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「イノサン Rougeルージュ」のまんがレポ(レビュー)17件
ゲストさん
(公開日:2020/04/06)
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イノサンとルージュ全て読みました。絵の美しさ特殊な表現など見ていて飽きなかったです。イノサンではアンリの葛藤が書かれていておもしろいですが、ルージュではマリーが人を動かします。一般市民から見たフランス革命を描く為のキャラなのかと思いましたが、それにしても史実に食い込み過ぎているような。歴史に現代的な価値観を持ったキャラを入れることで、過去と現在の価値観の対比をしようと思ったのかな、とも思いましたが、登場人物達はマリーとゼロに心を動かされて史実の歴史を歩むことに。実際、マリーはいない訳だから、どうして史実の歴史を歩むことになったのか、普通に書いても良かったのではと思いました。心情を吐露する相手を描くならアンリではダメだったのか。それだと普通の歴史漫画になるし、もっと暗く重たい漫画になるので、オリキャラと表現で明るさのバランスを取っていたのかな。マリーとは何か考えるのも楽しい漫画だと思います。
りんさん
(公開日:2020/03/02)
イノサンにハマり、そのまま一気に最後まで読みました。
完結している状態で読めたのは良かった。続きが待ちきれなかったと思う。
フランス革命もギロチンももちろん知っていたけど、執行人の存在は全く考えた事がなかった。
私はマリーの強さにとても惹かれた。
いつの時代も本当に自分の自由に生きるというのは勇気がいる事だと思う。
現代では自由を表現すると、精神的ダメージを被る事があっても、死刑にされる事なく生きられる現代に生まれた事は良かった。
私もマリーの様に強く、自分の心に正直に生きていこうと思う。
とても刺激を受けた作品でした。
ゆーさん
(公開日:2018/11/22)
残酷な話と美しさの対比は最高レベル、また読み進めていくにあたって、人間の業の深さを挑戦的に、今までにない描写方法を採っている箇所が多くあります。この点は、好き嫌いが大きく別れてしまうだろうと思います。が、教科書や本だけでは理解できないフランスの歴史が、画力の凄まじさで圧倒的に迫ってくるところは他の歴史マンガと一線を画しています。耐え難い描写もありますが、日本の歴史を振り返っても必ず誰かの血が流れており、歴史物の醍醐味はそこに想像を馳せて身を委ねられるかどうか。エログロかどうかだけで判断されるのはナンセンス。
ぷかぷかさん
(公開日:2017/05/08)
これ程までに美しい描写の作品はないです。
そしてグロテスク‼
フランス革命を裏世界の視点から表現しているところも魅力的です。
キリスト教と法律、身分制度に抑圧されて歪んだセックスに溺れる人の欲情も良く書かれています。素直過ぎて恐い作品ですが作者の知的センスを尊敬します。
ふーたろうさん
(公開日:2017/09/19)
実在する、処刑一家の物語ですが、処刑ばかり続いていくばかりで、気分が滅入り、1巻購入で辞めました。処刑、拷問は中国以外どの国も似たり寄ったり。公開処刑は何も口に食料が入らない日が続く苦しむ人達のエンターテイメント的な要素があったのかもしれませんね。
みいさん
(公開日:2016/10/24)
小学生の頃に母の持ち本のベルばらを読んでドはまりした
しかし今回もドはまりしました
これは、色んな意味で面白い
また、美術が好きな方にも一見の価値あり
10年程前の映画「マリーアントワネット」の雰囲気に通じるものもあります
ゲストさん
(公開日:2016/11/09)
前作のイノサンから読んでいます。性的な描写さえも美しく感じさせる作者の画力に脱帽です。前作でも人気を博した、主人公シャルルの妹のマリーが主役となっていて、マリーファンの私は今一番はまっているマンガです。マリーのかっこいい生き様は本当に清々しいです。ただ、見開きのページが多いのが少々読みにくいなと思います。
店頭ではすでに４巻が出ているので早く続きが読みたいです！
さっちんさん
(公開日:2017/04/07)
もう5巻は発売になってるので配信待ちです！
早く読みたいので単行本を買っちゃうか悩んでます…
人物も背景も全て美しいです！
ゲストさん
(公開日:2018/06/20)
処刑人の一族を題材にフランス革命の混乱期を描いています。絵はとても美しいです。
でも、巻を追う毎にフランス革命についての描写がおざなりになり、個々の感情をメーンにした抽象的な表現が多すぎて、ストーリーの部分が弱くなってきているような気がします。時間軸がわかりにくく、フランス革命の流れが掴みにくいです。
イノサンの頃はすごくストーリーも抽象的表現もバランスよく描かれていただけに、イノサンルージュになってからは実に残念です。
好みだと思いますが、私は次の巻を買わないと思います。
ゲストさん
(公開日:2017/07/18)
マリーアントワネットの性格にしても醜悪な一面を丸出しにして描かれていて、人間の本質をえぐるようなお話を描かれる方だなと驚きました。
エログロ表現多く見られますが、美しくて繊細なタッチなので絵画のような感じです。
見開きページが多いので紙媒体で見たほうがより楽しめるのかなと思います。
あひこさん
(公開日:2020/01/31)
本編では多くは語られないと思うけど、知ってしまったからには書かずにはいられない。フランス革命の最大の被害者ルイ１７世ルイ・シャルルについて…。
マリー・アントワネットが悲劇的な最期を迎えたとしてもそれはそれなりの本人の行いがあって繋がる。でも、ルイ・シャルルはルイ１６世の息子というだけ。戴冠式も無く、父親の処刑があって王座についた小さな王様。ルイ・シャルルはフランス革命で監禁状態にされてからありとあらゆる虐待を受けた。精神的虐待・身体的虐待・性的虐待・育児(世話・教育)放棄…。国民の憤りが光と自由を奪い、小さな王様を自分の糞尿の積まれた部屋で害虫にまみれながら罵倒される生き地獄に落とした。兄と同じ病気でわずか１０歳で病死するまでの二年半。
本当に地獄のような日々だったはず。最期に微かな希望も見えたが時すでに遅し…。本当に知ってしまってからは胸が締め付けられる思いです。
たうたうさん
(公開日:2017/12/11)
前シリーズ、イノサンの続編。
処刑人一族から見たフランス革命
(まだ、そこまで行ってませんが)
実在する一族なので下手な作者じゃ扱えません。
この作家さんだから出来ること。
試しにググったら
現在のフランスではこの一族の末裔は消息不明だそうです。
ただ、アントワネットね麻呂メイクは慣れない
ゲスートさんさん
(公開日:2020/01/16)
ミュージカル中止のニュースでイノサンを知り、イノサンからルージュまで一気に読ませていただきました。イノサン面白かったのですが、ルージュ途中あたりからですかね、なんだか雑多な感じに進んでいる感になり置いていかれた感が強くなってしまいました。
ルージュ側の方が社会的出来事や環境の変化など、面白そうな時代ではあると思うので、個人的には、時代の移り変わりや主人公を取り囲む人物などの背負う業や思惑など、もう少し描写されていた方が嬉しいかな、、と思いました。
ニノサンさん
(公開日:2020/03/16)
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とても興味深く、史実と創作を織り混ぜた世界を楽しんでいました。最終巻までは。
アントワネットが死んでからはあまりにも駄で果たしてマリーを貶めたり消息不明にする意味はあったのか。
マリーが刺された傷の回復も不明、何故かサンソン家で食卓を囲んでいたり(出ていった&刺されて嫁と険悪、サンソン一族にも命を狙われているのでは？)、その後の拷問も怪傑役のマリーに必要な展開と思えません。そしてゼロを置いていつの間にか死亡扱い。イノサンルージュでマリーを主人公に据えた意味は？
作者は初代の妻やアントワネット、マリーなど美しい女性の歪んだ顔やボディへの暴力、嘔吐などを好みます。(男は歪んだ顔を書かない)結局強いマリーではなく、そういう女性を引きずり落とす趣向で書かれた話と判明したラストで後味が悪かったです。
ただ最後のイケメンが、出産後に出奔したマリーを探し回って激ヤセした夫と判明するくだりは笑いました。
撃沈の小人さん
(公開日:2017/12/26)
シャンププラスのアプリで、無料からコインをたどり読み続けました。
残虐な処刑は娯楽のない虐げられた人々には娯楽だったけど、その人々も教育で人権や道徳を学び、残虐な処刑に拒絶するようになった。
今の平和な世界で残虐な事件を起こせる人って、人権や道徳の勉強をスルーしちゃった人たちなのかな？
おたまさん
(公開日:2018/08/03)
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前作「イノサン」の方はどちらかと言えば主人公・シャルル＝アンリの葛藤と成長が前面に出ていたさくふうだったので楽しく読み進められまして、その流れで続編の「rouge」も購入し続けていました。
しかし、マリーが主人公の「rouge」になってからは政治的な話が増えてきたのと、
(前作イノサンでも多少ありましたが)各シーンに於いて長々と引き伸ばしする箇所が更に増えてきたように感じました。
特に私は、ベルサイユ関連の歴史に詳しくないので、最近は読み進めるのが難しいし、少し億劫になってきたので、これ以降新刊は買わないかも…。
しかし絵は綺麗で漫画の構成は読みやすいように思いますので、逆にその辺の歴史に明るくて、尚且つえぐい描写やエロ、グロ耐性がある方ならば楽しく読めるのではないかと感じました。
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