さおりすさん
(公開日:2017/11/29)
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【
親として
】
子を持つ親なら誰しも良い親でありたいと思うはず。
なにが正解でなにが間違えかなんてわからないものだからついつい自分の物差しで計って答えを出しがちだけど、広く物を見られないとこのストーリーの母親、父親のようにどこか歪んだ家庭にしてしまうのかもしれない。
切なく、重く、難しいお話でした。
ゲストさん
(公開日:2017/08/28)
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※ネタバレあり
【
完璧な母親なんていない
】
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わたしも母親だけど、一生懸命やってるつもりだけど、子供たちがそれぞれどう感じて日々過ごしているのかなんてわからない
小さい頃は何でも話してくれていたのに…もちろん今も話してくれることもあるけどもきっと全部じゃない。
話に出てくるお母さん二人、決して特殊な人じゃない。どこにでもいるお母さんだと思う。
なのに被害者の母と加害者の母に…決して人ごとではないと思った。
子供のために良かれと思ってしてたことを、コトが起きてから責められるのはとてもつらいし
どちらのお母さんの気持ちもわかるから涙が出た。
子供って、反抗期になると相手を傷つけるためにわざとひどいこと言う。こっちの愛情をそれで試してる?とこの漫画で気付きました。
被害者も加害者もどちらも小学生。加害者も小学生だったからこそ起きてしまった事件。考えさせられることが多かったです。
ゲストさん
(公開日:2016/11/01)
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※ネタバレあり
【
繊細な物語
】
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現実的な少年犯罪より、かなりソフトに描かれています。
しかし、込み上げるものは、果たして被害者家族としてなのか加害者家族としてなのか、分からない。
それくらい、とても繊細で些細な間違いや行き違いで、このような犯罪が起こってしまった、そういう風に感じました。
作中で述べられているように、「どちらかが大人であれば起こらなかった」犯罪だと思います。
自制心の効かない子供だったから、善し悪しがまだ分からない子供だったから、
その子供同士が、互いの母親の在り方で亀裂が生まれた、悲しい物語です。
犯罪というより、母親との二極的な関係を描いた作品と思います。
ゲストさん
(公開日:2016/10/24)
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※ネタバレあり
【
少年犯罪が主題ではない
】
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と私は感じました。
少年が少年を殺すというテーマですからまず思い浮かんだのはサカキバラや川崎市中1男子殺人事件です。
ですが実際に読んでみるとそういうものとは異なる「悲しい物語」です。母親と子供の心のすれ違いという普遍的で永遠の問題がテーマです。ここは母親として共感できる部分が多々あります。完璧な母親なんていません。加害者の母も被害者の母もどちらも子供を守りきれなかった無力感にうちひしがれます。
私はこの物語はフィクションとしたことを踏まえた上で好きです。
同時に現実の事件の「人権派」弁護士の脳内はこのような美しい世界なのかなと思い当たりました。光市母子殺人の弁護士は母親恋しさから起こった犯罪だと主張しました。そういった弁護士の脳内の犯人像はこの漫画の裕一のような設定なんでしょうかね。そう考えるとキレイゴトが鼻につきます。あくまで現実とはわけて評価すべき漫画です。
感動ではないのかな?さん
(公開日:2016/10/11)
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【
泣きっぱなし
】
終始泣きっぱなしで読みました。
最近の世間ではこの漫画のような事件が多い中で、
私達はニュースでしか事件の内容、概要を知り得ませんが、実際の被害者、加害者、そのご両親など、様々なことを抱えてたりするのかな(もちろん外道畜生もいるんだろうけど)
この話では最終的に少し和解チックになっていて、祐一も反省し読後感は悪くないです。でも実際はそうもいかないことがほとんどでしょうね。あくまで漫画、あくまで創作、とすると、非常に良くできた漫画だなと思いました。
おすすめです。
ロンドンさん
(公開日:2016/09/26)
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※ネタバレあり
【
良作
】
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私に子どもがいなければ、裕一の言うセリフがすごくよく分かる。
私もこんな風に思ってた。
~してやった ~してやった ~してやった
何もしない奴ほどやったことをあげつらう。
私も以前なら親にこんなこと言ってたでしょう。
でも今は、親の立場になると裕一の言葉がグサグサ刺さります。
自分はさつきのようになってるんじゃないか?と。
裕一の動機も哀しいまでに分かる。
加害者親の気持ちも。
どちらかと言うと、親に愛されなかった
。と言う気持ちを持ってる人の方ほど加害者の気持ちが分かるかもしれまれん。
海容は、さつきの裕二、出産で幕を閉じます。
絆は今、書籍は出回ってませんね。運良く手に入りましたが、こちらは海容だけに興味があれば読む必要無いかも。
裕二が死ぬほど苦しむ話です。
あいさん
(公開日:2016/10/06)
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【
綺麗事にガッカリ
】
試し読みから期待して購読しましたが、全体的に綺麗事ばかりでガッカリしました。こういった題材を描くのであれば、もっと人間の本質の部分まで掘り下げて描いてほしかったです。最終的には自分の息子を殺した相手に真相を知ったからとはいえありがとうを連発したり…意味がわかりません。これを読んで、現実世界で何かしらの事件の被害者遺族になってしまった方々の感情が、軽視されてしまうことなどがありませんように。
どんな理由であれ、たとえ何十年経とうと、自分の子を殺めた相手に向かってありがとうなど言える親はいないのではないでしょうか。
あかねさん
(公開日:2017/08/18)
【
犯罪より姉ないがしろが気になった
】
年の離れた息子しか見えてない母親にイライラ。
娘は愛されてないとSOSを出しているのに。
この話は犯罪がどうというより、家庭の在り方について考えさせられる話です。
ちかさん
(公開日:2017/01/27)
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※ネタバレあり
【
悲惨な事件です
】
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ただ一つ思ったのは【キヨタン】甘やかせすぎ。
小学1年生は.まだまだ子供ですが…
母.聖子さんの『あの子は思った事を口に出すだけで.決して悪気はない』との言葉。
その辺りは.例え小学1年の子供であれど又悪気はなくても躾なければいけないのでは?
大人は笑って過ごせるかも知れませんが…
キヨタン存命だったとしても先々.他の子供達とのコミュニケーションがとれてたか?となると考えものです。
あ試し読みのそさん
(公開日:2016/09/21)
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【
試し読みの想像以上。。
】
読みたくてリクエストしました。まんが王国さんありがとう。
加害者の親に対する心情が清々しいくらいよく分かる。
しかしながら私も親なので…
被害者の親の気持ちも分かる…想像以上に辛いな…これは…
被害者親、加害者少年、物凄く感情移入できて、素晴らしいと思う。
読んでて辛いけど、キャラの感情表現が物凄く上手い
ぷらんならはさん
(公開日:2017/10/10)
※ネタバレあり
【
この主人公「キヨタン」はいつか…
】
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この主人公のキヨタンと言う子は、この時点で殺されなくてもいつか殺されるか、もしくは何かの犯罪に巻き込まれそうだと思った。
だってただの読者である私ですら、このキヨタンにはイライラするから。
思ったこと口に出すことは「素直」なのではない。ただのバカだ!例え小学生でもだ!
つまりは、親の躾がなっていないのであって、偶々この時に殺されただけで、いつか痛い眼に合う。それはもしかしたら姉に…友人に…かもしれない。
殺人は確かに悪い、やってはいけない。
しかし必ずしも、殺した方ばかりが責められることもなきにしもあらずだ。
キヨタンをきちんと躾られていない事への反省がまるでない母親に、自業自得のように思う。
勿論加害者も悪いが「子供だから無遠慮に物事言ってもいいよね~」というキヨタンの親のあざとさが、結局子供を殺されるという自業自得にかえってきているだけ。
まんが王国さん
(公開日:2016/10/24)
【
ストーリー自体は普通なんだけど
】
ストーリー自体はよくある展開。
背景の模写を見ると2000年代に書かれたと思われる作品なのに、絵が80年代から90年代前半。セリフもすごく古い流行り言葉を若目の子が言ってたりして違和感が有る。向上心が無かったり、不勉強な漫画家が手頃なストーリーに絵を付けてるって感じがある。
ストーリーしか気にならない方にとっては簡単で話の流れが理解しやすい作品。
ゲストさん
(公開日:2017/08/18)
【
せつない
】
私にも小学生の子がいます。
外で遊ぶことも一人で登下校をするのもとても不安な世の中になりました。こういう事件は今後も増えていくと思います。みんなが安心して暮らしていける世の中になってほしいです。難しいけど。
小豆さん
(公開日:2016/10/14)
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【
海容
】
批判してる人がいますが、一応、タイトルが「海容」だし、
まあフィクションなので、許容範囲ですね。
物語には救いが必要だと思っていますので、この作品は良くできていると思います。
物語は聖子が事件を通して海のような心の広さになってきます。まあタイトル通りですね。他のキャラクターも含め変わっていきます。
最後のさつきと聖子は「お互い、嘆き悲しむ親」ってところに涙腺崩壊です。
海容とつけたのは理由がある。と作者のコメントをどこかで読んだ気がします
ゲストさん
(公開日:2017/10/23)
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※ネタバレあり
【
作品を読んで…
】
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親に反発していた頃を振り返り、一児の母という現在の立場で、色々考えさせられる作品でした。
親の期待に応えられない自分は認めてもらえない駄目な子供と思い、親に素直になれない時期がありました。自分の子供にはそんな思いはしてほしくないけど、どうだろうか?と…。
感情的に怒ってしまう時、忙しくて余裕ないから仕方ないと言い訳していた自分…傷ついた子供のことを考えられていなかったのではないか?
完璧な母には遠いかもしれないけど、子供に関心をもち、愛情表現は続けたいと思いました。
ゲストさん
(公開日:2017/09/06)
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※ネタバレあり
【
ドラマよりも漫画が好き。
】
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以前ドラマ化された作品。ドラマより漫画の方が感情移入でき、購入後も読み返す作品の1つです。たった数分帰りが遅かったせいで愛する我が子が犯罪の被害者に...。加害者家族と被害者家族どちらにも感情移入してしまいます。自分の子供にこんな出来事が降りかからないにはどうしたらいいのか。加害者少年に弟が産まれ、手を握られた時に犯した罪の重さに打ちひしがれるシーンがとても印象的で、両家族の子供達の人生を考えると切ないです。命の大切さ、愛おしさ、どうやって我が子に教えてあげようかと考えさせられる作品です。