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デザイナーのレイチェルが、はるばるアマルフィ海岸へやって来たのは、かつての恋人アレッサンドロを問いつめるためだった――いくら私を恨んでいるからといって、私のブランドの資金繰りを邪魔するなんて! 5年前ある事情から彼のプロポーズを受けずに、ほかの人と婚約してしまったことへの復讐なのだろうか? そして、やっとのことで再会したアレッサンドロは屈辱的な契約を提案してきた。ブランドを支援する見返りに、偽りの恋人役を演じろと――。
目覚めると、キャシーは一糸まとわぬ姿で見知らぬ男性のベッドに横たわっていた。昨夜はセバスチャンとの婚約パーティーで、とてもステキな夜だった。その翌朝なのに、どうして私は裸で一面識もない男性のベッドにいるのかしら!? マシュー・キーガンと名乗った男性はすでに身繕いを済ませていて軽蔑したように彼女を見下ろし、ふたりが一夜限りの火遊びをしたと告げた。こんなことが知れたら婚約解消されてしまう! キャシーはマシューを問いつめようとするが…?
「彼女なら地味で真面目だし、妻に迎えるにはちょうどいい」。ペルシャ湾岸の小国ブルクワットの第一王女サミアは、彼女を呼び出した隣国アル‐オマールのスルタン、サディクの話が聞こえ屈辱を感じた。世間を賑わすプレイボーイの王妃だなんて、とんでもないわ! それに、私はもう人前には出ないと決めているの。こっそり逃げだそうとするが彼に見つかってしまう。とっさに自分は向いていない理由を並べるが、それはすべて王妃として相応しいと強引に話を進められ…!
女なんてどうせみんな、派手好きで気まぐれで、厄介事ばかり運んでくる台風みたいなもの――奔放な母をもつフィリープの信念は生涯独身。コンピューター・プログラマーとして成功したあとも仕事一筋に生きてきた。そんな彼を心配した弟たちは家の修繕にかこつけ美しき女性内装業者のジャニスを紹介するが、てっきり男性が来るものと思い込んでいたフィリープは突然現れたジャニスにあたふた。鋼の信条に基づき、彼女への恋心をなんとか押し殺そうと努力するけど…!?
昏睡から覚めたエミリアを見て、ハビエルは暴れる欲望を必死で抑えこんでいた――エミリアは夫の僕を覚えていない…。あの男のことは覚えているのに! 前は彼女から情熱的に、官能的に誘ってきた。同じリズムで体を揺らし、ともに高みへとのぼりつめた日々。そのすばらしい快楽を記憶から抹消するとは! いや、無理にでも思い出させてやろう。そして再び僕の愛撫で征服し、彼女の愛の裏切りへの復讐を成し遂げろ、ハビエル――その瞬間、彼の黒い瞳が冷たく光った!
信じられない! 教会でキャサリンは言葉を失った。結婚式当日に花婿の浮気を目撃したのだ。キャサリンの心は傷つき、結婚はその場で取りやめられた。すると、騒然とする式場から彼女を助け出してくれたのは、デリクのいとこのスティーブンだった。彼は私をかばってくれたんだわ…。――後日、デリクの策略でスティーブンが窮地に陥ったのを知ったキャサリンは、彼を救うために協力を申し出た。解決策は、明日までにスティーブンと結婚すること。ただし、一年だけの約束で。
老舗の大手デパートで働き、ひとりで娘を育てているケリー。キャリアアップのため、マネージャー職に応募するが、シングルマザーというだけで面接さえ受けさせてもらえない。副社長サムに直談判するが、けんもほろろに追い返されてしまう。いくらハンサムで優秀とは言え、なんて偏見に満ちた傲慢な人なの! 帰宅したケリーに届いた驚きのニュース、それは大人気TV番組『人生交換バトル』の出演依頼だった。しかも、生活を交換する相手は副社長サムで――!?
画廊に勤めるソフィアは、ある男性と出会い衝撃を受けた。亡き父が描いた肖像画のハンサムな青年そっくりだったのだ。スティーブンと名乗る彼は、偶然にも翌日、父の遺作展を開催中の画廊に現れた。そしてソフィアが絵画修復の技術者だと知ると、自分の住むベネチアの宮殿へ来て絵画を見てほしいと強引な誘いをかけてきた。夢のような話にソフィアは舞い上がったが、スティーブンが彼女に近づいた本当の目的を、その時ソフィアは知るよしもなかった。
兄の戴冠式に出席するためクセイ王国に向かう途中、タヒールは墜落事故に遭った。怪我を負った彼を救ったのは、砂漠に住む美しいアナリーサ。タヒールは記憶を失っていたが、アナリーサの看護で体は回復していった。孤絶した砂漠で過ごすうち、お互いに惹かれあい、タヒールとアナリーサは体を重ねる。その翌朝、突然タヒールが侮蔑に満ちた言葉を投げつけ、冷酷に彼女を突き放したのだ。あんなにやさしかった彼が、いったいなぜ!? 私の体だけが目当てだったの!?
もう頼れるのは彼しかいない――ガブリエラは覚悟を決めた。病気の父の代理でまかされていた会社が資金難に陥り、苦境に立たされた彼女は、かつての使用人の息子ヴィンを訪ねた。彼に対して、愚かにもワガママに振る舞った少女の頃の思い出が、ガブリエラの頭をかすめる。彼は今や大成功を収めた実業家となっていた。助けを求めるガブリエラに、「結婚が取引きの条件だ」と彼は冷酷に言い放った! 彼はまだ私を憎んでいるんだわ。この結婚は復讐なのね…!
社交術を学ぶために名家に預けられることになった伯爵令嬢のアビー。 彼女はパーティの夜、ハンサムな男性、エミリオにダンスを誘われる。舞い上がり彼を求めるが、すげなく拒絶された。 9年後、PR会社で働く彼女の前に取引先の会長として再びエミリオが現れた! しかし、彼はアビーだと気付かずに誘惑してきて・・・。
「ここなら死に場所にふさわしい・・・」 “復讐”のために訪れたベネチア。真冬の石畳の上で、ジュリアは力尽きようとしていた。そんな時、まるで月影に誘われるように、古びた宮殿に導かれたジュリア。 そこで介抱されたジュリアは、宮殿の所有者ビンチェンツォの優しいまなざしに、心が揺らぐ。 「だめよ!もう、誰も信用しないと決めたのだから・・・!」
ピアノの天才少女だったノエル。しかし大人になった今、世間から忘れられ、自分を金儲けの道具として利用した母親は全財産を持ち逃げしてしまった。そんな彼女の前に現れたのはホテルの経営者イーサン・グレイ。今でもファンだと言う彼はノエルに共感し、とんでもない提案をする。「君と僕が婚約し、再び世間から注目を浴びる姿を見せて母に復讐しよう」ノエルは賛同するが、次第に彼に惹かれてしまう。彼が復讐の道具としてノエルを利用しているのに気づかぬまま…。
ブリアの夫サムは、テキサスの大富豪。彼が大怪我で病院に運ばれたと聞き駆けつけたブリアは、昏睡から覚めたサムの言葉に驚いた。「今回は成功したのかな、スイートハート? 妊娠の兆候は?」まさか…覚えてないの? サムの記憶からは、5か月前の流産のせいでふたりが別居という最悪の事態に陥ったことがすっかり抜けていた。ブリアはサムが回復するまで一緒に暮らすことにするが、離婚するはずの夫と過ごす新婚のような甘い日々は、ブリアの心をさいなんで…。
怖いもの知らずのフリージャーナリスト・ピッパはアラブの小国・シャリバイに単身取材に出かけた。そこがいまだにハーレムの残る絶対王政の国だと聞いて真実を確かめたくなったのだ。だが、ピッパは到着早々スパイと間違われてしまう。捕らえられた彼女を解放した国王・ミコラはなんと取材に協力する代わりに愛人のふりをしろと命じてきた!!やむを得ず「協力」する間にミコラに惹かれていくピッパはそうとは知らず宮廷の陰謀に巻き込まれていき―!?
クリスティーナは日焼けした男勝りの船の乗組員(ルビ・クルー)。なのに、地中海の港町で美しく謎めいた男性に声をかけられた。ほかに女性はいっぱいいるのに、こんな私に興味を抱くあなたは何者!? 「リューク・アンリ」と名乗ったけれど、その名に反応しないクリスティーナを彼は不思議そうに見つめてくる。そして「きっとまた会えるよ」と、微笑を残して去っていった。数日後、王族の乗る豪華客船での仕事が決まったクリスティーナは、思いもよらないかたちで再び彼とめぐり会う。
出会い頭の突然のキス!!あの人はいったい誰なの?見知ぬ精悍な男に唇を奪われたベルは、思わぬ体の火照りに戸惑う。「私にはロドリックという婚約者がいるのに・・・」しかしよりにもよってその婚約披露パーティーで、あの男――アンドルーと再会してしまった!なぜだか磁石のように自分の心を惹きつけるアンドルーに、戸惑いを覚えながらも歩み寄るベル。それが、危険な愛の罠だとは知らずに・・・・・・。愛は時として残酷。それが運命だったとしても・・・。
テンペストは億万長者の一人娘。真剣に女優をしていても、上流階級(ルビでセレブと入れてください)というだけで、スキャンダラスな報道ばかりされていつも三流扱いだった。いつかは認められたい。テンペストはひそかに稽古を積み、ある映画のオーディションに挑むが、その監督は、なんと元恋人のコリンだった。3年前、マスコミの報道をうのみにして一方的にテンペストを振った彼は、オーディションでも彼女に嫌悪の目を向けてくる。もうがまんできない。なんとしても彼に私を認めさせてみせるわ!
11世紀イングランド。小さな土地の領主の五女・アーディスは猪に襲われ、心と体に傷を負った。父親は子供が産めない体になったと聞くと、大領主の息子との縁談を断った。それを知ったアーディスの心は更に酷く傷ついた。なぜなら、縁談の相手は若獅子と呼ばれる美しく力強い戦士ジェラード、憧れの人だったから・・・。
時がたち、娘になる頃には運命を受け入れ、結婚を諦めたアーディス。1度だけ会ったジェラードの思い出を胸に生きて行くつもりだった。だが、運命のいたずらが二人を再会させた。ジェラード本人が改めて彼女を見初め、求めてきたのだ。子は産めなくても、彼の飽くなき情熱は受け止められる。彼女は彼に身を捧げた。
島国サッファンを訪れた、美容療法士・ノーラは尊大な皇太子・フィリップを目の前にし、凍りついた。 彼は5年前、モデルとしてこの国に撮影に来ていたノーラを一方的にふしだらな女と決めつけ、唇を奪った男・・・!苦い思い出を蘇らせたノーラに、さらにフィリップは言い放つ。 「君は僕の花嫁として、この国に呼ばれたのだ」。
「あなたが私の夫ですって?」 記憶を失い、病院の一室で目覚めた彼女の前に現れたのは、ジョス・ソーンダーズと名乗る魅力的な男性。彼女をクレアと呼び、自分達は新婚旅行の途中だと言うジョス。一方、彼と愛し合った記憶すらないクレア。彼が本当に夫なら、なぜ私は彼を怖いと思うのかしら・・・?
――彼がマーク・キング・・・。女性の敵ね!―― 妹をもてあそんで捨てた男・マークを見つけ出し責任を取らせるため、大胆な行動に出たクレア。 ――彼を誘惑し、妹の所まで誘い出してみせるわ!―― しかし、いざマークを目の前にしたクレアは、彼の王者のような風格に心惑わされてしまう・・・! ――なんて熱い瞳・・・。しっかりしなさいクレア!これは負けられないゲームなのよ・・・!―― 固い決心とはうらはらに、彼に堕ちてゆく想いを止められないクレア。 しかし、マークもまた“ある目的”をもって彼女に近づいたことを、クレアは知るよしもなかった・・・!
セレナは誰にも気兼ねすることのない、気ままな旅暮らしの生活をこよなく愛していた。 ある日、彼女は旅の途中でイタリア人のレオと知り合い、恋に落ちた。しかし、レオが途方も無い億万長者であるだけでなく、高貴な称号の持ち主であることを知ったのだ。 「レオと結婚なんて出来ない・・・。」セレナは身分違いの恋に苦しんで・・・!?
仕事の依頼でベネチアを訪れた画廊商のルースは桟橋に佇む男性に強烈な既視感(デジャビュ)を覚える。 ――以前、どこかで彼と出会ったのかしら?―― 不思議な感覚にとらわれつつ、ベネチアを観光していたルースは、偶然にも桟橋の男性と知り合うことに!! ミケーレと名乗る彼は、「ベネチアは初めて」というルースの言葉に、なぜか怒りの表情を浮かべる。不可解な出来事の連続に困惑しつつも、雇い主の待つ“獅子の館”へと向かうルース。だが、扉の向こうで待っていたのはあろうことか、ミケーレその人で・・・!?
古い館に、家政婦と2人だけで暮らすアンジェリカ。1年前に男にだまされて以来、二度と恋などしないと心に誓った。だから、ルーク・カニンガムとの出会いも何かの始まりだなんて思わなかった。
―この扉をたたく勇気をください― オータムは、盲目の有名小説家・ソールを訪ねた。 4年前、彼の目から光を奪ったのは幼すぎた自分の恋。罪の意識が、オータムをソールのもとから去らせたのだ。 彼を支えたいと願うあまり、偽名を使い、“エリザベス”としてソールの介助役に採用されたオータム。困難を克服し強く生きる彼のそばで過ごすうちに、オータムの「恋」はより深い「愛」に変わっていくが・・・!?
長年の夢であるペンション経営のため、カラメール公国へ戻ってきたカリッサ。 だが、そこに大公家の王子エデュアールが突然現れる。彼こそカリッサの、無惨に破れた初恋の相手だった。 失恋の痛みも癒えぬ彼女に、エデュアールは驚くべき言葉を告げる。私がやっとの思いで購入した、ペンションの所有権は彼にある、ですって・・・!?
フランスの駐在アメリカ大使の娘ジュリアナ。両親の銀婚式をフランスの古城で祝うため、ジュリアナを含む12人(!)の子供が一堂に会した。そこでジュリアナは城の持ち主ブルニエ公爵に恋してしまう。しかし無情にもアメリカに帰る日が来てしまった。ジュリアナたちが乗った飛行機にはハイジャック犯が潜んでいて…。
メグはお堅い小学校教師。ある日、休暇でシカゴを訪れ、人気女優テイラーとそのボディガード、ジャレットと出会う。普段の姿からは想像もつかないが、メグはテイラーにそっくりだった。そこに緊急事態が発生! テイラーがドラッグでふらふらだと言う。彼女の代役を務めてほしいとジャレットに頼まれたメグは、固辞するつもりだったが、超セクシーな彼に懇願され、断りきれずひき受けてしまう。自分のような田舎娘を彼が相手にするはずもないとわかっていながら…!
「自分に値段をつけるといい――僕は君を簡単に買えると思っている」スカーレットは友人と共同で事務所を経営する室内装飾家。しかし最近は財務状況が悪化して経営が苦しかった。そんな時、高額の報酬を約束する大きな契約が舞いこむ。だが契約主はなんと元恋人のアレッサンドロ・マルチアノだった! ホテルの経営者で億万長者の彼は、スカーレットに子供ができた途端、いわれのない非難を浴びせ、一方的に別れを告げられたのだ。その彼がなぜ再び私の前に現れたの!?
サマンサは映画監督の父と占い師の母のもとから自立しようとしていた。新米ガードマンとしての仕事は、エキスポ会場で食品会社のCEOドミニクを護衛すること。ドミニクは自社商品のラベルにセミヌードで登場、たちまちナンバーワン・セックス・シンボルとして全米女性の憧れの男性になっていた。彼の行く所、常に女性ファンが押し寄せ、タブロイド紙が追いかけていた。ところがなんと、そのセックス・シンボルが「恋人になってくれ」と申し込んできたのだ…!?
“独身男性のオークション開催”この広告を目にしたノエルは、意を決して会場にやってきた。妹の結婚式に同伴してもらう相手を競り落とすためだ。ノエルはある“商品”に目をつけた。「千ドル!」叫んだ後、立ち上がった男性は一番避けたかった人で…。競り落とした男性ハンターとの熱い週末が始まる。
スパイとして企業秘密を入手するよう命じられたゲイル。そんなことしたくないけれど、断れば会社は買収されて社員全員クビ。すべてはゲイルの肩にかかっていた。しかもスパイする相手が、高校生のときの初恋相手、ゼイン・ロレンソンだなんて! 一方的にゲイルが熱をあげた挙句、残酷に傷つけられて終わった恋。彼とは絶対再会したくなかったのに、彼付きの社長秘書として一緒に行動しなければならない…。再会を恐れながらもゲイルは秘書の面接に向かうが?
皇太子の夫・バディールが監禁され、レオニーはドマンを離れた。クーデター後も彼からの連絡がないまま5年。二人の愛情が終わったと感じたレオニーは、仕事をしながら娘を育ててきた。子供ができた事は秘密にしてある。知られたら、奪い取られてしまうからだ。が、突然の夫の出現でレオニーの心配は本物になり…。
夫ジェイクの愛を信じきれずに、家を飛び出したメグ。3年後、彼女はメルボルンでデザイナーとして独立していた。ようやく穏やかな暮らしを手に入れた矢先、ジェイクが現れた。彼はメグが自分の元を去った理由をどうしても知りたいと言う。「あなたは仕事仕事で家をあけてばかりで、寂しかったから――それだけよ」そう答えてごまかそうとしたものの、ジェイクは納得しない。でも、真実は言えない。それを1度口に出してしまえば、私たちのすべてが破綻してしまうのだから。
メリット・リードは小学校教師。優秀な生徒ばかりを集めた特別クラスを担当している。しかし、最近ジョニーという生徒の成績が急に落ち、危惧したメリットは彼の伯父トム・ヘネシーと話し合う。甥を気遣う優しさにメリットは惹かれた。だが、次にトムに会って彼の職業を聞いた途端、彼女の心に過去の暗い事件が…。
ケンブリッジ大学で歴史学を研究する内気でお堅いダーシィ。婚約披露パーティ直前、突然失踪した妹のせいで花嫁の身代わりを引き受けるはめになってしまった!妹の婚約者は大金持ちの実業家、伯爵ロレンツォ――。今、莫大な借金から我が家を救う救世主でもある。明るく奔放な妹のふりをしながら、想像以上にハンサムな彼の魅力に胸の鼓動を抑えられなくなるダーシィ……。――やがて仮の誓約書にサインをした直後、ダーシィは「結婚は本物だ」と告げられる!!なりゆきで結婚成立!?すべてはロレンツォの策略だった!?謎のベールに包まれた結婚生活の先にやがて見え始める大きな愛の運命とは…?
ナターシャは仕事一筋に生きてきた。過去の苦い経験のせいで、恋愛にも結婚にも興味はなかったけれど、大の親友が結婚することになり、花嫁付添人を引き受けた。花婿付添人との顔合わせも兼ねた婚約披露パーティー会場の豪邸で、ナターシャは1人の男にまるで不審者のように扱われ、かんかんになった。尊大な男の名前はカジム。アラブの王子様で、花婿の付添い人だった。彼はナターシャの耳元で「一晩あれば君の心を変えて見せるよ。一、晩、あれば」と囁いた…!!
ロイヤルカップルの誕生でにぎわうボマール王国。観光で訪れたミーガンは、突如女王の代役を引き受けることになる!ボマールのガブリエル王女と隣国の皇太子ニコラは実は犬猿の仲。親同士が強引に決めた結婚に反発し、ガブリエル王女は行方不明になっていたのだ。王女そっくりなミーガンは代役として華やかで夢のような王宮の行事をこなしていく。そして、ニコラを知るにつれ惹かれていった・・・。
叔父の遺産として大農園の債権を相続し、フィレンツェを訪れたアレックス。そこで彼女が出会ったのは、その大農園の経営者。限りなくゴージャスな兄弟、リナルドとジーノだった。債権について話し合おうとするアレックスに冷たい目を向ける、兄のリナルド。それどころかリナルドは、彼女をホテルからさらって無理やり農園に連れていくという強硬手段に出て!?
イギリスの、とある町。シングルマザーのローラは、公園にいる美しい男性に目を奪われた。 イタリアから来たというその男性ジーノは、娘のニッキの特別な外見に怯む様子もなく、すぐに打ち解けられる温かさと優しさを秘めていた。 そして、ニッキの提案でローラの家に下宿することになったジーノの温かい明るさが、ローラの心を包み込むように照らし始め・・・。
アラブの海で古代の沈没船を調査していたベルは、何者かによって身代金目的に誘拐され、小さな無人島に幽閉された!嵐の夜、間一髪のところをたくましい男性に助けられるが、クアルーム国の君主だという彼、ラフィークによって、今度は宮殿に閉じ込められてしまう。しかも、「1週間以内に自分と結婚するように」というのだ! いったいどういうこと?若き王ラフィークには、実はベルをひきとめなければならないある事情があったのだが…?
ニューヨークに住むモデルのサマンサは祖父に関わるあることを調べる必要があった。そのためにはイギリスの貴族カル・ローリモアに接近して彼の住む古城に招待されなければ!パーティーでの作戦が成功しローリモア城に乗り込んだものの迎えにきたのは以前知り合ったカルとは別人で・・・!? 彼の疑いの目をかいくぐりそのグレーの瞳に魅入られそうになる自分を押さえながらサマンサの古城探検が始まった!
「私を自由にして。ほんの束の間、本当の自分になりたいの」。パーティーの夜が最後のチャンスだった。小国の王女であるアメリアは、もうじき許婚と政略結婚させられる。相手は大国の王子だが、身勝手で、常に周囲からちやほやされなくては我慢できないような性格だった。そんな男性のために、私は操を守ってきたわけじゃないわ・・・。アメリアはありったけの勇気をふりしぼって、幼い頃に淡い恋心を抱いたラッセル・キャリントン公爵の胸に飛びこんだ・・・!
画家を志すケイティは幸運にもある資産家の高級住宅の留守を預かることになった。だが、友人と楽しく荷物を運んでいる最中に、ハンサムな男性に静かにしろと注意される。そう言えば隣人は神経質な億万長者だと忠告されてたけど…彼が? まさか。億万長者は悠々自適な老人と決まっているわ。その日の午後、庭のスケッチをしていたケイティは、ライラックの枝を取ろうとして木によじ登り、隣家の庭に落ちてしまう。しかも、落ちた場所はさっきの男性の腕のなか…!
――私はなんて事をしちゃったのかしら・・・!! 目を覚ましたクリスティンの隣にいたのはハンサムなロデオ・カウボーイのチャンス・ウォレン。 ――彼と裸で抱き合っていたなんて!! 昨夜いったい何があったの!?―― サッパリ覚えていなくて、クリスティンは大混乱!! それどころか、さらに重大な事実が発覚して・・・。 ――あなたと私が結婚したですって!! いったいなんの冗談なの・・・!?
「ジャイルズ・ブレーク。私はけっして、あなたを許さない!」――かつて私から不利な証言を引き出し、パパを有罪に追い込んだ憎らしい男・ジャイルズ。あの裁判ですべてを失った私は、レイ・ボーナムと名前を変えて、昼は建設会社の秘書、夜は学位取得の勉強と生活費のために恋人代行のアルバイトをしていた。そんな私の前に、彼は依頼主として現れたのだ!家族、無垢な少女時代、…私の幸せのすべてを奪った男が、今、私に愛を求めている。これは復讐のチャンスだわ!でも……。愛と憎しみの狭間で、私はどうしたらいいの?!
イケメン執事に囲まれた(!?)恋愛ドリーム! わたしだけの執事が、4人!? 姫岡こころの夢は、日本一のレディになれる「ミス プリンセスコンテスト」優勝! それには自分専用の執事がいないとダメだけど、フツーの女子には高嶺の花。でもある日、執事がこころに仕えることに……? しかもイケメン4人!?
Nitroplusの“虚淵玄”原案・脚本・総監修、今までの人形劇とは一線を画した武侠ファンタジー人形劇として話題の『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』アンソロジーが発売!!
お得感No.1表記について
「電子コミックサービスに関するアンケート」【調査期間】2024年3月15日~2024年3月22日 【調査対象】まんが王国または主要電子コミックサービスのうちいずれかをメイン且つ有料で利用している20歳~69歳の男女 【サンプル数】1,648サンプル 【調査方法】インターネットリサーチ 【調査委託先】株式会社MARCS 詳細表示▼
本調査における「主要電子コミックサービス」とは、インプレス総合研究所が発行する「電子書籍ビジネス調査報告書2023」に記載の「課金・購入したことのある電子書籍ストアTOP15」のうち、ポイントを利用してコンテンツを購入する8サービスをいいます。
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