「たかせうみ（たかせうみ）」の漫画・コミック一覧

自分の事しか考えられず自分だけが可愛い、みたいな人生観にガッカリしてしまった。
主人公は大人なんだよね？と思わされるシーンが多くてしんどい。
ストーリーの構成上周りの環境も悪いんだけど、それ以前に主人公の薄っぺらさが気になる。

何だかんだで単話の61話まで読んだところ、最初とだいぶ感想が変わった。
初めの方の話だけだと全体的に「古い」感じがしていたが、話が進んで来るとエピソードやセリフ、表現などが今の世代感覚に近づいて来る感じ。
主人公が理不尽な目にあったり、悪役に精神的に追い詰められながらもそれに耐えて健気に頑張る（ドアマットな）姿を描く、読者をイライラ、ハラハラさせるストーリー展開。前半はまさに主人公を始め、舅・姑、旦那がそれなので今の感覚で読むと古い感じがしてしまう（多分、連載開始当初はとれがトレンド）。
最新話に近づいて来ると「ポジティブ」な展開や表現が増えてくるので最初と印象が違う。
とりあえず途中の展開にイライラしても、前半を我慢して最新話まで読むと面白くなってくる話だなと思った。

５巻まで読みました！
私自身は、結婚も出産もしたくない、という人間です。
パートナーとペットと暮らしてます。
現代は私に後ろ指を指す人は、『少なくなった』けれど、田舎に帰った時や、巷では同世代の著名人が『子供を持ちたくないなんてバカ』などと言って話題になっていたし。
まだまだこの漫画のような価値観はあると思う。

私自身は、何を言われても(気にはするけど)他人の価値観に惑わされることは無いけれど、辛い人もまだ居るのでは？
出産した友人達を見ていると出産は、良いものなんだな、とは思える。

誰がどういう判断や選択をしても、その人を尊重したいし、幸せを望みたい。
改めてそう思える漫画です。

コマ割り？ストーリーの進み方？もうまくて普通にオススメです。
家庭を壊す嫌な女性は、５巻で成敗？されます。
ただ、この女性も…トラウマで認知が歪んでるのだと思う。

一昔前の話が元かな～という印象。

今時は子ども作らない夫婦も居るし、結婚しないで同棲だけ続けて10年なんてカップルも居る。

今はこの年代の夫婦なら、共働きが多いのでは？
親世代も「結婚したら妻が仕事を辞めて、家庭内に入るのが当たり前」とか
「子ども産むのが当たり前」なんて言うのは昔の話。
その頃は育児休業制度なんか無い企業がほとんどで、結婚して妊娠・出産したらまともに働けないので
正社員は辞めて当然みたいな風潮だった。
今でも職場や家族など、周囲の協力が得られない環境の人も残っているみたいだけど、昔よりはまし。

このお話は一方の価値観だけが正論だと思ってはいけない、様々な考えの登場人物が居て
難しい問題を投げかけている漫画だけど、
今の若い世代には共感できない（現実的では無い）（過去の世代の事）だろうと思う。
ただ「読んでイラつく」漫画かもしれない。

夫婦間で自分の気持ちを言えない話し合えないんじゃ、子供云々の前に夫婦関係終わってるわ…そんな夫婦の間に生まれた子供がかわいそうだから、トラウマとか関係なく、産まなくて正解！1巻でイライラして読む気なくなった。