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難病の父のため、結婚を決意した令嬢エミリー。しかし、披露パーティーで婚約者の裏切りを知り、愕然とする。招待客として来ていた初恋の人ルークに「俺と恋人のふりをして婚約を破棄すればいい」と提案され、突然公衆の面前で熱くキスされてしまう。会場から逃げ出し、絶望のどん底に落ちる彼女をやさしく慰めてくれるルーク。彼は幼い頃に母を亡くして、エミリーの家で育てられた幼なじみだった。その裏に秘められた深い憎悪をエミリーは知るよしもなく――。

マットは困り果てていた。ただでさえ自分の経営している会社の取引きでてんてこ舞いなのに、離婚した妻が亡くなくなり、10歳の娘サマンサをひき取ることになったのだ。サマンサはマットが用意したナニーをことごとく追い払い、ついには派遣会社に相手してもらえなくなってしまう。そんな時、部下の女性から、夏休みで遊びに来ている彼女の妹テスを紹介され、ナニーとして雇うことにする。テスはサマンサとすぐに打ち解けるが、マットは自由奔放な彼女に振り回され…!?

罪を犯し、刑に服していたルシア。仮釈放された彼女はリムジンに瀟洒な屋敷へとつれて行かれると、見知らぬ夫人に絵を描くパートナーになってほしいと依頼される。でも…「私は贋作を描いて人を騙したんです」難病の父の治療費のためとは言え、許されないことをした。涙して告白するルシア。そこに偶然現れた夫人の息子グレイを見てルシアは驚く。彼こそ贋作を購入し、ルシアが刑務所に入る決め手となる証言をした億万長者だった。「詐欺師がなぜ、ここにいるんだ」

目覚めると、シェリーは病院のベッドにいた。きわめて魅力的な男性が顔をのぞき込んでいる。事故を起こし、昏睡状態にあったらしい。記憶はすべて失われていた。魅力的な男性ラウールは夫だという。事故前の自分について語られる話を聞けば聞くほど、とてつもない違和感を覚え、不安でたまらなくなった。自分が育児放棄のあげく派手に遊び歩くモデルだったなんて、想像もできない。しかし違和感以上につらかったのは、夫であるはずのラウールから受ける拒絶だった!

「アーム・キャンディ」…それは、協定を結んで男性に同伴するモデルのような美女――。その役目をまさか自分が務めているなんて。デザイナーのノーラはまさに今、隣にいる男性デイヴィッドのアーム・キャンディとしてパーティーに出席していた。初対面の彼は息をのむほどハンサムだが、傲慢で、頭にくる相手だった。今日1日だけのことと我慢し、ノーラは無事に役目を終える。けれど数日後、再び彼から同伴の依頼が! 1度は押し込めた感情が高揚するのを感じた…。

ケイラは飛行機の隣席に座っているマットを意識しすぎて気分が悪くなりそうだった。高校生の頃、イケてない女子代表の私に、女子の憧れの的だったマットは魔法の言葉をくれた。「君は大人になったらとても美しくなる」そして私にキスをした。なのに彼は他の女性と結婚してしまった。今になって、駆け落ちした私の祖母とマットのお父さんをつれ戻すため一緒にバハマに向かうはめになるなんて。大人になっていっそう魅力的になったマットに再会し、ケイラの心は揺れていた。

クレアの住む町にTVスターがやって来た! 人気ドラマのヒーロー、マット・シェフィールド。ドラマのなかで医者を演じる彼に、町は浮き足立っている。でも町の歓待ムードに反してクレアは憂鬱だった。魅力的な美しい男性。どうしても目で追ってしまうけれど、絶対に惹かれてはだめ。昔マットそっくりの男性とつらい恋をしたクレアはできるだけ彼を避けていたけれど、パーティーで隣の席に座ることになってしまい、「ふたりきりになろう」と誘われて…!?

お嬢様育ちのフランセスカは初めて秘書として仕事を始めた。ボスのオリバーは世間知らずの彼女に冷たくあたるが、とても魅力的なボスに、フランセスカは惹かれていった。ある夜、息がかかるほど顔を寄せオリバーがささやく。「僕に抱かれたいんだろう?」体から力が抜け、彼女はたくましい胸にすべてをゆだねた。ところが満ち足りた行為のあと、オリバーの態度は豹変した。彼女を愛するつもりなどないと言う。フランセスカはわけもわからず絶望の淵へ突き落とされた!

「言いなりで平凡な女」と言われ、恋人に振られたばかりのソフィー。友人の結婚式で、背が高く完璧な容姿の男性クーパーにダンスに誘われ夢心地に。しかし、会話が進むにつれ彼は愛を信じない離婚弁護士で、妻にふさわしい従順な女性を求めていることがわかる。見た目は素敵なのに残念。立ち去ろうとするソフィーを彼は抱きあげ、甘く誘惑する。一夜のアバンチュールなんて私の柄じゃない。でも、これは真面目で退屈な女教師ソフィーから変身するチャンス…!?

生まれ育った町で刑事になったキャメロンには、忘れられない相手がいた。初恋の相手セレナ。しかし11年前に彼女を襲った突然の悲劇によりふたりは離ればなれになってしまった。彼女に会いたい…いつものように淡い期待を込めてキャメロンは、悲劇の舞台となったセレナの家を訪れる。すると誰もいないはずの館に明かりが点いていた。慌てて館に飛び込んだキャメロンの前に、あの頃と変わらぬセレナの姿があった。初恋の熱き思いが今、甦る――!?

ジュリエットはフランス王族の血をひくプリンセス。けれど不意に、定められた人生に嫌気がさした。一生に1度は熱い恋をしてみたい。公園でひとり物思いにふけっていると、シェイという男性が心配して声をかけてくれた。なんて素敵な人…。その瞬間、彼女は思わず記憶喪失を装い、彼の家に保護してもらった。一夜の思い出を求めるジュリエットに、シェイは応えた…。翌朝、彼が目覚める前に姿を消し、日常に戻ったジュリエット。だが、ふたりは思いがけず再会し!?

海運王レオナルド・グラント。カリスタの父を陥れ、死に追いやった男! そんな彼を誘惑して結婚することが彼女の命題だった。計画は恐ろしいほど順調に進む。だが、彼に奪われた財産を取り戻すために近づいたのに、彼を知るほどにどうしようもなく惹かれてしまう自分がそこにいる…。これ以上惹かれてはだめ! カリスタの抗う気持ちを知ってか知らずか、愛に飢えたレオはむさぼるように彼女を求める。そんな時、レオも知らない閉ざされた過去が明らかになり……。

道ばたで派手に転んだシャロンを介抱してくれたのは、上等なスーツを身にまとった素敵な男性。ただそれだけのかかわりだったはずの彼は、翌日、高級車に乗って彼女を迎えに現れた! 生きる世界の違う彼に惹かれてはいけない。最後まで理性的でいなければ…。けれど2回目のデートでプロポーズされたシャロンは有頂天になった。彼の気持ちが本気だったなんて嬉しい。だけど結婚式当日、幸せの絶頂で彼女の耳に入ってきたのは、愛とはほど遠い言葉だった……。

結婚式の前月に婚約を破棄され、仕事に生きることを決めたホリーは、ある日、上司ノアの弟ジェフに今後の仕事の多大なる援助とひき換えに、1年間だけの偽りの結婚を申し込まれる。ジェフはとてもハンサムで魅力的な人物だが、大企業ブランド社の一族でありながら、牧場経営を好み田舎で暮らす変わり者だった。将来のために、その申し出をひき受けることにしたホリーだったが、根っからのシティガールの彼女に、牧場での暮らしなどなじめるはずもなく…!?

4か月前、バハニア王国を訪れたクリオは、王位継承者のプリンス・サディクと関係をもった。しかしサディクは、愛しあったあといつも宝石などの高価な贈り物をクリオに与え、彼女をまるで娼婦のような気分にさせた。私が愚かだったのだわ。ただの田舎娘が王子様に本気で愛されるはずはないのに。虚しさに堪えかねたクリオは逃げるように帰国した。そして今、再びバハニアの地を踏むことになったクリオ。その体の奥には、王族の所有物となる苦悩の印が刻まれていた!

婚約者に捨てられ失意の日々を送るビビアンのもとに、 ジャックが仕事を持ち込んできた。自分の屋敷のインテリアデザインをビビアンにまかせたいという。彼とは旧知の仲で、その性格はよく知っている。絶対に相手にノーと言わせないのだ。 改めてジャックと向き合い、彼がいかに魅力的か今さら気づかされた。失恋の傷を癒やしてくれるのは、 こんなとびきりセクシーな男性との情事かもしれない! 彼が結婚に興味がないのも好都合だわ。私を愛人にしてくれないかしら!?

ミアは両親の仕える屋敷の御曹司カルロスに恋をしていた。ある夜、ケガをした彼を介抱するうち親密な状況に陥ったところをカルロスの母親に目撃され、使用人の娘のくせにとののしられる。故郷を去ったミアは、イベント会社を立ち上げ、充実した日々を送っていた。そこへカルロス一族から仕事の依頼が舞い込む。仕事に私情を持ち込むべきじゃないわ。私はもう大人だし――その考えが完璧な誤りであることを、まもなくミアはいやというほど思い知らされることになった!

美術教師として堅実に働いているヴァイオレットは、妹から勤務先の機密情報を盗んだと告白され、唖然とする。血が凍る思いでオフィスを訪れ、どうか過ちを許してほしいと社長ダミアンに訴えるが、彼が出した罪を帳消しにする条件は――「ぼくの婚約者になってほしい」ですって!? 余命わずかな母親を安心させるためだと言われるが、確かに他に選択肢はない。冷徹な彼への戸惑いと、ひそかなときめきに揺れながらヴァイオレットは条件を飲み…!?

小さなブライダルショップでお針子として働くイライザ。ある日、百万ドルといわれる花嫁衣裳に心奪われ袖を通してみるが、なぜか脱ぐことができなくなってしまう。慌てたイライザは店から逃げ出し、ちょうど来合わせたリムジンに飛び乗った。なかにいたのは目を瞠るほど美しいタキシード姿の男性。自分の結婚式に向かう途中だという彼になりふり構わず助けを乞うイライザ。彼は冷たい瞳を向けながらも救いの手を差し伸べるが…その時、ふたりに思わぬ魔の手が迫り!?

マイサはかつての恋人との突然の再会に胸を締めつけられた。目の前に立つ彼は砂漠の国バジュールの王ラフィーク・メヘディ。15年前、ふたりは深く愛しあう恋人同士だった。だが彼は国の因習から別の女性と婚約しマイサをあっさり捨てたのだ。その彼が今さらなぜ私のもとに…!? 戸惑うマイサに彼は身分を隠し暫くの間一緒に暮らしたいという。私を愛人にでもするつもり…? 屈辱に震えるマイサ。だが以前と変わらぬ彼の力強い瞳に見つめられ心激しく揺さぶられて!?

タビーは両親に捨てられたあと、掃除人として生計を立ててきた。親友のソニアが急死し、遺されたたった6か月の赤ん坊の後見人となったけれど、貧乏で独身のタビーは養育権を認められない…途方にくれたタビーは、共同後見人である大富豪、アケロン・ディミトラコスを訪ねた。ギリシアの若き実業家は恐ろしくハンサムで、とてつもなく冷酷だった。「その薄汚い女をつまみ出せ」すぐに追い払われたタビー。でも、なぜか数時間後アケロンから唐突なプロポーズを受け…!?

亡き母の遺品から、実の父親の存在を知ったエリザベス。ひと目会いたいと訪れるが、手違いで世話係として雇われてしまう。娘だと名のれなくても、そばにいられるなら…。病身の父に気に入られた彼女は献身的に働き、屋敷は明るくなっていく。しかし、ただひとり彼女に疑いの目を向ける男性がいた。父の養子で、冷酷な実業家アンドリアス。彼はエリザベスを財産狙いの悪女と決めつけ、正体を現せと迫ってくる。強引に、夜は彼の秘書として仕えるよう命じられ…!?

エミーは仕事一筋の社長秘書。あまりにも仕事人間すぎて、社長のバスティアンはちょっとイラついていた。そんな時、彼は彼女がデート・クラブのコンパニオンとして登録されているのを見つけてしまう。しかも、かなりセクシーな女性として…。実は彼女の母親が勝手に写真を使っていたのだ。これを知った彼女は当然にも激怒したが、どうしても断れない客がいると言うので、1回だけならの条件で客とのデートをひき受けた。ところが客に会ってみたら、それはなんと…!!

古い掟に縛られた砂漠の国ジェメイアの王女マリーナは、窮屈な生活にずっと耐えていた。でも、このまま籠にとらわれ、父王の決めた相手に嫁ぐだけの人生でいいの? 国を飛び出した彼女はアメリカの大学を卒業し、シーク・バヒールと身も心も焼けつくような恋に落ちる。しかし、自由な恋の代償はあまりにつらいものだった。彼に冷たく「愛や家族なんて僕には枷でしかない」と告げられたマリーナは声も出ず、彼のもとを去った。伝えられなかった秘密を抱えたまま…。

サラは18歳のとき、過ちを犯した。婚約者がありながら、別の男性とキスをした。そしてその時、彼女は自分の気持ちに気づいてしまった…。そして5年後サラはイギリスで有名なデザイナーになっていた。あの砂漠の故国での出来事は、遠い夢のようになっていた。だが、ある日突然、彼女の前に、たくましいがどこか冷たい眼をしたスレイマンが現れた。彼こそ5年前、あのキスをした男だった。彼女はその時彼を愛していると気づいたのだ。しかし彼の目的は、なんと…!!

高校球児だった深町は、傷害事件を起こしたことをきっかけに公式戦出場ができなくなった過去がある。それ以来何に対しても本気になれず、何に対しても逆らわずに生きてきた。しかし今度の恋は本気かもしれない……。

離婚の話し合いをするため、ソレルは弁護士事務所に来ていた。家を出て3か月、まさかこんな形でリースと再会するなんて思ってもいなかった。何も言わず家を出たのは、仕事中毒のソレルに、少しでもふたりで過ごす時間を作ってほしかったから。ただそれだけだった。なんとかやり直そうと訴えるソレルだが、リースに冷淡な態度で拒否されてしまう。そんななか、急に気分が悪くなったソレルは、トイレに駆け込む。そう――彼女のお腹には新しい命が宿っていたのだ…!

シングルマザーとして幼い息子を育てているグウェン。だがある日、息子は難病を抱えていることがわかった。今、この病気を手術できるのは世界にただひとり、ジザーン王国のシーク・ファリードだけ。彼のもとを訪ねると、思いがけず力になってくれ、さらに術後の日々をともに過ごすうちに愛をささやかれ、夜ごと躰を重ねる仲に。心を焦がし、うつろになるほど求められ身を捧げる日々。グウェンは確かに彼を愛していたが、どうしても彼には告げられない秘密があって…。

「君は僕と結婚するんだ」夫を亡くしたばかりのカサンドラは、義兄ドミニクの言葉に驚愕した。亡き夫の残した遺言に従い私を迎えに来たというのだ。弟を騙し一族の金目当ての浮気女と思っているくせに…。でも結婚を拒めば命よりも大事な娘の親権は奪われてしまう。私はお飾りの妻としてこの愛のない結婚を受け入れるほかないの…? しかし、偽りの結婚式で誓いのキスをかわす彼のまなざしに、憎しみ以上に猛る情熱を感じカサンドラの身体は熱く疼いてしまい――!?

ケイトリンは目の前の建物を見て呆然とした。看護師だった頃の患者マードに思いがけず別荘を遺贈されたけれど、電気も通っていない荒れ果てた家だなんて聞いてないわ! とても今夜から住める状態ではない。雨のなか荷物を抱えて途方に暮れていたその時、男性の声がした。マードの友人、レイだ。彼は親類でもないのに別荘を贈られたことを露骨に怪しみ、ケイトリンがマードの愛人だと決めつけた。それでも彼は、自分の屋敷で寝るようにと言ってくれた。

アレックスは、ベテランの秘書の代わりにやって来た秘書を迎えながら、妙な胸騒ぎを覚えていた。清潔感あるしっかりまとめられた髪、化粧っ気のないそばかすだらけの顔。見かけばかり気にして仕事にならない秘書を首にしたばかりなので、希望どおりの人材ではあるが何かがひっかかる…。一方臨時秘書のジュリアは自分の正体を彼に気づかれないかとドキドキしていた。変装もしたしきっと大丈夫。アレックスが差し出してくる右手を握り、3週間のふたりの日々が始まった。

肉のミカド屋の隣の工事現場から、白骨死体が発見される。テレビ中継を見てミカド屋の息子・義明を訪ねてきたのは幼なじみの薫だった。彼女は白骨死体は自分の母親ではないか、と言ってきて――!?

「君が父に拾われた子猫ちゃんか」背後から唐突に棘のある言葉を投げかけられたレインは、その覚えのある声の冷たさに身構えた。彼は世界的大企業の若き経営者キングスリー・クレイボーン。7年前、レインの父を陥れ死に追いやった憎むべき男だ。復讐のため偶然を装い彼に近づくレイン。だが彼は美しく成長した彼女が誰かを知る由もなく熱いまなざしを向けてきた。そして低く熱のこもった声で愛を囁き、拒めないのを見透かすように熱いキスを浴びせてきて――!?

ネイディーンは迷っていた。親友のリーザに、代理母として子供を産んでほしいと頼まれたのだ。思わず承諾してしまったが、そのためには親友の夫であるキャメロンと一夜を過ごさねばならない。心の奥にしまっていた感情が、表に出てしまいそうだわ。…そう、彼女は6年前から彼を愛していたのだ。そして朝が来たとき、彼女の心は後悔で一杯だった。けれど彼女はその後、リーザが彼以外の男と不倫しているのを見てしまう。そして彼女は重大な決心をすることに…?

有名女優のロズは、ストーカーまがいのファンと身に覚えのないスキャンダルに頭を悩ませていた。そんな彼女を案じた家族に休養を勧められ、ロズは南国ティオマン島へ向かうことに。けれど、飛行機でも宿でもなぜか隣同士になる堅物会計士にうんざり。せっかくのリゾートなのに、なんてノリが悪いの! それなら私が彼に恋愛術をレッスンしてあげるわ。そんないたずら心を出した彼女は思いもしなかった。まさか自分が彼に惹かれる気持ちを抑えられなくなるなんて!

仕事でパーティー会場にいたフランチェスカは、外の空気を吸いにバルコニーへ出た。そこには彫刻のように美しい男性がひとり、月明かりの下に佇んでいた。セベロと名乗る彼から握手を求められ、胸躍らせつつ大きな手を握る。とたんに熱い衝撃が全身を駆け抜けて、フランチェスカは思わず手を離した。いったい何? セベロにじっと見つめられて、体が熱く反応する。まわりの空気が色めく。セベロが挑発的に言った。「ひと晩かけて、ふたりの欲望の炎を追い出さないか」

バケーションに来たシチリア島のリゾートで、クリシーは運命の恋に落ちた。相手はひとまわり年上のシチリア大富豪セルジオ。夏の燃えるような初恋――でも、生涯ただひとつの恋だと思っていたのは彼女だけだった。彼は家庭をもつつもりはなく、クリシーをただそばに置きたいだけだと言った。愛人になれということ? 胸がひきさかれるような痛みをこらえ、クリシーは別れを告げた。4年後、子供を抱え、困窮した生活を送るクリシーは新聞で彼の婚約発表を知り…!?

退屈な出版社のパーティーを抜け出した女性誌の人気記者レイシー。プールで意気投合した、粋でセクシーな男性と柄にもなく情熱的に結ばれてしまう。しかし、彼の正体はなんと対立する男性誌の記者ネイトだった。一生の不覚だわ! よりによって男性優位主義の彼なんて。彼にとっても私は夢みがちな女性の代表なのに。そんなふたりが誌上で対決企画をすることに。はたして肉体重視のネイトと、愛情重視のレイシー、どちらが勝つのか? そして火がついた恋の行方は…!?

仕事のこと、ペットのこと、つれづれなる日常を赤裸々に描くこれぞ黒川流・これが私の生きる道!

親子ほど年の違う夫の莫大な遺産を相続して半年。ニーヴは14歳の義理の娘、ハンナに手を焼いていた。その日は特に最悪だった。吹雪のなかに飛び出したハンナを追って、ニーヴは遭難しかけたのだから。その時、神々しいほどに美しい男性が救いの手をさしのべた。セヴェロと名乗る彼は、ハンナを捜してさらに雪原を進もうとしたニーヴをかつぎあげ、近くの民家へ強引に避難させてくれたのだ。しかしそのまま雪に閉じ込められ、ふたりきりで彼と一夜を過ごすことになり…。

怪しげな病院に閉じ込められて記憶を奪われたレクシーは、夫と名乗る美しい男リチャードに救い出され、7か月ぶりに我が家に戻った。荘厳でどこか冷たい印象をもつ館には、リチャードの母親と異父弟グレッグ、その妻メリッサが住んでいて、皆レクシーを歓迎していないようだ。唯一やさしいリチャードも、自分を拒むような言動を垣間見せる。しかもメリッサとやたら親密だ。リチャード、あなただけは信じたかったのに。愛していない私を、なぜこの館につれ戻したの?

ある事情からプリンセスの身分を隠し、海辺の小さな町でギャラリーを営み穏やかな日々を過ごしていたマリアベラ。だがある日、思わぬ人物がこの平和な生活をかき乱す。不動産会社の若きCEOジェイク――。突然現れた彼はなんと町を買い取り巨大リゾートに造り変えると言う。…私が唯一自由に生きられるこの居場所を奪おうというの!? 計画を阻止するため彼と行動をともにするマリアベラ。彼は敵。なのに…ときおりみせる魅力的な素顔に次第に心奪われてしまい…!?

ルチアーノ・ダ・バレンサが無罪釈放された。突然の新聞記事にケリーは衝撃を受けた。彼女の父親が経営する会社の金を横領した罪で逮捕され、彼は5年間、刑務所に囚われていたのだ。かつてゴージャスなルチアーノに誘惑され、ケリーは用心深さも常識もかなぐり捨てて恋に落ちた。しかし、裏切りを重ねつづける彼に傷ついた彼女は逮捕寸前、婚約を破棄したのだった。そして今、獄中で莫大な遺産を受け継いだ彼の、業火にも似た復讐心にケリーは恐れおののいていた。

ジェイミーはラジオ番組で、どんな恋愛の悩みも解決する人気の人類性愛学博士。その人気をもっとあおるために、ディレクターが仕掛けたのが、カーレーサーとして人気絶頂のチェイスと彼女の誘惑ゲーム。プレイボーイとして有名な彼が、2週間以内に彼女をくどきおとせるか? …というものだった。早速、誘い始めるチェイスだったが、その誘惑をかわし続けるジェイミー。彼女にはとんでもない秘密があった。性愛学博士の彼女、実はまだバージンだったのだ――!!

ギリシア大企業の社長ドラコンに、ジェミニは必死の思いで面会を求めた。彼女の父が半年前に亡くなり、歴史あるロンドンの屋敷が義母によって彼に売却されようとしている。父が愛した屋敷がホテルに改装されるなんて…。小さな花屋を営む彼女は勇気をふりしぼって交渉するが、彼は冷徹さと鉄の意志を感じさせるまるで皇帝のような男性。その存在感と魅力に、無垢なジェミニは思わず圧倒される。だめよ、どんなすばらしい男性でも彼は義母の新しい恋人なんだから…!

とびきりゴージャスな大富豪のハートを射止めてみせるわ! 独身でリッチな男性がいると聞きつけテキサスにやって来たアイリッシュは、偶然立ち寄ったロッジである男性と出会う。彼はカイル・ラトレッジ。完璧な男性美を誇る売れない彫刻家だ。魅力的な彼に心惹かれるが、貧乏人の彼は理想とは程遠くて!? 一方、カイルも美貌のアイリッシュに夢中になる。だが大富豪を求める彼女に、自らの正体を言い出せずにいた。本当は彼自身も大富豪であることを!

妹夫婦が事故で他界して3か月。スザンナは忘れ形見ティモシーとお互いを支え合うようにして暮らしていた。そこへ結婚に反対していた義兄ローガン・ブラッドフォードが現れ、名家の富と権力を楯に甥をひき取ると言う。今さらなぜ? ローガンの頭ごなしの態度に憤り、スザンナは親権をめぐって争うが、裁判所の判断でティモシーとともに当面ブラッドフォード家で暮らすことに。そこで威圧的なローガンの繊細な素顔に触れ、憎いはずの彼にスザンナは心惹かれて…。

エーゲ海に浮かぶヘレニカ王国の第2王子のステファノは、娘に手をやいていた。そこで、ニューヨークからセラピニストを呼び、娘のゾーイを診察してもらおうとした。そして、やってきたセラピニストは、若くて美しい女性だったので驚いた。彼女はドロシーと名乗った。彼女は、たちどころにゾーイと仲良くなり、治療は順調に進んでいるようにみえた。だが、彼女には生きていればソーイと同じ年頃の娘がいた。ソーイと重なる思いは、彼女の心に重くのしかかって…。

父によって身を売られそうになったエイミー。このままではいやらしい貴族の慰み者になってしまう。身を守るため家を飛び出し、彼女はロンドンからヨークシャーへなんとか逃げのびた。家庭教師の職を得て、これで新しい土地で堅実に暮らしていけると夢みたのもつかの間、雇い主となったボウデン伯爵は、「条件をのめばドレスも宝石も望みのままだ」などと言い出した。なんてこと! 伯爵は私を愛人にしたいのね。絶望に駆られ、エイミーは伯爵の館から再び逃げ出すが?

レイラはとある砂漠の国の王族のひとりだったが、国を捨ててアメリカに渡り、つつましく暮らしていた。だが、そんな彼女を利用しようとする一派が、彼女を誘拐しようとした。そのとき、彼女を助けたのが、やはり王族のひとりラシッドだった。彼こそレイラが幼い頃から憧れ、愛していた人だった。ふたりの仲は急速に縮まり、ラシッドはレイラにプロポーズをする。それを素直に受け止めたい彼女だったが、なぜかためらいがあった。一方、彼の心では打算が働いていた…!!
「電子コミックサービスに関するアンケート」【調査期間】2026年3月6日~2026年3月18日 【調査対象】まんが王国または主要電子コミックサービスのうちいずれかをメイン且つ有料で利用している20歳~69歳の男女 【サンプル数】1,236サンプル 【調査方法】インターネットリサーチ 【調査委託先】株式会社MARCS 詳細表示▼
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