「ホストに興味ある人いません?」お誕生日会であかりと交わした約束(?)のせいで、ひょんな事から武下は一日ホストクラブの体験入店をすることに。しかし、武下がいない日に限ってあかり達は大忙し!そんな中、慌ただしいうめのはなに救世主『アキちゃん』が現れて…?そして、武下のクマさんエプロンの秘密が明らかとなり…!?

「もう関係ないでしょ!?」一日ホスト体験中、武下は一年前にうめのはなを辞めた親・ひなのと再会。息子・れおへの虐待の疑いと育児放棄気味だった彼女。一年経っても、また息子を家に置き去りにして男遊びをしているようで…?問い詰める武下にひなのは逆ギレ。お店を出て行ったひなのを武下は追いかけるが…!?

「この子は私の宝物」両親からも期待されず、中学を卒業後には家出同然で夜の街・神楽月町にやってきた相田真帆(あいだまほ)。『ひなの』として働き始め、生活と男遊びのためにお金を稼ぐ日々。そんな折、ホストとの間に息子・れおを妊娠する。男から認知されなくとも、ひなのは一人子育てに奮起していたのだが…?武下も園長も、誰も知らない『母』としての過去がついに明らかに!

「お前が必要なんだよ」ある日突然、武下からホストへ誘われたあかり。これからのうめのはなのため、そしてひなのとどうにか連絡を取るために担当のエイトに会うのだという。その甲斐あって、ついにひなのから一本の電話が!!そしてひなの自宅で語られた、うめのはなを辞めた後の親子の話に武下とあかりは…?

「正直頼りないんですよねぇ」10月は保育参観と保護者面談!うめのはな保育園に通う子供たちが全員集まり、ハロウィンパーティーのお飾りをみんなで作っていく。子どもたちの成長、半年以上かけて積み上げた保護者からの信頼と感謝に号泣するあかり。しかし参観後に行われた面談で、とある保護者からまだ保育士一年目の新人だから信頼できない、とハッキリ言われてしまい…?

「やっぱりあの子だったか」うめのはな保育園を利用する、白狼組若頭・桔梗(ききょう)。彼と園長、アキちゃんの根回しにより杉咲は、離れ離れになった娘の心愛と一緒に暮らせように。全く関係のないヤクザの桔梗がなぜ、ここまで杉咲やうめのはな保育園に親身になるのか。これは、あかりも知らない桔梗との17年前の記憶の物語──。

「行きましょう。心愛ちゃんを迎えに!」1ヶ月前、あかりは杉咲が心愛との生活のため、アキちゃんのお店で働いていることを知る。二人がやっと一緒に暮らせることへ喜びながらも、あかりは薬物で捕まった杉咲へ一抹の不安が残る。そしてあかりは、杉咲の自宅へ突撃!心愛を迎えにいくため、ある物を一緒に準備することを提案するが…?

「卒園式を始めます」3月、別れの季節。あかりは新人保育士として、楽しいことも悲しいことも共に経験し一緒に大きく成長した子どもたちを、武下たちと大号泣で送り出す。そして初めて園長が語るうめのはな保育園へ込めた想いとは?夜に働く家族を支える、とある夜間保育所の物語は感動のフィナーレへ。