顔は見えなくても…見えないから余計に
声が、手が、熱が、気持ちいい
きれいな手に犯されたい
“きれいな手に犯されたい”と強い願望を抱いていた哲は電車で見かけた環にとあるメモを渡す。「BELLHOTEL 1001号室 22時」…書いてあるのは時間と場所だけ。――「あなたへのお願いは一つ…僕を気持ち良くしてください」恋愛感情はなく、ただ欲望を叶えるだけの関係。さらに「相手の顔を覚えたくない」という理由で眼帯をしてセックスを求める哲。そんな歪んだ関係が続く中、環は純粋で真っ直ぐな哲に次第に惹かれていき…「俺を好きになったら眼帯を外してください」環の想いは哲に通じるのか――…!?
帰るためならセックスでもキスでもなんでもやったるわ!
覆面殺人鬼に監禁されて処女を奪われました。─気が付くと知らない部屋で手足を縛られ監禁されていた太一。一人キャンプで殺人現場を見てしまい、殺人鬼に拘束されたらしい。俺の人生ここで終わりか…と思ったら耳を舐められた!なんやねん!かと思えば正面に椅子を置いて静かに見つめ始めた!ホンマになんやねん!!拘束を解かれたと思えば「惚れた」!?俺も殺しの対象ちゃうんかーーーい!!!!何とか逃げ出そうと自分も惚れたと嘘を吐いたら、いきなりデカすぎるアレを突っ込まれて!?慣らされていないせいで痛いはずなのに、どんどん気持ちよくなってきて…「声…抑えるな」アカン…はよ…イって…っ!覆面殺人鬼と関西人の歪な同居生活が今始まる!!
言葉責めで煽られる、妄想力が大暴走
“「言葉」ってどんなオモチャより興奮する。”――ゲイが集まる掲示板でおこなわれているチャットでのエッチ。面白半分で参加したはずのイチだが、そこで出逢ったヒロはまるで見ているかのように的確な言葉で刺激してくる。気付けば言われるまま自分の身体を弄るようになっていた。そして現実でも性行為を重ねるようになり…。紙袋を被ってホテルに現れたヒロと男子校生イチのエロティック・ラブロマンス!その他、短編2本収録。
怪しさ1000%の覆面男は、僕だけに甘く囁いて―
新入社員の町田(まちだ)が上司として紹介された立花(たちばな)係長は、謎の覆面男。でもある日、偶然見てしまった係長の素顔は、なんと金髪の超絶美男子で……!? その美しい顔をもう一度見たい町田はアノ手コノ手で係長に迫り倒すが――…!? 前代未聞の覆面超絶美男子ラブロマンス!
引きこもりで人見知りの、この男から目が離せない
411号室の相澤さんは、いつもウサギをかぶっている……。配達のお得意先の相澤さんは、引きこもりで人見知りのウサギ男だ。大体何であんなの被ってんだ。変態? 毎日配達してるのに顔は見えないし無口で、怖いコトこの上ない。なのにある日、ウサギ頭のまま、腕をぎゅっと握ってきて 「ま…また明日、よろしくお願いします…」 なんて俯き加減で言われたらもう───ときめいちゃうじゃないですか。 雑誌掲載時から大反響!! BL界の若き彗星・嘉島ちあきのデビューコミックス!
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©Mりあ/Boy's Recipe
©ふゅーじょんぷろだくと
©斑目ヒロ/新書館
©嘉島ちあき/海王社