違うと、分かっているはずなのに―
お前といるとあの人を思い出す…
大事に育てた“息子”にこんな感情を抱いてしまうなんて
『顔も声もだんだん似てきた。成長するにつれ、アイツの面影が重なる―…』ヤクザの若頭補佐・彰仁には高校生の息子・佑真がいる。近所でも評判の仲のいい親子だが、実はふたりには血の繋がりはない。佑真は、彰仁がかつて愛したヤクザの親友・宗佑の忘れ形見である。亡き宗佑への秘めた想いを封じ、佑真を引き取って以来、父親として彼を懸命に育ててきたが、月日の流れは残酷だ…。徐々に宗佑に似ていく佑真に、彰仁の胸は掻き乱されて―…。
恋しい男を想い、別のオトコに抱かれる―
優しいキスもぬくもりも、すべて偽りだけれど――会社員の虻川は、学生時代からの後輩である江藤に長く片想いをしていた。告白するつもりもなかったが、その想いを江藤の友人・志田に見抜かれてしまう。背格好が江藤によく似た志田は面倒なく寝られる相手を探していたと言い、「取引しませんか」と持ちかけられてセフレになった。以来、志田に江藤の面影を重ね、明かりを消した部屋で虻川は抱かれ続けているが――。 ※帯に記載のプレゼントフェアは電子版は対象外となりますので、お気をつけ下さい。
叶わぬ初恋を引きずりながらすれ違う
持ち前の甘いマスクを武器に、今日も一夜限りの男を誘うユキ。相手の条件はただ一つ…初恋の人の面影があるかどうか。他には何も興味がないというユキの挑発で揉め事になりそうなところに、颯爽と現れた色男――。「初恋を自分で汚しちゃうの――?」本気になれないリーマン×初恋こじらせビッチ、運命の再会を秘めながら絡み合うふたりの行く末は――? 叶わぬ初恋を引きずりながらすれ違う、ふたりの再生成ラブ!
あの人に勝ってお前を手に入れる
番長キラーと名を馳せる八王子丞(はちおうじ・じょう)、通称‘ハチ公’の次のターゲットは、姫宮(ひめみや)が番長代理を務める朝凪高校。突然現れたハチは姫宮の唇を奪い、熱い夜を過ごす。一方の姫宮はハチの姿に懐かしく切ない面影を重ねていた――。好きすぎてどうしていいかわからない! ワンコと姫の青春狂想曲。
君とのセックスはしない方がマシだった
「ちょっと待って、トイレ。やめて。ダメ…出ちゃ…」大学の図書館で勉強していると、昔友達だったアイツの面影を持つ司書を見かけた。クラスにいたいつも本を読んでるメガネのアイツ。仲良くなって自宅で遊んでいるときにふざけあって失禁させてしまった。あのときお互い勃ってしまって…。あんなことがなければ今でも友達でいられたんだろうか。再開したアイツには変な性癖がついていて…。止まっていた歯車が動き出すーー。
仕事と引き換えに結んだ愛人契約だったが―
日本酒造り酒屋の息子・大夢は試飲会イベントで初対面の男にいきなりキスをされる。彼の名はフランツ・ド・ディオン――フランスの古城に住む富豪の事業家だった。その場は酔っ払いの冗談と笑って流したが、男しか好きになれない大夢にとって、フランツのキスはときめきを感じるものだった。一方、フランツは忘れられない恋人の面影を大夢に重ねていた。フランツから仕事と引き換えに愛人契約をもちかけられた大夢はそれを承諾するが―――?
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