あかさん のまんがレポ《参考になったが多い順》

派手なだけのＳＭ物の多い中、これは本当にシブくて良い。「狂犬」と呼ばれる美形ヤンキー間宮と二重人格敷島先生の衝撃的出合いと淫靡な絡みシーンの数々、嫌みな言葉責めやマニアックな道具とかは無く、ただ純粋に直情的に責め痛め…始めは身体から、でも心も容赦なく惹かれ合うも、互いに素直に言葉に出せなくて…仲直りのカーセックスは素敵に淫猥で、乳首のピアスが愛の証に感じられる、せつない感動ラブストーリです。

阿片中毒の母、横暴でエゴイストな伯爵の父、苦悩しながらも強気で健気な主人公日輝が、鬼畜な闇医者仙崎と出会い凌辱され（和服姿の日輝は本当にエロい）表題作「色悪」はタイトルには無いエッジの利いた愛に溢れたジ～ンとくる話、ラストが急展開でこれからの二人がどうなるのか最読みたい！他に珠玉の短編二作も中々素敵です。

この西田東って人の描く男達は本当,愛に潔い。実際の男は女以上に立場や地位に打算的で…等々と自分は思うので、真摯に己れの感情に突っ走る主人公達を見て、もらい泣きする程この作者の作品にハマっているのが少し困る…BL歴八ヶ月であちこちで色んなのを読み倒し買い捲り悦に入っていたのに…このシンプルなタッチの絵(しかしスーツ姿のサラリーマン中高年層を描くのはバリウマ！)所々に入る私的には、手塚治等を思い出させるオチャラケ？に初読の時は引いたが…今は人気は有るがただエロいだけの作品達を読む楽しさが少し減ったのが残念。

ネット始めて4ヶ月、BL マンガという分野が有る事知って３ヶ月、電子書籍に抵抗感が有った私が初購入した記念品適コミックですが、余りに淡々とした流れの作品で少し期待外れでした。同僚に告白されたノン気が色々されちゃうのにほとんど動揺しないって何かなぁ？もっと心の揺れや葛藤を書き込んで欲しかったです。

「性愛奴隷エクスタシー」の鈴井アラタ作、初コミック短編集。初期の頃からこの作家は中々せつなく痛い作風で、良く有るありふれたセリフ回しや、性描写が無くて、あくまでシリアスで感情移入がしやすく胸トキメク、好きな作家です。気持ちが溢れ出たキャラの表情描写が堪りません。

Vol.1に続けて2も購入、「僕らの三つ巴戦争」益々佳境で、タカヒコⅩ真義の走り抜けて行くスピード感の有る展開は、bl マンガとしては新鮮で面白過ぎてその上Hシーンが本当エロい、SHOOWA 恐るべし作家で脱帽です。それと鈴井アラタの「性愛奴隷エクスタシー」にゾクゾクしました。痛みの快感に身悶えする美少年ヤンキー高校生VS 鬼畜眼鏡教師。キャラ立ちが良くて表情が最高、これからの発展がとても楽しみでじっくりとなめ回す様に読める作品でした。

Vol.4でもうすっかり慣れてデジ本に対するリミッターも解除されてしまい、まんが王国の使いやす過ぎるビューワーと本棚、購入方法にちょっと…な今１月２日であるが少々酔っ払っている事も有り､ケセラセラで書く。♥「ブラザース」とうとう結ばれた､なぎさⅩ弥一、お互いに好きという気持ちがこっちまで伝って来た。おめでとう！♥「乳首」はリーマン物、第一話目でそんなに感じるの？男の乳首って扇情適でそそられる。おめでとう！♥「甘い生活」相沢の執事姿に私もドキドキ、おめでとう！♥「僕らの三つ巴」皆がラブラブ一区切り愛でたしめでたしで、おめでとう！♥「性愛奴隷」まず身体から始まった二人、心が熱く絡まる感情を表現した目元のコマに胸が痛くなってきて、あぁ…おめでとう！♥「弟は兄2人~」は弟君、もう満たされ捲って、おめでとう！

　SHOOWA の「僕らの三つ巴戦争」をYouTubeで見て一目惚れし、コミックで読もうと探していたらこの本を見つけて、安いし色々読めてお得かな？と試しに購入、本当お得でした！作風の異なる７編どれも中々面白く特に「極上フェロモン」の蜜蜂三人男VS花粉男の設定は新鮮でした。エロ絡みも綺麗目で爽やか系な物ばかりで本当、こりゃ~初春から縁起が良い~福袋みたいなアンソロジー、お薦めです！

モバイルBL 宣言vol.3…ヤバイ、すっかりはまってしまった…同級生、先生と生徒、近親相姦、3P、SM等々7作のアンソロジー、セブン…本当Seven Deadly Sins を思い出すよ。これはね、全作絵柄がサラッとした綺麗さでエロ加減の塩梅もちょうど良く、思わず夢中でサクサク（私はガツガツ）読んでしまい、かつ次回は？とても気になり捲る作り手側の巧さにやられてしまったんだねぇ私。しかし「僕らの三つ巴戦争」2Rに入り主題ペアが変わりエロもエロエロにアップ、1R 目の二人も要所要所に絡みこれが良い味付けになっててユーモアのセンス抜群だわSHOOWA ！絶対実写版にしても使える。「イベリコブタ…」シリーズも素晴らしく面白くて、今一番輝いている作家さん！お薦めします。