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幼い頃、父を事故で亡くし孤児となったダイナは裕福な未亡人ベラにひき取られた。美しく成長したダイナは、ベラの決めた相手、ベイと婚約する。ベイは上流社会にふさわしい理想的な婚約者だったが、ダイナは彼との間に、愛情をまったく感じることができないでいた。そんなダイナの前に、まるで魔術師のように魅惑的な目をしたイタリア人ラフが現れた。年上で傲慢な彼はダイナを誘惑する。そんなラフにダイナは婚約者にはない熱い何かを感じる。ダイナの心は揺れ動き!?

結婚披露パーティーで、幸せなカップルを前にキャリーは孤独に耐えていた。花婿は6年もつきあった元恋人。たまらずバルコニーに出ると、謎めいた男性ニックと出会う。彼の緑の瞳に誘われるまま、キャリーは生まれて初めて理性を捨て、熱い一夜を過ごした。だが翌朝、彼の正体を知って愕然とする。ニックは元恋人を奪った昨日の花嫁の兄で、名だたる大富豪だったのだ! キャリーは眠る彼を残して逃げるように立ち去った。運命が残酷な再会を用意しているとも知らずに。

ギリシア人投資家ニコの個人秘書として、シャーロットは土地開発者ザンダーに連絡を取ろうとしていた。多忙なザンダーと電話連絡が取れたとき、彼女は我知らずときめいた。なんてすてきな声の持ち主なのかと。それからは彼との電話が、病気療養中の母親の介護を続けていた彼女にとって、いつしか唯一の救いになっていた。ある日、直接ザンダーと交渉することになった彼女は、彼の姿を見て驚く。なんと彼女のボス・ニコと外見が瓜ふたつだったのだ!

カードを知らない? 買い物もしたことがないのか…。ザックは耳を疑った。故郷の敷地で野宿をしていた美しいが一風変わった女性セーラは、古い信仰と100年前の生活様式を頑なに守る共同体で生まれ育ったという。だが彼女は母亡きあと、恐ろしい継父の暴力と支配から逃げだし、生まれて初めて外の世界へやって来たのだ。不安だろうに、彼女は自分の居場所を探そうと希望を捨ててはいない。一方、ザックは自分のルーツを恥じ、今まさに故郷を捨て去ろうとしていた――。

恋人だと思っていた男性にあっさり捨てられた田舎娘ヘンリエッタ。舞踏会の陰で悲しみにくれているとき、目を見張るような美貌の男性と出会う。彼はロンドン一のプレイボーイと評判のデベン伯爵。蜜に群がる蜂のように寄ってくる女性に辟易していた彼がなぜ私のもとに――!? デベン伯爵は警戒の目を向けるヘンリエッタに、挑戦的なまなざしを向け言い放った。「きみを誰よりも光輝く社交界の華にしてやろう」と。――ロンドンを舞台に花咲く絢爛ヒストリカル・ロマンス!!

エイドリアーナは、キッツィニア王国の皇太子の有能な秘書。かつて王族を誘惑し、国を破滅に導いた女の血をひく彼女は、先祖の汚名をそそぐため懸命に仕事に打ち込んでいた。その行いが評価され、弟のパト王子のお目付役という重大な任務につくことになったけれど、日々をともに過ごすうちにどうしても王子に惹かれる自分に気づいてしまう。絶対に王族とだけは恋に落ちたくなかったのに、つのる思いが止められない…。やっぱり私は呪われた血のもち主なの?

男勝りのサマンサは恋愛に縁のない人生を送ってきた。友人に言われて女らしく変身しても恋の駆け引きなんてわからない。プレイボーイと評判のシークで、ボスのバンダルにも会うなり“生意気な女”と思われてしまう。実はひと目見たときから彼に魅了されていたのに…。誰か恋のレッスンをしてくれないかしら。一方、バンダルは彼女の強気な態度を挑戦と感じていた。女性に逆らわれるなど初めてだ。難病を宣告され、死を目前にして彼は最後の生きがいを見いだしていた。

ゾーイは亡き姉夫婦の双子をひき取り、新しい雇い主であるイサンドロの屋敷で管理人の仕事をすることに。子供たちが一人前になるまでは頑張らなくてはと、心に誓うゾーイ。だが、イサンドロとの初対面で、なんとクビを言いわたされた。ゾーイは村人と彼の留守中に屋敷の庭でチャリティーパーティーを開き、それを彼に見つかってしまったのだ。「子供たちを守るためなら、どんなことでもします。」と言う私に、彼は「性的な奉仕をするということか?」と返してきて!!

夫の死後、7歳の息子アレックスとふたりで暮らしてきた看護師のフルールは、友人の勧めもあって2年ぶりに職場に復帰する。ところがフルールは、復帰1日目にして早くも失態を演じてしまう。蘇生室に運びこまれた患者の様子に夫の最期の姿を重ね合わせ、適切な処置もできないまま、部屋を飛びだしてしまったのだ。新任のイタリア人医師マリオはそんな彼女に激しい怒りをぶつけてしまう。すっかり自信を失ってしまったフルールのもとに、その夜マリオがやって来て!?

クレアは世界に名だたるリゾート地モナコに来ていた。かつて希代の大泥棒と言われた父を捜しに来たのだ。足を洗ったはずの父が、大公の宝冠を狙っているらしい。やめさせなければと焦る彼女の前に現れたのは英国貴族と間違えそうなハンサム極まりないルーク。なぜか彼は、彼女の行く先々に現れ、そしてなぜか彼女にかまってくる。どうやら彼も、父と同じ宝冠を狙っているようなのだ。モナコを舞台に恋の駆け引きの火花が舞い散る!! 彼が盗むのは宝冠、それとも?

シャリと同じアパートメントに住むルークはセクシーなジャーナリスト。だけどいくらおしゃれしてもちっとも誘ってくれない。届かぬ想いをもてあましていたある日、シャリは偶然彼が注文した本のタイトルを見てしまう。その名もずばり、「大バカ者のためのSEXハウツーガイド」! なんてこと。一見クールな彼は、こんな本が必要なほど女性の扱いが下手クソなの? 一瞬凍りついたシャリだが、その後ひょんなことから奥手な彼へのレッスンをひき受けることになって…!?

愛するシーク・バリとの結婚式の直前。幸せいっぱいだったヌアは絶望のどん底に落とされた。バリは自分を愛しておらず、ただ財産を相続する条件を満たすためのプロポーズと知ったのだ。私…こんな愛のない結婚はできない。ヌアはウエディングドレス姿のまま逃げ出すと小型飛行機で空へと飛びたった。が、突然の嵐に巻きこまれて操縦不能になったとき、後部座席から声をかけてきたのは、なんと怒りに燃えたバリ。ふたりが乗る飛行機は墜落、無人島に流れついて…!?

アレックスは高校教師をしながらひとりで子供を育てていた。となりの家には敏腕弁護士のノーランが住んでいる。妻と死別し息子とふたり暮らしをしている彼との関係は親友と言ってもいいくらいで、同じ年頃の子供たちは仲がよく、行き来もさかんに行われている。平凡だけどおだやかな生活…そう思っていたけれど、ノーランのひと言で状況は大きく変わった。「君はとてもきれいだ」その言葉を皮切りに、ふたりの間にはなんとも言えない空気が漂って…。

夢みるファンタジー作家ジリアンは家にこもりっぱなし。出会いはなく、30年間恋愛経験ゼロ。そんな彼女を心配した友人は、兄フォレストを恋の練習台としてさしむける。彼は気軽な気持ちでひきうけるが、世界的セレブで現実主義者のフォレストにとって、空想にひたると現実に戻ってこないジリアンはまるで違う世界の住人。軽いキスにさえ真っ赤になってはり倒される始末で、恋の化学反応は予想外。そして、この出会いが計画されたものだとジリアンにバレたとき…!?

メクホリア国の公爵令嬢リアは国の使いとしてひとりロンドンを訪れていた。10年前に追放された幼なじみアレクセイを次期国王として迎えるためだった。だが、遠い異国で実業家として成功を収めたアレクセイは、冷たくその申し出を断る。それもそのはず10年前、彼を追放したのはリアの父親だったのだ。しかしリアにもこのままひけない理由があった。彼が即位しなければ、リアは大嫌いなイワンと政略結婚させられる。そしてその先にはさらに悲惨な未来が待っているのだ!

18歳の誕生パーティーでイゾベルの唇を奪ったラファエル。彼は傲慢で血も涙もない実業家。そして、家に強要された許嫁だ。「君は実に都合のいい花嫁だ」彼の狙いは家名だけ。ひきかえに彼が支払う大金がないとイゾベルの家は破産してしまうが――愛のない結婚なんて! イゾベルは家を捨て社交界から逃げ出し、パリでタンゴを教えながらつましく暮らし始めた。けれど、約束の21歳の誕生日。突然、教室に現れたラファエルは彼女の手をとり、ダンスをリードして…!?

5人の兄に守られて育ったテス・モナハンは男性と縁がない人生を送ってきた。しかし、勤めている小学校の表彰式で倒れた彼女を見て、「妊娠したのね!」そう意地悪い同僚が叫び、噂はあっという間に町中に広まってしまう。妊娠どころか私はバージンなのに! 初恋の人ウィルも噂を信じ、やさしく手をさしのべてくれる。しかも、ずっとテスを子供扱いしてきた態度に変化が起こり、熱い視線で見つめてきて――。ところが、噂はテスの手に負えないほど大きくなって…!?

挙式を目前に婚約者に裏切られたリリーは、傷心を抱えてミラノへ渡った。愛する伯母のもとでイタリアンシェフとして働くために。だが、少女の頃の憧れの男性アレッサンドロに再会し、リリーにせつない初恋がよみがえってきて…。今はイタリア有数の実業家と言われるまでに名をあげた彼。恋の痛みを抱え、誰も信じられないリリーにはアレッサンドロと過ごすのはつらすぎる――恋なんて、この先私には必要ないものなのに、見つめられたくらいで、動揺するなんて!

ディアナとルークは恋人同士だった。しかしふたりの仲は突然終わりを告げた。ディアナの父が殺されたのだ。現場から去ったルークが疑われ逮捕された。そして裁判の日、彼女の証言により彼は有罪となった。しかし彼女は、その時の記憶がなくなっていたのだ。そんな事を信じない彼は、彼女を心の底から憎んだ。8年の年月が流れ、彼女は毎日、悪夢にうなされていた。これを解決するのは、失われた記憶を取り戻すしかない。そして彼女は故郷に戻ることにした。そして…!!

娘をたぶらかす“不良息子”の父親は遊び慣れたゴージャスな実業家!? 男性不審のシングルマザー、ジェシカは娘の反抗期に手を焼いていた。最近よく名前を耳にするマークというボーイフレンドの悪い影響を受けているに違いない。会社を経営するというマークの父親のもとに乗り込んだジェシカだが、ひと目彼を見て、洗練され威厳のある美しい姿にすっかり圧倒されてしまった。でも気を許してはだめよ。いくらセクシーだからって、彼に心を奪われている場合ではないわ!

目の前の恋人はプロポーズの言葉を口にするだろう。アニーは直感した。だめ、私にはまだ忘れられない人がいる…。その時、携帯が鳴った。ジャーナリストのアニーを、マスコミ嫌いで知られる実業界の大物ヴァン・カーライルが、インタビュアーとして指名してきたという新聞社からの連絡。彼女の心は激しく揺さぶられた。ヴァン――少女の日に出会い、かつて深く愛しあい、別れてしまった人。そしていまだに最愛の人。その彼が私に会おうとしている。今さらなぜ?

マディソンは政治家のイメージアップを図るコンサルタント。今回のクライアントはバジュール国の王子ザインだ。国民はプレイボーイの王子に冷ややかだが、戴冠式までの1か月で彼こそ国王の器だと納得させなければならない。だがマディソンは彼がそばにいると落ち着かず仕事に集中できずにいた。完璧な容姿をもつ彼が女性に不自由などしていないくせに、露骨に誘いをかけてくるからだ。「今まで誰かに激しく焦がれたこともないんだろう」見え透いた彼の挑発に彼女は!?

ジェーンが左手の薬指に指輪をつけているのには理由がある。人目をひく容姿が災いして男性社員に迫られ、あげく辞職に追い込まれたのだ。そこで思いついたのが既婚者のふりをする作戦。「運命の相手に出会ったらどうするの?」と親友は止めるけれど、実際恋なんて縁遠いし…。嘘をついて入社した会社で、なんとジェーンはよりにもよって社長にときめいてしまう。でもトム・クルーズ似の素敵な夫がいると嘘をついてしまったからには、あとにはひけないわ…!

5年前、アリックスは幸せな花嫁だった。愛されていると信じたすべては、しかし嘘だった。夫のピアスはアリックスの一族への復讐のためだけにまんまと彼女と結婚し、財産を手にすると翌朝離婚を告げたのだから! ようやく胸の痛みを忘れかけた頃、彼は残酷にも舞い戻ってきた。アリックスの父が経営する会社が倒産寸前のところに現れ、なんと援助を申し出たのだ。「ただし条件がある。君がもう1度僕の妻になるなら」と。ひどいわ。彼は私を弄ぶために戻ってきたの?

ニックは隣の家の2階に住んでいる女性にほのかな好意を抱いていた。でもそこまでだった。ある日、隣の家が火事になり、火傷を負いながらもニックは彼女を助けだした。助けた彼女は、ニックの子供時代に仲のよかったオリビアだった。火傷を負って手が自由にならないニックを助けるためと、行く当てのないオリビアは、彼の家の一室を借りることにした。当人たちは、ただそれだけだったのだが、周りはふたりが婚約したと誤解してしまった!! そこでふたりは…。

父を亡くし、財産をすべてひき継いだ意地悪な継母のもとでこきつかわれているクレシダ。家を出ようにもお金がなく、彼女が生まれたころから働いている老齢の家政婦モギーを置いていくわけにもいかず、つらい日々に耐えていた。そんなある日、クレシダが足をくじいて動けずにいたところ、通りがかりの医師に助けられた。彼はオランダ人医師のオルドリック。やさしい瞳をした彼に出会ったそのときから、クレシダの人生はみるみるうちに変化していく。

「エイミー、頼むよ」ヒューに頼まれ、エイミーの胸はざわついた。上司の妻につきまとわれて困っているので、秘書が留守の2週間、オフィスにいてほしいというのだ。しぶしぶひき受けたけれど、内心動揺しっぱなしだった。兄の親友のヒューのことはよく知っている。スポーツマンで頭脳明晰で、魅力にあふれた彼はいつもとびきりの美人をつれている。そんな彼と2週間も過ごすだなんて、つむじ風に突っ込むようなもの。彼への想いは絶対に知られないようにしないと…。

亡国の王家の末裔という素性を隠して編集部で働くサラを「セクシーな独身男性ランキング」ナンバー3に選ばれた大富豪デヴォンが訪ねてきた。思わず見とれるサラだったが、次の瞬間現実にひき戻された。なんと妹が彼の家から高価な工芸品を盗んだというのだ。妹が一族の誇りを汚すはずがない。しかも驚くことに、彼は警察に通報しない代わりに婚約者の役を演じてほしいと提案してきた! 元大公妃の祖母の許しを得て、デヴォンの婚約者としてパリに旅立つが…。

秘書として働くナイアは、上司のジェイクに初対面で「きみは赤毛じゃないか」と非難めいた言葉を投げつけられた。以来、苦手意識をもっていたが罪深いほど美しい彼に、避けられていることはつらかった。そんなとき、部屋のなかで泣き声がすると言うジェイクのもとへ向かうと赤ん坊が…! どうやらジェイクの双子の弟ジョッシュが亡き妻の忘れ形見を置き去りにしたらしい。ふたりで赤ん坊の面倒をみつつ、ジョッシュを捜すことになるなんて、私の恋心はどうなるの?

イギリスの名家バルフォア家の長女オリビアは、家名を汚した罰としてオーストラリアで働くことになった。しかも、父と関係の深い大富豪クリント・マカルパインの下で。「その高い象牙の塔から降りてこいよ、氷のプリンセス」以前、そう私の身分を皮肉った彼は、今の私を見てどう思うかしら…。空港に着いた彼女を待っていたのは、むせ返る暑さとクリントだった。無精髭を生やした彼は野生の動物のよう…そう思った瞬間、急に頭と体に血が上り、オリビアは気を失った。

図書館司書ミリアムは恋をしていた。相手はローリー・モナハン教授。彼は学問ひと筋で、本と研究以外は何も目に入らない。地味な司書が彼の気をひけるわけがないわ。ため息をつくミリアムだったが、ある雑誌の見出しが目に入った。“内なる魔性を呼び覚ませ!”女の私から彼を誘惑するなんて…そんなことできるわけない。でも。このまま何もない人生でいいの? もし、ふたりの関係が変わるとしたら…? 彼女は雑誌の記事にしたがって大胆な作戦に出ることに!?

名前を借りただけのつもりが、まさか記事になるなんて――!! 大手デパートで働くペイジは、若きやり手の経営者ダンテの前でうなだれた。亡き親友の赤ん坊を養子にするため、役所で彼と婚約中とついた嘘がマスコミに流れてしまったのだ。解雇を覚悟しつつ必死に事情を説明するペイジ。だが彼はその端正な顔に侮蔑の表情を浮かべ、容赦なくクビを言い放った。堪えきれず詰め寄るペイジに、彼は思惑ありげな顔を向けある提案をもちかけてきた。「では君を僕の妻にしよう」と。

花嫁は要らないと豪語するプレイボーイの富豪サイモンが、地味でまじめなエミリーをオークションで競り落とした理由。それは群がる女性を蹴散らしてもらうため!ハンサムだけど軽薄そうな彼に恋愛対象と見られなくても、エミリーは別に最初は気にならなかった。けれど彼を知るうちに、これまで経験のないふわふわとした恋心に包まれて…。でも、今のままでは女性にモテモテの彼の横には並べない。ぶかっこうな服に身を包んでいたエミリーの大変身が始まった!

テイラー! なんであなたがここに…。 職場のパーティー会場で、離婚係争中の夫に声をかけられたマーシャは困惑を隠せずにいた。1年前、テイラーの浮気が発覚し、家を飛び出したマーシャ。幼い頃に母親に捨てられ、温かい家庭を築くことを夢みていたマーシャにとって、テイラーの浮気はとても許すことなどできないものだった。久しぶりの再会だったがテイラーは悪びれた様子もなく、マーシャに言い放った。「本気で僕が、君を手放すと思っているのか?」

経営コンサルトのナタリーは、出張で訪れたカリフォルニアでジョニーと出会った。彼は地元で有名なバーテンダーでマティーニ・コンテストで長年王座を独占していた。昨年リタに王座を奪われるまでは…。この町では珍しくスーツに身を包んだナタリーに、興味をひかれたジョニーはデートに誘う。人の心を見透かすようなジョニーに、ナタリーもまた強く惹かれ…。一方、ジョニーから王座を奪ったリタは、ベッドをともにしたベンとの、今後の関係性について悩んでいて…。

バカンスから戻ったキンバリーは、空港で突然マスコミに取り囲まれた。何が起きているのかわからず呆然としていると、ひとりの男性がゆっくりとこちらに近づいてくる。リック・ペリーニ。彼がどうしてここに…!? 10年前に別れた元夫の登場に、キンバリーはさらに混乱した。夫と言ってもリックと夫婦として過ごしたのはたった10日間。その時の悪夢がキンバリーの脳裏に蘇る。彼は私に災いを招く悪魔。きっとこれは悪いことの前触れなのだわ!

ソーシャルワーカーのサマーのオフィスに、思いがけない人物が突然現れた。ダリウス―――7年前、私の心をずたずたにした、かつての恋人。彼はセキュリティ会社を経営していて、警備システムの強化のために訪れたと言う。何事もなかったかのように接するダリウスに、サマーは苛立ちを隠せない。どうしてあんな最低な別れ方をしたのか、その理由を知るまで心を許すことはできないわ。その一方で、さらに魅力的になった彼にときめく気持ちを抑えられなくて…。

弁護士のグレースに、突然かかってきた電話。それは3年前に別れた元彼マイケルからだった。「君が必要なんだ、今すぐ来てほしい」電話の向こうで懇願する彼の頼みを無下に断ることもできず、グレースは彼のもとに向かう。グレースには夢があった。愛する人と結婚し、温かな家庭を築くという夢が。しかし、かつて石油王の御曹子であるマイケルからのプロポーズを彼女は断った。あの時の私はそうするしかなかった…。私を憎んでいるはずの彼が今さら何の用かしら?

その時、シエナはイタリアで老資産家の葬儀に参列していた。すると帰りがけ、彼女は弁護士から遺言状の開示に立ち会うよう求められた。元使用人の娘に、いったい何の用があるというの? 遺言の内容は老資産家の息子であるアンドレアスの相続条件が、シエナとの結婚だというものだった。かつてまだ幼かったシエナの告白に、「君は使用人だ!」と傲慢な態度でつき放した彼との結婚なんて絶対あり得ない。しかし、運命の糸にひき寄せられたふたりに選択の余地はなく…。

早くに父を亡くしたジュヌヴィエーブは、8歳年上の親戚ブレーンに育てられた。そして、彼女は彼以外の男性と結婚式を挙げようとしていた。ブレーンを愛しているのに、ただ彼への当てつけのために別の男性のプロポーズを受けてしまったのだ。後悔しながらも、時間は進み、ついに式の当日を迎えてしまう。親戚としてやってきた彼は、複雑な表情を浮かべながらもお祝いの言葉をのべる。そして、式は始まり、誓いのキスをしなければならないとき、彼女は――!!

「見つけたぞシンデレラ。もう逃がさない」ブルックは勤務先の病院で思わぬ人物と再会した。彼は6年前、お互い名乗りもせずに熱い一夜をともにした男性。どうして彼がここに? 彼はジェド・マシューズという優秀な医師で、診療部長に就任したのだという。初対面のふりをしたのに、彼は鋭い眼差しを向け、あの夜の答え合わせをしてくる。彼が覚えてくれていたなんて…。この6年間忘れることのなかった想いがこみ上げる。でも私には秘密がある。5歳の息子のことは…。

神聖な祭壇に立ち、シモーンは永遠の愛を誓った。偽りの愛を――。この結婚はすべて余命幾ばくもない祖父を安心させるため。没落したシモーンの家が失った葡萄畑を、せめて祖父が生きている間だけでも戻ってくると信じさせたい。そう思ってシモーンは100年前からいがみあうスペインの名家エスキヴェルの当主アレサンデルに契約結婚を申し込んだのだ。隠された罠に気づかぬまま、夫となったアレサンデルの大人の魅力に心が屈したシモーンは純潔を捧げ…!?

イザベッラ王女は幼い頃から砂漠の国ウマラーの国王と政略結婚が決められていた。せめて最後の自由を味わいたい。買い物して、エッフェル塔に昇って、普通の21歳の日常を味わえれば…。宮殿を飛び出すが、憧れの街パリで追っ手に見つかってしまう。褐色の肌に傷がある、危険な雰囲気を漂わせたアドハムは国王の命令で迎えに来たという。隙を見て逃げ出したイザベッラを、彼は容赦なく追いつめ、その唇を唇でふさぐ。初めてのキスに禁断のときめきが全身に走って…!?

結婚式当日、花婿ピエーズに他に好きな人がいると言われ、捨てられたシャーン。そんな彼女の前にピエーズの兄レイフが突如現れ、花婿は自分だと言いはじめた。女性の憧れの的ダンバーズ財団総帥のハンサムな大富豪が自分の弟の元婚約者の私を花嫁に!? 彼は弟の駆け落ち騒動を隠ぺいし、家の面目を保つことができるのならば愛のない結婚をしてもかまわないと言った。冷たいまなざしで私を見つめ、捨てられた花嫁と笑われたくなければ僕と結婚するしかないと迫ってきて…。

ギリシアの大富豪ドラコスのインタビューをとってくれば私の企画が通してもらえる。さっそく彼の住む島を訪れたものの、記者とバレて即座に追い返されそうに! どうやら彼は私をパパラッチと勘違いしているみたい。冷たい暴君と噂の彼だけど、島の住人にはとてもやさしい眼差しを向けている。彼の真実はきっとこの島にあるんだわ。私はそれを知りたい。だけど偶然、彼の母を助けて負傷した私にドラコスは疑いの言葉を投げつけてきた。どうすれば信じてもらえるの!?

孤児のヴィーナスのもとにある日、怪しげな男が現れて衝撃的な知らせを伝えた。彼女が大富豪の行方不明だった孫娘かもしれないというのだ。今までひとりで生きてきた。堅苦しい上流階級なんて私の性に合わないわ、と思ったがDNA鑑定すれば莫大な報酬をくれるという。祖父の住むアトランタを訪れ、出会ったのはパーフェクトな男性トロイ。恋の火花が飛び散るが、彼の正体はなんと祖父の会社の副社長。いぶかしげな瞳で彼女を見て彼は言った。「君の目的は金か?」

目が覚めたとき、ケイトは裸でスイートルームにいた。シャワーから出てきたのはミカリス・テオキダス。世界的ホテルチェーンの後継者だ。昨夜、悪党に襲われたのを救われたことは憶えているけど、まさかその彼に誘惑されるなんて! 非難するケイトに彼は眉をひそめ、申し訳程度に身体を隠していたシーツをはぎとった。「もしベッドをともにしていたら、君はすべてを憶えていたはずだ」身体にはなんの痕跡もない…。謝ると、彼は消えない印を刻むように唇を奪ってきて!?

イブはその夜、突然モデルとして華やかなファッションイベントに出演することになった。大舞台に緊張で足がすくむが、亡き妹のために頑張らなければ…。妹の残したメモにあったラファエル・ディ・ラザロという名前こそ、妹の死の真相を知る鍵――今日はその“ラザロ”のショーなのだから。けれどランウェイを歩きながらイブはある男性と見つめあい、どうしようもない運命を感じる。だが彼女は知らなかった。傲慢で冷酷な彼こそが、探していたラファエル本人だとは!

男の人が苦手なヴィクトリア。恋人や夫はいらないけど子どもが欲しい…。彼女が父親候補に見定めたのは新聞社のオーナー、ケイレブ。彼を誘惑して、その気にさせよう。独身主義のプレイボーイと噂の彼だけど結婚なんて求めてないから都合がいいわ。着慣れないセクシーなドレスに身を包んで誘惑することに。ケイレブは地味な書店主だと思っていた彼女の変身に驚くが毅然として断る。だが翌日、とんでもない新聞広告を見つける。「求む、父親になってくれる男性」

リーバは売れっ子トップモデル。エリオット・ソーソン三世というセレブに求婚されていたが、それは断るつもりだった。リーバは信じていたのだ。いつか稲妻のような恋に落ち、永遠の愛を誓うことを。そして運命は訪れた。撮影先のカリブで出会ったハンターと情熱的な恋に落ちたのだ。けれど母の手術のため、どうしても巨額のお金が必要となった彼女は苦しみの末、嘘をついてハンターを捨てエリオットを選ぶ。まさか彼とエリオットがいとこ同士とも知らずに…。
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