「こんな結婚、お断りします…!!」結婚式――私にとって人生で最良の日となるはずだったのに、なんで動物に囲まれて白無垢を着ているの!?　旦那様が人外ってどういうこと!?　阿古（28歳）は広告会社勤務の独身彼氏ナシ。今までは仕事優先だったけど周りの友人が続々と結婚して自分だけが独身だということに焦り、急遽婚活をはじめることに――！　はじめてのお見合い場所として指定されたのは人里離れた山奥…？　慣れない山道でピンチに陥った阿古を助けてくれたのは顔面偏差値が高いミステリアスな男！　彼は阿古を以前から知っていると言うけれど…。※本書は「バニラブvol.6」に収録されております。

「俺にはお前が必要だ。ダメか？」夫を自称する神使・嗣郎の挙動にドギマギするものの突き放しきれず、なし崩し的に同居生活がスタート！　今後の生活に不安いっぱいの阿古。「いくらイケメンでも人外と結婚なんて無理でしょう…」職場では新しいアルバイトが入社して…!?　結婚相手が人外ってアリですか？　阿古の平和な日常はもう元には戻らない!?　※本書は「バニラブvol.7」に収録されております。

「お前は誰だ。阿古に近づくな」職場まで追いかけてきた嗣朗はアルバイトとして働くことに。教育係を任された阿古は、嫉妬深さに頭を抱えつつ意外にも要領よく振舞う嗣朗に戸惑っていて…そんななか阿古に近付いてくる謎のイケメンが現れて!?　前途多難なふたりは、この先どうなる!?　※本書は「バニラブvol.8」に収録されております。

「最悪だ。纏わりついている…」嗣朗の振る舞いについに阿古は爆発してしまい、いままでの不安をぶつけてしまう。阿古の言葉に動揺した嗣朗は家を飛び出してしまって…!?　人外×OL、不器用なふたりの恋の行方は…？　※本書は「バニラブvol.9」に収録されております。

「お前は俺にとって特別なんだ」終電を乗り過ごした嗣朗と阿古はラブホテルに入ることに…！　嗣朗の真意を聞くことができた阿古。いつもとは違うシチュエーションに心臓の鼓動は高鳴り、ふたりの距離はぐっと縮まっていって…。人外×OL、ついに一線を越えてしまう……かも!?　※本書は「バニラブvol.10」に収録されております。

「人外だってこと気にしてる？　俺と番になったらずっと人里にいれるよ？」グルメフェアまで視察に来た阿古と田沼はカップルを装って出店を回ることに。田沼と休日を過ごすことに罪悪感を感じる阿古。田沼の核心をつく言葉と女慣れしたエスコートには翻弄されっぱなしで!?　※本書は「バニラブvol.11」に収録されております。

「忘れられてしまったとしても、俺はずっと覚えてる」突然訪ねてきた阿古の父に嗣朗の存在を知られてしまい恋人だと誤解されてしまって!?　だけど、二人の関係をうまく説明できない…。昔から怪奇現象の類いが嫌いな父に嗣朗のことをどう説明したらいいの…？　と悩んでしまって。なぜか「阿古はどっちを選ぶんだ!?」と選択を迫られてしまう…！　父の妖怪嫌いには実は深い訳があって…？　※本書は「バニラブvol.12」に収録されております。

「阿古の気持ちはどうなんだ？」妖怪嫌いの父と嗣朗の間で板挟みの阿古は嗣朗との今後の関係について悩んでしまう…。しかも阿古のピンチを助けようと嗣朗が「力」を使ったところを父に目撃されてしまって…!?※本書は「バニラブvol.16」に収録されております。

「縁を理由にして、阿古に取り憑いていたのかもしれん」狐バレした嗣朗はしばらく田沼宅で匿ってもらうことに。そこで田沼と阿古父の過去の因縁を知る。田沼との会話の中で嗣朗が阿古にこだわる理由を「取り憑いていた」と結論付けた嗣朗は阿古と離れることを決意してしまって!?※本書は「バニラブvol.17」に収録されております。

「私たち、縁を結んだんじゃないの!?」田沼の家から突如として姿を消した嗣朗。阿古は嗣朗に会いに行くことを決める。その道中で、ついにふたりの「縁」を知ることになって…？人外、実家（神社）に帰らせていただきます…!?※本書は「バニラブvol.18」に収録されております。