漫画・コミックを読むなら国内最大級サイトのまんが王国! 無料漫画・電子コミックが10,000冊以上!1冊丸ごと無料、期間限定無料漫画、完結作品から新刊まで多数配信!
人気メニュー
お得情報
ユーザーメニュー
ヘルプ&ガイド
漫画を探す
無料漫画
ジャンル別漫画
人気の著者
人気の掲載雑誌



リディアは幼少期より侯爵令嬢として王家と家のために自身の使命を全うしてきた。結婚を目前に控えていた矢先、婚約者のロジェととある侍女が恋仲だという噂が舞い込んでくる。仕事を放棄して彼らはまるで恋人のように振る舞い、一方で悪者扱いを受けてしまうリディア。裏切られ、尊厳もこれまでの思いも踏みにじられた失意の底で、思いもよらぬ人物が手を差し伸べるーーー「彼らには相応の報いを受けてもらおう」美しい令嬢の華麗なる決断でスカッとざまぁしてみせます!!








「私に魅力がない? でしたら婚約破棄しましょう」婚約者であるエリオットにそう突きつけたのは、侯爵令嬢・セレナ。学園に入学してから半年、ぶりっこ公爵令嬢・マリベルにうつつを抜かす彼に、愛想が尽きたのだ。今までエリオットのために地味にしてきたけど……もう遠慮する必要はない!セレナは我慢していたおしゃれを思う存分楽しみ、本来の姿――ナルシストでちょっぴり性格に難ありな自分を取り戻していく。すると、女嫌いで有名な第2王子・ノクスが、突然セレナに婚約を申し込んできて――!?


【一度、結婚を断られたはずなのに……!?】エルヴァスティ国を守る黒緋竜のお世話を任されている竜聖女は、この国の王子の正式な婚約者と定められている。現在の竜聖女・リューディアは、幼い頃から巨大な鳥籠の中で住まう黒緋竜・グラムヴィントのお世話に励み、王子であるエディクの婚約者であった。しかしある日、突然エディクに呼び出されたリューディアは、竜聖女の解任と婚約の破棄を言い渡されてしまう。なんと次の竜聖女になったのは、義姉のレイラ。しかもエディクは、次の行き先として漆黒将軍・ヴィルフリードと結婚してもらうとリューディアに言ってくるが、ヴィルフリードからは「私とあなたでは釣り合わない」と結婚を断られてしまい……!? ※『籠のなかの竜聖女 ―虐げられた伯爵令嬢は、今日も溺愛されています―』1~5巻をまとめて収録したものです。重複購入にご注意ください。

【描き下ろし番外編10Pを新たに収録 】オライオン侯爵家で使用人として働くリサリーは、その家の一人息子・ヒューゴと恋に落ちる。身分違いの恋で周りからの反対の声が多かったが、二人の気持ちは強く、リサリーが良家の子女が通う寄宿学校で花嫁修業をすることを条件に、婚約が認められた。二人はしばしの別れを惜しみながら、彼女は旅立った――。半年後、寄宿学校から戻ったリサリーは真っ先にヒューゴのもとへ。久しぶりに会えると浮足立っていたが、再会したヒューゴの様子がおかしい…。彼はリサリーに「君は……誰だ…?」と尋ねてきて――!?記憶喪失の侯爵×庶民育ちの元伯爵家令嬢、二度目の恋を巡るラブファンタジー、開幕!【本作品は「使用人令嬢の受難 ~記憶喪失の婚約者と二度目の恋~」第1~5巻を収録した電子特装版です】【恋するソワレ】

虹魔法という希少な魔法属性を持っていたことで竜伯爵エイリークと政略結婚をしたアイリス。 エイリークとの関係は冷え切っており、抑圧された結婚生活の末、 最期は教会で見知らぬ女性に殺されてしまった――。 しかし、アイリスが目を覚ますと15年前に時が戻っていて――? ※価格は販売サイトによって多少差異が出る場合があります。 ※コミックライドアイビーvol.27収録の内容です。 寂しい結婚生活の末に殺された伯爵夫人と不器用な竜伯爵のすれ違いロマンティックファンタジー――

俺、岡本英介は最強冒険者であることを隠しつつ、ダンジョンでひっそりと週末キャンプをするのが趣味の社会人だ。会社ではいやな部長にパワハラのターゲットとされ、憂鬱な平日を過ごす底辺社畜でもある。そんな俺が週末のお楽しみで、いつも通りキャンプ飯を仕込もうとしたら、ギャル・伊波音奏(いなみメロディー)がSS級モンスターに食われかけている場面に遭遇し思わず助けてしまう。その様子がバズったらしく、突然トレンド欄に俺の名前が――!絶品グルメと週末キャンプをギャルとふたりで満喫する、飯テロ冒険物語、開幕!★「モーニング・ツー」で毎月第4木曜日正午に更新中!★原作小説、Kラノベブックスより好評発売中!


【26歳・パート主婦の体験】結婚2年目のパート主婦・斎藤郁子(さいとう・いくこ/26歳)は、毎日甲斐甲斐しく夫のために弁当を作り、と同時に月5千円という厳しい小遣い額を強いていた。それもすべて子供ができた将来の家族皆の幸せのため……というのは実は単なるキレイごとであり、その真相は郁子自身の浪費癖にあった。郁子の勤めるパート先に田川美里(たがわ・みさと/30歳)というちょっと裕福なリーダー格の存在がいて、美しくゴージャスな彼女に憧れるあまり、郁子は彼女に言われるままにブランド品を買ったり、豪華なホテルランチをしたり…と、夫には絶対言えない無駄遣いを繰り返していたのだった。しかしさすがにそんな身に過ぎたふるまいにも限界がきた郁子は、とうとう美里に対して距離をとろうとするのだが、そこでまた美里がとんでもないことを言いだして――…!?(本コンテンツは合冊版「本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.8-(1)~特集/地獄を見た女たち」の内容と重複しています。ご注意ください)

死してなお、勇者に与えられし、救世の使命――次なる勇者の舞台は淫欲渦巻く不夜の街!?危険がはらむ夜の街で、魔の手忍び寄りしさまよえる女たちを“精なるスキル”で救いだせ!エロティック現代ファンタジー、開幕!




元探索者のおじいちゃん、孫に言われてダンジョン探索の配信始めます! 世界にダンジョンが存在するようになって幾星霜。それが文化として根付き、若者はこぞってダンジョン配信をするようになったご時世において、「おじいちゃん、ダンジョン配信してよ!」と孫にせがまれた元探索者の工藤源二は、30年ぶりにダンジョンに潜ることになる。現在の常識とは異なる源二のダンジョン配信は、様々な要因が積み重なり、世間を騒がせるほどにバズってしまうことになるのだが――!?元探索者のおじいちゃんが世のため孫のため躍動する!波乱万丈の第1巻!【連載時のカラーページを完全収録!】

【単話版】冒険者パーティ・チャリオットに加入するため故郷のアツーカ村を旅立ち、イブーロへとやって来たニャンゴ。しかしチャリオットは依頼で街を離れていた。そんな時ニャンゴに指名依頼が入る。依頼人は学園の先生からだった。刻印魔法の研究を専科にしている羊人のレンボルト先生は刻印魔法を発生させるニャンゴの空属性魔法に興味を持ったのだ。レンボルト先生の研究に協力する報酬として、新しい刻印魔法を教えてもらう事になったニャンゴ。最強の冒険者にまた一歩近づいた! ※本コンテンツはCOMICユニコーンWEB掲載の『黒猫ニャンゴの冒険リブート レア属性を引き当てたので、気ままな冒険者を目指します』第1話を抜粋し収録した【単話版】です。単行本との重複購入にご注意ください。


《33歳・専業主婦の体験》池谷綾子(仮名)がOLをしていた6年前のこと。急に激しい腹痛に襲われた彼女は病院に行くのだが、原因がわからずとりあえず検査入院することになる。なぜか腹痛は自然に治まったものの、そこで綾子は新たなトラブルを抱え込むことになる。院内で知り合った武井という若い女性になぜだか妙に気に入られてしまい、なれなれしくプライベートな頼み事をされたり、やたらとつけ回されたりと、彼女のおかげで大きなストレスを感じさせられるようになってしまったのだ。いったいコイツ、なんなの!? 怒りと消耗が増すばかりの綾子だったが、そんなある日、ついに武井の決定的な異常行動に直面してしまい――…?(※本コンテンツは合冊版「読者体験!本当にあった女のスキャンダル劇場Vol.1-(1)~特集/ああ、地獄の人生!!」の内容と重複しています。ご注意ください)

冷静で正確無比なピアノを弾く藤堂あおい、情熱的で自由奔放なピアノを奏でる賀神響、ドイツの若き天才プロピアニストのカール・リーデンシュタイン、日本の若手ナンバー1ピアニストの立花蘇芳。奇跡と歓喜、冷静と情熱、友情と師弟、因縁と対立。15歳の若き4人の天才ピアニストが互いのピアノで競う青春物語、開幕!

1984年に時代を先駆したギャグ作品『黒のもんもん組』の連載終結後、猫十字社氏は舞台を『プチフラワー』(小学館)に移して、この作品の連載を開始しました。『プチフラワー』は、竹宮惠子氏の「風と木の詩」、萩尾望都氏の「メッシュ」などをはじめとして、のちに長く語り継がれる作品を掲載し続けた、少女漫画の最先端の雑誌でした。この最先端の舞台で、猫十字社氏のギャグ作品はさらに豊かな広がりを見せます。この作品は、前作「黒のもんもん組」の延長線上に位置づけられており、また、確かにその過剰なまでのエネルギーの迸りは、前作に連なるものが感じられます。しかし、キャラクターと作者の距離感が微妙に変化しています。「黒のもんもん組」に登場するキャラクターは身近な人物を作者の圧倒的な才能で容赦なく(否定的な意味ではありません)デフォルメして動かしているのですが、本作に登場する人物は、キャラクター設定に一定度の設計意図が感じられます。キャラクターを勢いで動かすのではなく、作品世界の構築を前提として、キャラクターを位置づける意図が感じられます。そのため、本作は「黒のもんもん組」に比べ、ある意味で分かりやすく、より一般的な広がりを持った作品に仕上がっています。本作は、この意味で少女画ギャグ作品の優れた代表として位置づけられているのです。

宝くじで、40億当たった志野一良は、金に群がるハイエナ共から逃げるため、先祖代々伝わる屋敷に避難したが、そこに突然異世界が現れて……。大人気“宝くじ”シリーズのスピンオフ開幕。主人公はイステール邸の侍女・マリー!街の商業開発責任者に任命された彼女が、温泉旅館の開発など街の発展に奔走する!バレッタ、リーゼ、ジルコニアなど本編でおなじみキャラたちも大活躍。異世界内政系ファンタジーのスピンオフ第一弾!


貧民街の再開発計画に反対を唱える団体の若き統率者マーシーは、対立する大企業からの交渉要員ランダルと一戦を交えることに。私のおばが遺した街の中央にある館。どんなに脅しても大金を積んでも手放さないとわかったら、今度はハンサムな男性を送り込んで色仕掛けで落とそうという魂胆ね。安易な戦略を鼻で笑うマーシー。だが野性の少女の気高き意志と無垢な体は、しだいにランダルの大人の色気に、大胆な誘惑に、何より彼の驚くべき正体に翻弄されていく――!?


魔法の才能を何より重視するエドゥアール家において、魔法に適正のないロンドは一家の恥さらしで生きる資格がなかった。 己の無力を嘆きながら毒をすすった彼は、そこで世界で唯一となる『毒魔法』を修得し九死に一生を得る。 しかし、ロンドの周りは敵だらけ。 生き残るためには――さあ、どうする……!?

ハディウス・マイヤー、彼は世界の中心だった。華やかに輝く、美しい人だった。しかし彼は威張ったり偉ぶることはなかった。彼は誰にでも平等に接した。ただ一人、婚約者エミリア・ベルンを除いては。「自由になりたいんです。あなたが心の底から嫌いです。」「何度言えばわかる?そんなの関係ない。」「望みは何ですか?」「マイヤー公爵夫人。我が妻。わかっているだろう。」名ばかりの婚約、その関係に疲れ別れを決心した時、彼が変わった。

2025年1月4日より、テレビ朝日系“NUMAnimation”枠にてTVアニメが放送される、大人気漫画『メダリスト』。その公式ファンブックです。著者の頭の中だけにある、『メダリスト』のキャラクターたちのバックストーリーのほか、描き下ろし漫画2本に、未発表ネーム2本など、この本でしか読めない内容がいっぱい! さらに、いのり、ミケ、光、絵馬のスケート衣装デザイン画や、昨年のクリスマス時期に東京メトロの一部編成車両で実施された広告ジャックのデザインなどの資料も収録した充実の一冊です。オリンピックで金メダルをとることを夢見る結束いのりと、彼女のコーチ明浦路司。そして、いのりのライバルにして天才スケーター狼嵜光と、オリンピックのメダリスト夜鷹純。漫画『メダリスト』は、この4人を中心にフィギュアスケートにかける数多くのキャラクターたちが熱い物語を展開します。この『メダリスト公式ファンブック』では、中部ブロック大会前までを中心に、魅力的な登場人物たちを紹介するキャラクターガイドとストーリー解説、さらにメダリストの作品世界を深掘りした「もっと!メダリスト」の3部構成でお届けします。特にキャラクターガイドについては、著者が初めて語る漫画では描かれていないバックストーリーを大公開。一人ひとりの登場人物の過去や、ものの考え方、他の登場人物との関係性などを明らかにしています。例えば「母のぞみが、いのりのスケートに後ろ向きだったのはなぜ?」「夜鷹の初登場シーン、超不機嫌だったワケは?」「司と加護家のご縁は、どうやって生まれた?」などなど、ファンにはたまらない内容がいっぱいです。さらには短編マンガ2本を描き下ろし。またナッチンとミケの出会いを描いた「キャット☆ファイト」と、いのりとすずの楽しいエピソード「まつ毛とおさげ」という未発表ネーム2本も収録しています。

空に魅せられた少女たちの、広大な海の上で繰り広げられる飛行艇によるレースと友情の物語、開幕!★単行本カバー下画像収録★

チャキチャキの女子高生、夏芽は地球生まれの地球育ち。両親の故郷である「幻獣の國」に憧れ、いつか訪ねていきたいと夢見ていた。「幻獣の國」には美しく不思議な幻獣が住み、いろいろな国や様々な文化があるという。夏芽は期待に胸をふくらませ、12年に一度だけ開く「幻獣の國」への扉を越え旅立った。一方、「幻獣の國」では夏芽の旅路を心配し、行く手に危機を予感した祖父のセグロ大公がフィローン国竜騎士隊のタイトとネブローザに秘かに夏芽を見守るように命じていた。ところが夏芽が豊かな南の国ラベンデュラで観光を楽しみ、地球へ帰ろうとしていたその日、突如、アトレイデス王が率いるボマレオ国の軍隊が侵攻してきた。その日のうちに逃げ出さなければ、地球への扉が閉ざされてしまう…!奔放な想像力から紡ぎだされる不思議で美しい幻獣の世界…息をもつかせぬスリリングな展開……日本を代表する傑作SFファンタジー大作「幻獣の國物語」が電子化でよみがえる!

1978年のデビュー以来、猫十字社は漫画のあらゆるジャンルに挑戦し、さまざまな表現の手法を編み出していった。そして結実した作品は、とてつもなく優しく、大きく、悲しく、楽しく、猫十字社ならではの独創的な世界が繰り広げられていった。「小さなお茶会」、「黒のもんもん組」、「幻獣の國」……長期にわたる連載作品だけをとっても、メルヘン、ギャグ、ファンタジーと多様であり、その間に書かれた作品の一つ一つも、それぞれが唯一無二の内容である。この作品集はこのような多彩な顔を持つ猫十字社作品の軌跡を、短編作品を中心にて編み、垣間見ていく傑作集である。「宝石の女」は爛熟した19世紀初頭のパリを舞台に、ノンフィクションに形を借りた耽美的な異色作。「日々の泡」は日常から立ち現れるさまざまな思いを、幻想的なモチーフを使い、軽やかに描き感動的に昇華した珠玉作。「ヴィーナスの椅子」はふと、自分に立ち返る時を迎えた女性の心に寄り添った恋のお話。そして「獅子のいる里」、「水酔放浪記」は究極のファンタジー作品。民間神話の伝承をヒントに、生と死の彼岸からの穏やかで限りない救いに、心地よく酔いしれる作品。ここでは私たちの知っている時間は停止して、夢幻に満ちた世界が出現する。各作品は多彩だか、そこに通底するものは、生きることの喜びと痛み。この切実な思いが軽やかに、楽しく、切なく描き切られている。

悪い夢を、よい夢と交換する「夢売り」のお話。超美形の夢売りは、深い苦しみや憎しみ、かなわない憧れなどの、狂おしい思いに満ちた悪い夢を集めているが…!?「小さなお茶会」、「幻獣の國」など、時代をリードする傑作コミックを発表している猫十字社が、夢をモチーフに描いた異色の幻想作品集。しかし、夢は、とてつもなく長い過去の死者の記憶に連なり、生きることと死ぬことのはざまに私達を誘い、私達を翻弄する。収録作品の「夢売り」は、狂ってしまった時間の流れに、まがまがしい過去の記憶が交錯し、破滅の予感を漂わせる。猫十字社の卓越したコマ割りで、現実と夢、現在と過去が美しく、不吉に交響する。「竜紋の池」も夢がモチーフ。現在と過去の時間が、ページを追うごとにスリリングに交錯していく。その趣向は読者の想像力を軽やかに超えていき、時空を越えて、猫十字社ならではの作品世界が華麗に羽を広げる。「獏飼い」はユーモラスな珠玉の短編。夢売りが仕えているご主人の獏と、夢売りの物語。ゆったりと、伸びやかで、大きくおおらかな世界が広がる。<BR>作品集冒頭で描かれているように、満開の桜は不吉なほどに美しい。その美しさに魅せられていると、時の流れが狂い、生と死が交差する。この交差点に恐ろしい真実が宿ることを、不気味な美しさでこの幻想作品集が教えてくれる。

本書の中にも使われていますが、「時が満ちる」という言葉があります。「ぷりん」と「もっぷ」という猫の夫婦が紡ぎ出し、多くの人々の心を豊かに満たした不朽のメルヘン『小さなお茶会』は、いろいろな意味で「時が満ちる」ことで結晶した作品です。少女マンガが、少女をきらびやかに飾るための作品から、少女の、さらには人間の心の揺らぎに沿った作品へと深化していったとき、『小さなお茶会』は誕生しました。当時、『ぷりん』と「もっぷ」の夫婦が繰り広げる、繊細で、豊かで、優しく、温かく、そして不思議な世界に多くの人が魅了され、癒されました。また華麗に描きあげられた私たちの宇宙の不思議に慄かされ、驚かされました。この時、『小さなお茶会』は少女マンガの到達点という、「時を満たした」作品として誕生し、少女マンガの枠を軽やかに超える普遍的な感動を与えてくれました。そして今、再びこの作品の時が満ちてきました。私たちはとても生きにくい時代にいます。どこか窮屈で、孤独で、ともすれば自分自身の時を失いがちです。そんな索漠とした思いを抱くとき、再びこの作品の輝きが、私たちにおりてきて、豊かに私たちを照らしなおしてくれます。懐かしく、温かく、時にはぞっとするように……。初めての方も、再読の方も、「ぷりんともっぷ」の世界の扉を開けれてください。不朽のメルヘンだけが持つ至高の世界が待っています。

猫十字社氏のメルヘン作品の多くは、動物たちが主人公になっています。「こっち」と「あっち」を結ぶ、純粋で特別な、きらめくような世界(=猫十字社氏のメルヘン世界)を描いていくためには、リアルな人間という姿からイノセンスな部分を抽出した、さまざまな動物たちの姿を借りなければならないからなのかもしれません。『ふわふわ三昧』は、動物たちを主人公にした作品でまとめた珠玉の作品集です。うさぎ、子猫の主人公を軸に、魚、亀、熊、駄犬といった動物たちに加え、時にはさまざまな植物たちもが、風変わりで魅力的なキャラクターとして登場してきます。作品内容もバラエティに富んでいます。少女が、目くるめくまでに大きな自然とともに一人立ちしていく姿を、かわいらしいウサギに仮託して描かれた『野うさぎ通信』(巻末に収録いたしましたが、この作品に対して、詩人の谷川俊太郎氏が素晴らしい文章を寄せていただいています)。同じくウサギですが、こちらは森で一人暮らしをする「うさぎ」が、日々出会う楽しいいろいろな動物たちと生活していくシーンを鮮やかに切り取った「ウサギ物語」。そして美しいメタファーがぎっしりちりばめられた、宝石箱のような「星の子猫たち」……と、さまざまなテーマが長編、短編といったいろいろな形式で展開されています。万華鏡のように多彩なきらめきを放つ猫十字社氏の動物たちをお楽しみください。

漫画作品の創作にすべてを捧げた著者は、やがてボロボロに壊れてしまった…。しかし絶望の淵にいたとき、犬を育て、犬と暮らすことで緩やかに確かに著者は蘇生する。「愛と信頼」のかけがえのなさを描き上げた感動のオールカラーエッセイコミック。

第一ページ目から突然に「しゃかしゃかしゃか」という擬音とともに、登場人物たちが意味なく駆け巡り(ゴキブリの走りをまねているそうです)、それを受けて「きりすとっ」という書き文字とともに人物が飛び上がります。さらにはコマの枠線を交差しながら人物たちが舞い始める……この圧倒的な展開で『黒のもんもん組』が幕を開けます。現代の私たちにとっても衝撃的な、このとてつもないセンスがなぜ生まれたのかを考えると、初出時の社会状況を参照したくなります。かつて日本は社会全体で一つの大きな価値観を共有していました。すべての人が等しく豊かになれる、という考え方で、背景には高度経済成長という日本社会の経済的発展がありました。しかし、進歩という光は多くの陰を生み出しました。様々な公害が発生するなど、この価値観はきしみ始めます。そして、この画一的な価値観の呪縛から解き放たれながら新しい表現が登場し始めました。少女漫画もこの時代に内容を深化させるとともに、多彩な表現が花開きます。これを牽引したのは萩尾望都、竹宮惠子、山岸凉子、大島弓子といった作家たちですが、ショートストーリーでは猫十字社の存在が光ります。本編が幕を上げる1978年は変化の時代の始まりにすぎません。時代の流れは加速度を加え、猛烈な勢いで狂騒の度合いを強めていきます。『黒のもんもん組』もこの時代の流れとともに爆発的なエネルギーを噴出していきます。

最底辺ランクに降格したおっさん冒険者のオリバーは、己の限界を悟り、引退を決意しようとしていた――。だが、捨てる神あれば拾う神あり。彼のその誠実な人柄を評価し、ギルド長直々にある“特別な任務”を命じられる。『幼き上位精霊を育て、懐柔し、契約せよ』と。こうして、幼い精霊ばかりが集う“保育園”の園長に就任したオリバーは、生来備わっていた“父性”の才能(スキル)を活かして次々に精霊と仲良くなっていき――!?かくれんぼ、一緒に料理、温泉採掘……異世界の保育園を舞台にちびっ子精霊と歩む、おっさん冒険者の楽しき第二の人生が幕を開ける!


伝説の料理人の孫・頂拓味が会社から命じられたのは、新規グルメレビューサイトの立ち上げ。真のフーディーから希少な「食レポ」をもらいたいが、その頃フード大手・天食も同事業をスタートさせて――。超個性的な美食家たちを自陣に引き入れるため、両社フーディーハンターによる熾烈な綱引きが始まった! あの行列必至の有名店が続々実名協力、大ベストセラー『神の雫』の亜樹直原作で贈る、因縁の食レポバトル!

最強に可愛くて、最強にアホ!!そんなダチョウ獣人(メス)に転生してしまった元人間(男)。前世の知性で群れの長となり、ダチョウちゃんたちを率い、天災級の魔物が蔓延る魔境を生き抜いていく!とある日、人間の冒険者を窮地から救ったのがきっかけで、念願の文明社会と接触!しかし、歓迎してくれた町が奇襲を仕掛けられ――…!?…あれ? 敵の軍隊、弱くない? 倒しちゃっても構わないよね?最強だけど制御不能! ダチョウ獣人の蹂躙が始まる!

「帰りたくない。あなた自身をご馳走して…」思わず口走った言葉だったのに…信じられない。「…あ…」裸にされると声が上がる。「そこ…もっ…と」あまりの快感に、おねだりしてしまう。私、ホントに今、あなたの腕の中にいる…。「もっと激しく…して…」「顔に似合わず貪欲なんだね」彼が乳首を噛みながら言う。「ああ…そうよ。美味しいものが大好きなの、私…」「可愛いよ」「あっ」「お口には合ってますか?」「ああ…いい…とても…いい…っ」同時に――


結婚して3年…別居して半年の梨香子と秀平…。今、2人を繋ぎ止めているのは結婚前に共同で始めたデザイン事務所。建築士とインテリアデザイナー。仕事上のパートナーならともかく夫婦として大失敗。仕事だって事務の女の子を1人置くのが精一杯で毎月の支払いにも四苦八苦している。そんなある日、叔父が娘の美保を預かって欲しいと言ってきた。家がゴタゴタしていて、美保が来年受験なので夫婦仲のいい私達の所の方が落ち付くんじゃないか、という事らしい。急にそんな事言われてもと躊躇していると「引き受けてくれたら会社の仕事を重点的に回す」との条件が!! すかさず秀平が「もちろんお世話させて頂きます!!」と即答。確かに喉から手が出るほど仕事(お金)が欲しい。背に腹は代えられぬ。でも秀平の奴、いくら事務所のためとはいえ二つ返事で引き受けちゃうなんて。かといって事務所開設や結婚の時にお世話になった叔父さんの手前、別居してるなんて言えない。美保に何かあったのか聞いてみると、なんと仕事一筋の叔父さんが浮気して、それが叔母さんにバレて大騒ぎ!? 自分の両親が離婚した時のことを思い出す。毎日あんなに傷つけ合う姿を見せられるのは2度とゴメンだわ。でもその私が今似た様な事をやってるなんて…!?
お得感No.1表記について
「電子コミックサービスに関するアンケート」【調査期間】2025年2月14日~2025年2月19日 【調査対象】まんが王国または主要電子コミックサービスのうちいずれかをメイン且つ有料で利用している20歳~69歳の男女 【サンプル数】1,236サンプル 【調査方法】インターネットリサーチ 【調査委託先】株式会社MARCS 詳細表示▼
本調査における「主要電子コミックサービス」とは、インプレス総合研究所が発行する「電子書籍ビジネス調査報告書2024」に記載の「利用しているもののうち購入・課金したことのある電子書籍ストアやアプリ」のうち、ポイントを利用してコンテンツを購入するサービスをいいます。
調査は、調査開始時点におけるまんが王国と主要電子コミックサービスの通常料金表(還元率を含む)を並べて表示し、最もお得に感じるサービスを選択いただくという方法で行いました。
閉じる▲