人は必ず死ぬ。突然死ぬ。それでも、日々生きる。
死を前にし、生を見つめなおす
産科の次は終末期病棟!
『透明なゆりかご』で産婦人科という「産まれる命」を描いてきた著者が次に描くのは、「死にいく命」が集う終末期病棟(ターミナル)。死が一番そばにある病院で働く2年目の看護師・辺見。彼女が目にするのは、さまざまな患者の“死と人生”をめぐる赤裸々で剥き出しの悲喜劇ドラマです。長寿が誰にとっても当たり前となった現代であなたにとって、家族にとって「生きるとは? 死とは?」をストレートに問いかける問題作、ここに登場!!
葬儀社での仕事と恋と、生と死と
葬儀社で式典補佐のバイトを始めたばかりの“めめ”こと目野優子(めのゆうこ)。葬儀中に居眠りしたり怒られてばかりの毎日だが教育係の黒川(くろかわ)に「殺すぞ」とすごまれるとどうにもときめいてしまって…。兄との消えない思い出、つまんないセックス、どうでもいい明日。モヤモヤを抱えぼんやり生きてきためめが仕事で死に触れ、人を好きになって生を知る。
あなたの人生に、恋愛は必要ですか?
舞台は、2034年の日本。「合理的な結婚相手」をマッチングするシステムが発達し、恋愛を“飛ばし”た結婚が一般化している。新聞社で働く社会部記者・青枝聖(あおえひじり)は、時代の象徴ともいえる「非・恋愛コミューン」と呼ばれるシェアハウスで起きたテロ被害者の追悼記事(ルポルタージュ)を書きながら、時代遅れのはずの“恋”に落ちていく……。
ここは人生のすべてが集約する唯一無二の場所
「亡くなった人と“はじめまして”って 出会ってすぐに“さようなら”。限られた時間の中で最高の“さようなら”をしてあげることがお葬儀の仕事なんだ。」片思いの相手・岸川君への気持ちから彼の実家まで押しかけたタマ子はドラマ溢れるお葬儀の世界に触れて…!
新米の”おくりびと”による、愛と涙とときどき笑い
突然病気で父親を亡くした戸叶望は、葬儀屋の雲居野ヒカリに恋をした。彼女の事が忘れられない望は1週忌でヒカルと再会した時、彼女にもっと近づく為に葬儀屋「さざなみ葬祭社」でバイトする事を決意する。
あなたはどんな足あとを残したいですか?
派遣OLの森内は、数年前に死んでしまった母親の遠い親戚の死を警察から聞き、後処理に向かった。いつもビンボークジをひいてしまう自分に、なぜ私が…という思いを抱きながら…。後処理を委託した業者は、意外と若い、これといって特徴のない男性。顔も知らない親戚のために死の処理をしなければいけない矛盾に腹が立ち、その男性にも文句を言うが、淡々と仕事をこなすのを見て、逆に興味がわいた…。
死に方に生きざまを、滲ませろ
いろんな葬儀があっていい――いろんな人生があるように。だから、施主の願いを叶えるのが葬儀屋の勤めであるならば、たとえ限界があろうともどこまでも添い遂げるのだ。心をえぐる葬儀屋コミック!!!
「死」にも格差が広がっている
保険金殺人、医療事故、安楽死…。「遺体は死者のメッセージを必ず遺している」と信じる東京都監察医の蘇芳まゆこは、現代社会が抱える病理に挑んでいく。
(C)沖田×華/小学館
(C)ふみふみこ/祥伝社フィールコミックス
(C)売野機子 2018/講談社
(C)六多いくみ/講談社
(C)円山みやこ/ぶんか社
(C)みきさえ/笠倉出版社
(C)若狭星/根岸康雄/小学館
(C)寺館和子/上野正彦