「さとうみゆき（さとうみゆき）」の漫画・コミック一覧

知らなかった難病のことを、かわいらしいイラストでわかりやすく読むことができました。
どんなに健康な人でもいつどんな病気になるかわからない、けれど寛解して元気になることもできるという希望がある、という、タイトル通り難病について考えることができました。さらに、特に熱で苦しむ病気…インフルエンザやコロナに感染して辛い時、作者様の難病には程遠くレベルが違うので恐縮なものの、苦しみ自体には共感し、「今ここを乗り越えれば…！」という気持ちになれるので、病床で必ず読んでいます。
年齢的にも発症時の作者様と近いことで共感度が上がっているかもです。作者様が現在も寛解されてお元気なようで、それもうれしいです。

人はいつ病気になるのかわからない。
怪我かもしれない、事故かもしれない。
いつ命の危険にさらされるか、なんて。
考えないようにしていることが、実は異常？で本来は常に念頭にあるべきことかもな。
なんてことを思いました。
作者が素直に自分の心情を吐露しているのが、また追い込まれたギリギリ感を物語っているのが胸に迫りました。

毎日を感謝して生きよう。って当たり前のことが出来てないことを再認識させてもらえました！

題名に惹かれて読んでみました。
世の中には原因不明の病気が多数あるんですね。
熱が続いて薬も効かない原因もわからない、いつ治るかわからないツライ日々をおくられたんですね。自分にもそういう事が起こる可能性が0ではないと思うと怖いです。

レアな病気の漫画を見つけ、即読みました。
病気についてとてもよく描かれており、分かりやすい内容だと思います。
私は25歳の時、成人発症still病になりました。
４ヶ月入院し、生死をさ迷う生活を送りました。
ステロイドを服用しつつ副作用と共存し、色んなことを学びました。
病気によって婚約破棄されたり失職したりと嫌な目にも遭いましたが、それによって人間の本質というものを見れたと思います。
病気だからと差別しない、本当に優しい人、親身になってくれる人、今はそういう人達だけと付き合っていられます。
現在寛解中で、悔いがない人生を送ろう、とやりたいことやってます。
発症するまでは病気知らずだった健康体が、突然難病にさらされるなんて誰しも予測できないことですが、それは誰にでも起こりうること、それを実感できる漫画だと思います。

私もちょうど震災が起きたあの日から、成人スティル病で入院していました。
原因不明が何ヶ月も続く、辛い検査、ステロイドによる感染症、他の副作用、社会復帰に対する不安、病気そのものへの恐怖…。共感できることばかりで、当時を思い出し涙しながら読ませていただきました。
一昨年の冬に再燃し、ステロイド治療をしていますが、自覚症状はなく元気に過ごしています。
どうかこの作品が少しでも多くの方の目にとまり、世の中には様々な病気で苦しんでいる人がいるということ、そして、現在同じ病気で苦しんでいる人が、決して自分は一人ではないということを知ってもらえることを願います。