子供は親の言うことを聞くもんだ。そうするのが正しいんだ!
親は子を追い詰め、子は親を呪詛する
説得の達人が相対するは、家族の闇と病み―
家族や周囲の教育圧力に潰れたエリートの息子、酒に溺れて親に刃物を向ける男、母親を奴隷扱いし、ゴミに埋もれて生活する娘……。現代社会の裏側に潜む家族の闇と病理を抉り、その先に光を当てる――!! 様々なメディアで取り上げられた押川剛氏の衝撃のノンフィクションを鬼才・鈴木マサカズ氏の力で完全漫画化!
お前だけやど 被害者ぶって
物心ついた頃には始まっていた父親からの性的虐待、宗教にのめり込む家族たち。愛子は自分も、自分が生きるこの世界も、誰かに殺して欲しかった。阪神淡路大震災、オウム真理教、酒鬼薔薇事件……時代は終末の予感に満ちてもいた。「ここではないどこか」を想像できず、暴力的な生きにくさと一人で向き合うしかなかった地方の町で、少女はどう生き延びたのか。『ぼくらのへんたい』の著者が綴る、半自伝的90年代クロニクル。
思い出の父はいつも酔っている
「夜寝ていると、めちゃくちゃに顔を撫でられて起こされる。それが人生最初の記憶……」 幼い頃から、父の酒癖の悪さに振り回されていた著者。中学生になる頃には母が自殺。それでも酒をやめようとしない父との暮らしに、著者はいつしか自分の心を見失ってしまい…。圧倒的な反響を呼んだ家族崩壊ノンフィクションコミック。読後涙が止まらない全11話に、その後の描きおろしを収録。家族について悩んだことのあるすべての人に読んでほしい傑作。【※この商品は「酔うと化け物になる父がつらい」を1話ごとに分冊したものです。購入の際はご注意ください。】
若く美人で人当りの良い妻の本性は―
幸せを手に入れた合瀬川咲子の隣家に年の差夫婦の高宮家が引っ越してきた。若く美人な高宮ひまりは人当りの良い面とは裏腹に酷く歪んだ性格の持ち主だった…咲子の幸福を奪おうとする人間と剥き出しの『欲望』が渦巻くサスペンスがはじまる――。
この人は本当に、私の母?
「あんな男、死ねばいいんだわ」――それは母が夫に向けて言った言葉。愛美の両親は熟年になっても仲が良く、理想の夫婦。そして優しく上品な母はまるで聖母、自慢の母だった。しかし、父が急死すると世界が変わる――すっかり落ち込んでしまった母を心配した愛美は、夫の快諾もあり同居を提案するが、遠方に住む夫の両親に却下されてしまう。仕方なく愛美の家の近所で一人暮らしをする事になった母は、徐々に豹変していくのだった…。わがまま、金遣いの荒さ、家事放棄、愛美への過干渉…そして、苦言を呈した夫への発言。――聖母のような母はどこへ?果たしてこの狂気の姿が本当の母なのか?
少女の絶望は加速する…
【こちらの作品は「辛辣人生~それでも私は生きている~ 分冊版」と同じ内容を収録しておりますので、重複購入にはお気を付けください。】私は自分を抹殺する―。 西岡家待望の女の子・美咲は醜いあひるの子だった。可愛い子を期待して産んだのに…と失望を隠さない母。酒が入ると殴る父。妹の存在を否定する兄。学校ではクラス中からいじめられ、先生も助けてくれない…。行き場のない人生に美咲はいつしか自分の心を失ってしまい―。 虐待、整形、自殺未遂。生きることに絶望したすべての人に読んでほしい、実話をもとにしたヒューマンドラマ!
ごめんなさい、ママ…もうぶたないで…!
「ごめんなさい、ママ…痛いよ、もうぶたないで…!」幼い娘に振るわれる虐待の数々…記憶に残るのは鬼女と化した母親の顔ばかり。あの優しかったママはどこに行っちゃったの?もう忘れたい、あの地獄のような日々を…愛を見失い、心を蝕まれた子供たちのすすり泣きが闇に消える――。衝撃の児童虐待を赤裸々に描いた問題作を3作品収録!!過去の栄華が忘れられず娘を自分の分身に仕立てようとする「娘に地獄のレッスンを」、流産がきっかけでカルト団体に入信した母親が歪んだ教育で子供たちを苦しめる「新興宗教に嵌まった母と私たち」、両親を事故で失い痴呆症を患う鬼祖母と暮らすことになった兄妹の悲劇を描く「天使の心が砕ける時」、あなたはこの現実を直視できますか…?
(C)押川剛/鈴木マサカズ/新潮社
(C)ふみふみこ/新潮社
(C)菊池真理子(秋田書店)
(C)阪口ナオミ・深志美由紀/竹書房
(C)小林薫/グループH
(C)もろおか紀美子/ビーグリー
(C)愛田真夕美/牧村しのぶ/くろあめ/DTSパブリッシング