終えました。ヒメゴトの作者さんなのですね、なんか納得。
ヒメゴトも引き込まれてドロドロありでしたが全巻読んで読後感はよかったので、これもそうかもしれないけど、なんか2巻読むのが怖い。性に翻弄される男のサガというやつがわたしには許せないのかもしれません。2巻は考えてから買います。
ゲストさん
(公開日:2015/03/16)
【
学生に戻りたくなる懐…
】
学生に戻りたくなる懐かしさと切なさ、青春というか胸が締め付けられる作品。すごくよかったです。おすすめです。
らむころさん
(公開日:2015/08/20)
【
一気に話に引き込まれ…
】
一気に話に引き込まれました!
このお話に出てくる女性皆怖かった。。。
男目線になって読めました。
漫画ですが、小説を読んでいるような感覚になります。最後も余韻を残す終わり方で不思議な感覚になれました。
ゲストさん
(公開日:2015/03/09)
【
十代の恋愛。何のため…
】
十代の恋愛。何のための、誰の為の愛なのかなんて深く考えたことはなかった。とにかく二人っきりで合うことが最上。それ以上でもそれ以下でもない。いつも頭に浮かぶのは、これが愛?会えば寝るのが愛?男はそれなしで愛とは言わないという。若い男女のスレ違い。懐かしさが広がります。
ピンクイルカさん
(公開日:2015/04/20)
【
身体の弱い彼女を、抱…
】
身体の弱い彼女を、抱けない理由から、他の女性と、関係を持って女達に溺れてしまう話で、男の気持ちを表現してるのでしょうか?まだ最後までは、読んでませんが続きが気になりますね。
りゅうなさん
(公開日:2015/06/29)
【
若さ故の情熱と過ち。…
】
若さ故の情熱と過ち。魅力的な大人。潮の香り。夏花火。病院の窓からの夏の花火の儚さ。気怠い夏のにおいを。今の時期に読んで欲しい作品。