一度目は酔った勢いでの過ち、でも…二度目は完全に”不倫”だった。不倫なんて自分には絶対できないと思ってたのに…それだけS藤さんの存在はマルルの中で大きくなっていた。こうして歯車は狂い始めていった―…

飲み会のお店に行くと、管理人さんとみよちゃんが手を繋いでいた。表面上は普通にしてるけど、裏では隠し事ばかりしてるんでしょう？自分にも色々なことがあったせいで、皆が裏で関係を持っているんじゃないかと疑心暗鬼になってしまい……

飲み会の帰り道はさゆりさんに誘われ2人で歩くことになったマルル。S藤さんと落ち合うことは隠したままで…。しかし、さゆりさんが口にした言葉は衝撃の一言で――！？

さゆりさんと別れ、S藤さんとの待ち合わせのホテルへ向かったマルル。初めて会った時「人肌恋しい」と言っていた彼…この人の心の穴を私が埋めてあげたい。そうして彼女は戻れない道へと進む……

「また援助させてもらいたいな」社長さんからのメッセージに、ホテルで無理矢理されたことを思い出してしまったマルル。しかし、お金を受け取ったということは、で合意での行為になってしまってる…？S藤さんと会う時の服や食事代を考えるとお金は必要――社長さんからの誘いにマルルは……

グルチャの管理人さんとさゆりさんとお酒を飲んでいたはずなのに、気付いたら自室のベッドの上――！？記憶を遡ってみると、なにか変な雰囲気だった2人…もしかして今も一緒にいるの？管理人さんはみよちゃんとも関係を持ってるはずなのに…。

大好きなS藤さんに会ってもほんの少しの温度差がじわじわ心に染みる…会えて嬉しいのは私だけなの？行為の後もすぐに服を着て帰ろうとするS藤さん。それを見たマルルは一人だけ裸な自分が恥ずかしくなり―…

街で歩いていてふと自分の足元が気になったマルル。ボロボロの靴を見て自分がみじめに感じられる。もしかしてS藤さんがそっけなかったのは私がくたびれた格好していたから？彼に嫌われないように新しい靴や服が欲しいけど、それにはお金が必要。誰かから”援助”してもらえたら…

社長さんからもらった3万円で新しい服と靴を買い、S藤さんに会うのが楽しみなマルル。社長とさゆり、管理人とみよ…ぐちゃぐちゃになったグループを考えると気分が落ちるけど、自分には彼さえいればいい。しかし、とあることがきっかけでS藤さんが怒ってしまい…！？

いつの間にかS藤さんとのホテル代はマルルが持つようになっていた。お金を求めた彼女は社長と会う回数を増やすことに…。「口使わせてくれるなら5千円アップできるよ」――社長のその言葉にマルルは従順に口を開けた…。