「野田彩子（のだあやこ）」の漫画・コミック一覧

話の設定は珍しいと思います。
他の恋愛漫画のようにきゅんきゅんするか、と言われればしないかもしれませんが、こんなに人を好きになって何もかも見えなくなるくらい好きで、それは無鉄砲さなのか、純愛なのか、純愛だと思いたい執着なのか、わかりません。
でもきっと、人を好きになるって美しいことばかりじゃなくてこうやって何かの犠牲や選択の先にあるものなのかなと思いました。何十回も読み返してます。心に響く作品です！

読み切ったあとの余韻がすごくて生活に支障をきたすほどです！笑
コマ割りや登場人物の目線や言葉選び、それらの全てに意味が含まれているようでじっくりじっくり味わいました。もう8回ほど読み直しましたが、何度読んでも新鮮な感動を得ることができて、なんとも素晴らしい作品だと思い知らされます。
自分の人生の中でずっと大切にしたい作品です。

私は漫画を読みあさっていた学生時代、フィクションという世界で現実には起こらない出来事にワクワクしっぱなしでした。そんな私は「超お金持ちの御曹司」「イケメン天才ピアニスト」等の、現実には出会えない人と自分が恋愛関係になったら…なんてことを想像して胸を躍らせていました。
この作品は、タイトルそのまま潜んだ情熱が静かに、されど時間をかけてじっくり燃え上がっていく「悪い仕事の大人」と「純粋無垢な女子大生」のストーリー。違う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は一度想像、いや妄想したことがあります。怖い世界にいる人で、近付き難いオーラを放っている人…そんな人と知り合いになったらどうなるんだろう、普通の会話はできるのかな、関わるだけなら捕まることはないのかな、自分なんぞに興味を持ってくれるだろうか。
私はたまに思い返しては、本を開き瑠璃さんと自分を重ねて妄想に耽る、想像恋愛を楽しんでいます。

ヤーさんと大学生の恋愛のストリーってめずらしいなと思いました。一気に読んだあと また最初から読んで 続けて4回程読みなおしました。それだけ この漫画がすごく気に入りました。最後の終わりかたがかっこいい！です。こんな恋愛ができて羨ましいとも思いました。私の恋愛漫画の中では1番かも…
アニメ化してほしい！

主人公が惚れるヤクザおやじがヤクザらしいクズなので、「あー、ヤクザの愛人とかの女って、本当にバカか、こういうハマった女かなんだろうな～」って思って読んでしまった(笑)確かに主人公の女の子は愛人向きかもしれない。気だるげな雰囲気とか特に。常々、ヤクザの愛人は金が目当てかなって考えてだけど、こういうハマってしまった人もズルズルとそっちに行っちゃうんだろうなって理解した。普通の家庭の女の子っぽい主人公なだけに「親御さんが可哀想だな」ってそっちが気になった。自分の娘がヤクザの愛人してたら卒倒するわ！