「橋本エイジ（はしもとえいじ）」の漫画・コミック一覧

歴史モノは好きだが新選組は「戦争で死んだ人数より内部抗争や粛清で死んだ数の方が多い」というマイナス印象でなんとなく避けていた。でもつい興味をひかれてあまり知識がないまま読み始めた。最初一話一話が繋がらず内容が頭に入って来なかった。それでネットで史実を調べて足りない知識を補いつつ丁寧に読み進めると、表面に書かれていることだけでなくセリフや文の裏にある作者・著者両氏の意図等を認識するようになり(自分なりだが)理解できた。その分ハマった。なぜ新撰組が「終焉」に向かって突き進んだのか両氏が一つの答えを示してくれている。このマンガが読めてよかった。ハッと気づくと登場人物に思い入れを持ってしまっており(今13巻まで読んだ所)シマッタと…思い入れた分これからどんどん読むのが辛くなりそう。最後まで読めるかどうか…でも読むことで150年前に命を散らした英雄達と作者両氏に敬意を表することになるだろうか。

史実に基づいたﾌｨｸｼｮﾝなので知ってる名前もﾊﾞﾝﾊﾞﾝ出てきてﾜｸﾜｸします。狂犬のようだった土方歳三が稀代の名将へと成長していくｽﾄｰﾘｰなので、土方歳三のｲﾒｰｼﾞが…とか言ってる人いるけどそれは鳥羽・伏見の戦い以前の話かと。その後の土方歳三は我々のｲﾒｰｼﾞに合う土方歳三と思います。
とにかく魅せ方が上手な漫画で、何度も笑わされ何度も泣かされました。史実と違う所があっても漫画だと割り切って読める人には楽しめると思います。私は大好きです！

賛否ははあると思います。絵を見て思いましたが多分、女性向けの新選組の話じゃないですか？
25巻まで読みましたが時代はあながち合っていますが架空の人物が多すぎるうえ多少の突っ込みもありますがストーリーとしては面白かったです。
薄桜鬼やピースメーカーの世界観に近いと思いました。

こちらで購入していないので星は３で

色々、新撰組題材の小説や漫画を既に読んでいる人は、キャライメージの違いに戸惑う気がする。特に土方さんがよくあるテンプレの少年漫画主人公みたいな感じで軽率すぎるのは納得いかなかった。こんなに軽率だといずれは副長として新撰組をまとめていけないだろ？とそればかりが気になった。別に史実云々はフィクションだから気にならないけど、キャライメージが納得いかないと読みにくい。他のキャラが既存のキャライメージとあまり違わないだけに、土方さんのキャライメージの違いが気になって集中できない。名前だけを借りたオリジナルキャラって思い込んで読まないと辛い。

絵も綺麗だし。話も面白い。まんま本名だから分かりやすい。若干銀魂に被らして読んで勝手に楽しんでます笑
オススメ！