本能が、彼の全身が欲しいって言ってる
甘い匂いに引き寄せられて…私も、奥までこの人が欲しい!
「君の感じた顔も声も、全部俺だけに見せて」
「初めてあった人に、こんなことねだるなんて」奥手なオメガのうい子は、会社ではベータと偽って働いている。それは、オメガ特有の発情期(ヒート)のフェロモンに、寄ってくるアルファから自分を守るため。そんなうい子がいきなり発情期になってしまい、フェロモンが抑えられず、アルファとオメガ専用のマッチングサロン『AΩ』に駆け込むことに!? マッチングサロンとは、オメガが安全に発情期を解消することが出来る、“セックスサロン”のこと。そこで、仮面をつけた謎のアルファの男と出会う。初めて会った人なのに、甘く深くとろけてしまう匂いがして、体が勝手に引き寄せられて…もっと、体の奥までこの人が欲しい! 初めてなのに抑えられない、この感情はなに?
元カレとの関係は運命?それとも…?
「気持ちよくてどれだけ泣いても…やめてあげない」優しいはずの彼に奥まで突きあげられて、頭がしびれて真っ白になって――。転職を機に引っ越した朋恵(27)。初めて顔を合わせたお隣さんは、5年前に別れた年下の元カレ・光希(25)だった。しかも出社してみると、なんと同じ会社で同じ部署!? 元カレと毎日顔を合わせるなんて気まずい…そう思っていたところに、朋恵はある噂を聞く――若くも優秀な光希は《α(アルファ)》ではないか、という噂だ。自然と帰り道が一緒になった朋恵と光希。昔と変わらない彼の様子に懐かしさを感じていたら、急に朋恵の身体が熱を帯び――「この匂い…ヤバい……!」煽られるように突然、様子の変わった光希にキスされて、口の中から侵されて……!?――元カレとの関係は運命?それとも…?純情再会オメガバースTL!
この感情は「愛」、それとも「本能」なの…?
新倉若菜は売れない恋愛小説家。破格のギャラに釣られて”極上のα”、多々良国光の取材を引き受けることに。弘侠会の若頭である多々良は美しくも謎が多い存在だった。彼に近づくために高級クラブに潜入した若菜は、突然初めての発情期に襲われる。目覚めたばかりのΩの性に戸惑う若菜と、濃厚なフェロモンに惹かれて群がる男たち。意思に反して疼くカラダは自制がきかなくて…絶体絶命のピンチにあらわれたのは、部下を連れた国光だった…!「こんな場所で発情しやがって…」乱暴な言葉とはうらはらに繊細な指先が、熱を持て余した若菜を絶頂へと追い込んでゆく——この感情は「愛」、それとも「本能」…?
触れたが最後、取調室で本能のまま交わり合うしかなく―
「お前を…抱き潰す」刑事として容疑者なんかに抱かれるわけにはいかないのに…本能はこのα(アルファ)を求めていて…。――警視庁捜査一課の夏目真里花はΩ(オメガ)。しかしフェロモン濃度の低い「ハズレΩ」の為、ヒートも重くなく、業務に支障をきたしたことはなかった。今回の事件の容疑者・天道悠貴がαでも、なんとか凌げると思っていた。しかし…悠貴と対峙した瞬間、今まで感じたことのない発情が真里花を襲う。抑制剤も効かない…ただ快楽を求め疼く身体…。2人は触れたが最後、取調室で本能のまま交わり合うしかなく―…。
何も考えられないくらい、体が痺れる…!
ある日、社長の息子でピッカピカのエリート男子・成神大我(なるかみ・たいが)の指導役を命じられるが、大我は愛留の煮え切らない態度にイライラを募らせ、ついには強引に唇を奪ってしまう。大我の荒々しいキスと指先に、不感症なはずの愛留の体は濡れてゆく…。「成神くんに触られると…何も考えられないくらい、体が痺れる…!」※本作品の1巻~2巻は macaronRINX より配信されていた「【ラブレス】初情5秒前!ポンコツアラサー愛留さんがαの王子に煽られてます。【分冊版】」と収録内容に変更はございません。重複購入にご注意ください。
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